2015.11.27 

理学療法学科『キャリア発展セミナー』~学生による授業レポート

4年次後期配当科目『キャリア発展セミナー』
~海外で活躍する理学療法士による講義~

 
理学療法学科では、4回生に最先端の臨床、研究領域について理解し、今後の自分自身のキャリア形成に役立ててもらうため、様々な分野の第一線で活躍する方々に講演をいただく『キャリア発展セミナー』を開講しています。今回は、スイスの理学療法士として活躍する先生方からの講義の様子を4回生の坂本さんより紹介いただきます。
 
理学療法学科4回生の坂本絢美です。今回、スイスから理学療法士のWernerさん、そして現在スイスで理学療法士として働かれている長谷川さんに『腰痛に対する徒手療法』についての講義をしていただいたのでブログを書かせていただきます!
 
日本人の90%腰痛を経験したことがあると報告されています。そのほとんどは痛みの原因が分からず、困っている方も多いのが現状です。理学療法士は痛みの原因を見つけ、治療することができます。今回、約3時間の講義を通して、腰痛に対するリハビリテーションプロセスを教えていただきました。スイス人のWernerさんは日本語を話すことができないので、長谷川先生が通訳をし、また冗談も交えながらの講義で、楽しい雰囲気でした。
 
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実際に腰痛をもつ学生を被験者とし、目の前で評価、治療をしていただきました。痛みの原因を探り、高度な技術で治療を行い、みるみるうちに痛みが軽減し、驚きました。言葉は通じませんでしたが、Wernerさんの『患者さんを治したい。助けたい。』といった気持ちがすごく伝わりました。また、そういった気持ちが、技術や知識に繋がるのではないかと思います。
 

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今回の講義で得た知識を今後、臨床で活かせるようにし、また立派な理学療法士になり、よりたくさんの人が腰痛に悩まされることなく、、よりたくさんの人が楽しい日々を過ごせるようにしたいと思います!  充実した、とても楽しい講義をありがとうございました!

理学療法学科4回生 坂本絢美

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