2015.08.04 

英語科教育実習(中学校)報告会~現代教育学科

7月23日(木)に2015年度英語科教育実習(中学校)の実習報告会を行いました!
 
前期に中学校での英語科教育実習を終えた3回生、4回生からの報告会が開催されました。
今回は、次年度以降に英語科教育実習を控えた学生も出席し、実習に向けての心構えや、実習前にしておくべきこと等の意見交換をする機会も設けました。実習を終えた学生はどこか自信があり、堂々とした雰囲気とともに、ひとまわり成長したように感じました。
今回は実習を終えた学生の報告内容から実習で学んだことと感じたこと、これから実習に参加する学生に向けてのメッセージをまとめました。
 
○実習で学んだこと、感じたこと
・指導教諭の先生とはもちろん、ほかの先生との関わりが大切
・生徒との距離の取り方の重要性
・細かい英語の表現のニュアンスに気をつける
・目の前の生徒の実態に合わせた授業を作ることが大切であるということ
・クラスルームイングリッシュの大切さ
・学校現場の生徒指導の実態
・ALT(Assistant Language Teacher;外国語指導助手)の先生との関わりと難しさ
・生徒にとっては1回しかない授業であるので、間違った情報を与えない、1時間1時間を真剣に一生懸命やりきること
 
○これから実習に参加する学生にむけて
・英語力(特に発音)を伸ばしておく
(→アクセントやセンテンスの繋がりを何度も聞いて、発音できるように練習する。)
・自分のキャラクターを確立させておく
・健康管理の方法(睡眠時間、リラックス法など)
・大学での模擬授業の時から時間配分を気にする
・自分に自信を持てるようになっておく
・熱く語れる何かを経験しておく
・知識を増やす(本、様々な人との関わり等から)
・前向きな思考を持つ
 
 
今年度実習に参加した4回生からのメッセージ
実習を終えた私たちは、以前よりも堂々と人前に立ち、自身の経験を語れたように思います。中学校で過ごした2~3週間は、授業づくりや生徒や先生方との関係づくり、慣れない生活リズムなど、過酷なものでした。しかし、最大限の力を出し切り、実習を経験した学生全員が自身の成長、教員という職業への憧れとやりがい、そして楽しさを全身で感じて帰ってきました。
 
これから実習に参加しようと考えているみなさんへ。
中学校での実習に辿り着くまでも、授業や課題、模擬授業など、乗り越えなければならない多くの壁があります。それらを越えるのは決して容易なことではなく、辛いときや投げ出したいとき、逃げ出したいときがくるかもしれません。私にとって実習は人生においても大きな経験になり、実習を終えた今、中学校の免許取得を諦めず続けてきてよかった、と心から思っています。みなさんもぜひ諦めず努力を続けてください。生徒たちや先生方との素敵な出会いが待っています。
 
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教育学部 現代教育学科
4回生 西川実輝
3回生 板倉加奈

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