2015.07.21 

ボランティアレポート~「2015なら春キャンプ」に参加!

こんにちは、教育学部現代教育学科2回生の北澤優希です。
4月4日~5日にかけてNPO法人自然体験共学センター主催の「2015なら春キャンプ」に参加してきました。奈良市青少年野外活動センターを会場にして、1泊2日の日程で行われました。対象は小学校1年生から中学生1年生までの子どもたち。子どもたちは6~9人で1班を作り、そのグループで2日間、様々な活動を行います。
それでは、その時の様子を写真とともに紹介します!
 
ボランティアの私たちはサポーターという立場でそのグループに入ります。活動・生活面での手助けをしつつ、一緒に遊んだり考えたりします。「先生」ではなくあくまでも「サポーター」という立場で子どもたちと同じ目線で活動を行うことを大切にしているキャンプなので、より子どもたちと近い存在で関わることができます。まず、班の中で改めて自己紹介を行い、班長と副班長、班の名前と合言葉(今後各班、点呼の際の合図として使用)を決めました。それぞれの班がこれからのキャンプがどれほど楽しみなのか伝わってくる楽しい名前・合言葉ばかりでした。お昼を食べ終え、活動を行うアスレチック広場に移動し、各々遊具で思いっきり体を動かして、とても楽しく遊びました。
 
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遊んだ後は、就寝準備です。その日泊まる部屋の準備もすべて自分たちで行いました。
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部屋が片付いたら、夕食の準備です。今日のメニューは、カレーです。野菜を切ったり火をおこしたり、楽しく、また、助け合いながら作ったカレーはとてもおいしかったです。中には、「今まで食べたカレーの中で一番おいしい!」と言っている子どももいました。
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そして夜は部屋の中でキャンドルサービスを行いました。ろうそくを持って円になり、それぞれが灯したキャンドルで様々なことを語り合いました。子どもたちも「自分」と向き合えるとても貴重な時間となったようで、素敵なひと時を過ごすことが出来ました。
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そして、明けた二日目です。二日目は、クラフト(工作)を行い、のこぎりを使って木材を切り、思い思いの名札を作っていきました。子どもたちが一生懸命に作った名札は、きっと素敵な宝物になったと思います。
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このようなキャンプボランティアの良さはなにより、子どもたちと関われる時間が長いことにあると思います。子どもたちと長く接することができれば、子どもたちについてより深く理解できます。また、大学で学んだことを実践する良い機会にもなり、その中での「失敗」は、新たな学びを生むきっかけにもなります。
今回のキャンプで特に感じたことは、子どもと接する際は「子ども目線」になることが本当に重要だということです。当然ながら、子どもたちは、大学生の私たちとは考えが全く違っています。でも、子どもたちのためにプラスになる働きかけを子ども目線で考えると、子どもたちが何をしてほしいのか、また、今どう思っているのかに気づくことが出来ました。
 

~これから、ボランティアに参加しようと考えている皆さんに~

このようなボランティアは、夏休みなどの長期的な休みの期間にしか味わえない体験です。特に上回生になれば実習等で行きたくても行けなくなってしまいます。1・2回生の方にはぜひ参加していただき、大学での学びとはまた違った学びを得ていただきたいです。
とても良い思い出ができますよ!
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現代教育学科2回生 北澤優希

※写真提供元 自然体験共学センター

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