2015.07.24
離島・へき地医療体験実習がスタートしました!~看護医療学科
「離島・へき地医療体験実習」は、地域住民と密着した医療や看護が実践されている地域に赴き、対象者の生活背景を考慮した全人的医療を体験し、また実際の生活の状況を観察し体験することで「ひとのくらし」を理解し、保健・医療・福祉の望ましいあり方や看護職の役割を学ぶ実習です。今回、奈良県野迫川村に行っている堀内教授からレポートが届きました!
2015年7月22日(水)、今年も村長から歓迎のお言葉を頂き野迫川村での実習がスタートしました。生憎のお天気でしたが、役場でオリエンテーションを受けた後、住民課課長様の案内で村の要所を訪ねました。
鶴姫公園では幸せの鐘「天空の響」を鳴らした後、2011年の大水害で崩れた山の斜面を対面する山から見せて頂きました。
あとアマゴの養殖場についてもお話を伺いました。
3年にわたる仮設住宅での生活を強いられた北股地区の皆さん、ご自宅に戻られて約1年になります。
体力測定など健康度をチェック、その後は交流会を開催しました。郷土料理である芋餅を作ったり、ビンゴゲームをしたり楽しい時間の中にも、水害や避難生活を振り返りながら、貴重なお話を聞かせて頂き、学びや考えることがたくさんありました。
まだまだ工事は途中です。完成した堰堤の上にも、さらにふたつの堰堤を設置するのだそうです。土砂災害で分断された集落をつなぐ橋の建設も急いでいます。
本日の振り返りもしっかりと! 明日は、25日に開催される村の祭りのお手伝いをさせて頂きながら、村や住民の方々の生活について理解を深めていきます。
看護医療学科 教授 堀内美由紀
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