2015.09.24 

畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートVol.15

2015年度短期語学留学(イギリス)を振り返って

 
イギリスでの3週間の短期語学留学があっという間に終わってしまいました。日本出発からのことを振り返ってみると、いろんな人との出会いの中で、たくさんの貴重な経験ができて、本当に充実した3週間だったと思います。
私も初めてで緊張と不安だらけだったカンタベリーでのホームステイ。最初はイギリス特有の ”can” “カン” と発音したり、単語、単語を少し短く切る発音の仕方になかなか慣れなくて言葉が聞き取れませんでした。そのうえ、自分の伝えたいことを英語でうまく表現できなくて、会話をすることすら一苦労で、最初の2、3日は少し心が折れました。でも、少しずつ英語だらけの環境に慣れてきて、ホームステイが終わる頃には「どこで何をしたか」「イギリスの文化や気候」などの話を聞いて理解できるようにまでなりました。ホストファミリーの方々も親切な方ばかりで、家庭料理もとてもおいしく、とても心地よく2週間を過ごすことができました。ところで、イギリスといえばフィッシュアンドチップスですが、実際に買って、それが白身魚のフライとポテトフライだと分かったときは本当に驚きました。日本では「まずい」と有名ですが、全くそんなことはなく、おいしかったです。
1
 
ホームステイの間はコンコルドインターナショナルという学校に通っていました。コンコルドでの授業は日本での英語の授業と大きく違い、ディスカッションとスピーキングをしながら、イギリスの英語・文化について学びました。通い始めたころは全て英語で行われる授業についていくのでさえ必死なのに、クラスには様々な年齢、国籍の人がいて、周りの人の発言力にただただ圧倒されるばかりでした。しかし、よく聞いてみると全員が完璧な英語を話しているわけではなく、正しい文法、発音よりも伝えようとする努力が大切だということを知りました。どんどん英語で話すことが楽しくなり、自分の意見を素直に発言する“おもしろさ”に気づきました。英語で話すことにためらいがなくなると、韓国、イタリア、スペイン、フランスと、本当に多国籍の人と会話ができて、まさに身をもって英語を話す楽しさを体験できたと思います。積極的に授業に参加できるようになると、自分の英語力の上達スピードも上がっていきました。最後の授業でコンコルドの先生に「あなたのスピーキングはとても良くなったわ」と褒められたときは本当にうれしかったです。今でもコンコルドに戻りたいくらい楽しい学校でした。
2
 
カンタベリーでの自由時間は世界遺産であるカンタベリー大聖堂の見学に行ったり、カンタベリー周辺の町へ出かけたりしました。その中でもドーバーのホワイトクリフの絶景を見たことが一番の思い出です。言葉では表せないほど壮大な景色が目の前に広がっていて、ホワイトクリフまでの道のりの険しさも忘れてしまうほどでした。
3
 
ロンドンでの最後の4日間は観光地をめぐる深田先生のロンドンツアーに始まり、ロンドン中を交通機関を使わずに歩き回りながら、街並みの変化を見て楽しみました。
4
 
振り返ると本当に濃い3週間で、『英語の先生になりたい』という意志を改めて刺激された語学留学だったと思います。「楽しかった」で終わるのではなく、今回の経験を活かして、今後の英語学習に役立てていきたいなと思います。
 

報告
現代教育学科1回生 下坊美月

 
【関連記事】
畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.0(事前オリエンテーション編)
畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.1(出発編)
畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.2
畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.3
畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.4
畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.5
畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.6
畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.7
畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.8
畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.9
畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.10 
畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.11
畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.12
畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.13
畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.14

この記事をシェアする