2015年12月18日の記事

2015.12.18

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.18~11月勉強会(子どもとのかかわり方と発達)

こんにちは! TASK(健康支援チーム)、健康科学部理学療法学科2回生の原田梨紗子です! ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 毎月勉強会を実施していますが、今回11月の勉強会は現代教育学科の学生主催で行いました。 テーマは 小学校・幼稚園の子どもとのかかわり方と発達 でした! はじめに、みんなでくじを引いて席替え、班決め! 小学校のときの席替えのドキドキ感を思い出せましたか? 班に分かれたあとは、ピアジェによる子どもの認知発達段階について勉強し、発達の中から、「イヤイヤ期」「命名期」「独り言期」について学びました。子どもがそれぞれの発達段階にあるときの声のかけ方なども学びました! 子どもたちの発達には周りの接し方も大きく関わるんだな、と思いました。 次にアニミズムの例題、「雲はなぜ動くのか?」「卵は塩水の中でなぜ浮くのか?」をみんなで考えてもらいました。 「旅行したいから」「仲間とくっつきたいから」「逃げ出したいから」「ダンスをしているから」など可愛い答えが出ました! 三つ山問題もみんなで考えてもらいました。 年齢による変化を学びました。 その次は、前操作期の直観的思考期における、語彙数や仲間関係の変化や心の理論について考えました。 就学時の語彙数は使える言葉の数は2500語であるのに対し、意味が理解できる言葉の数は6000~8000語もあることがわかり、びっくりしました! これはクイズ形式でみんなに答えてもらいました。 みんな手を挙げてくれてうれしかったです! 心の理論については「サリーアン課題」を用いて考えました。 心の理論はちょっと難しかったですね。 そのあとに児童期(具体的操作期)における、認知の発達、社会性の発達、身体の発達を分かりやすく説明してもらいました。 また、算数科と理科の小学校学習指導要領と、今奈良県の一部で使用されている国語の教科書をみんなで見ました。 小学校の先生ってこんな風に教えてくれてたんだ、こんなに考えてあったんだ、と驚きでした! 最後にみんなで宇陀市連携事業として現代教育学科が中心となって作成された「宇陀うきうきダンス」をみんなで踊りました! 思っていたよりも難しくてハードでしたが、楽しそうに踊ってくれて嬉しかったです! 童心にかえって踊ることができたでしょうか? うきうきダンスの活動はこちらをご覧ください! また、うきうきダンスの動画はこちらをご覧ください! みんなでわいわい踊ったあとはみんなで恒例のT~!! 今回の勉強会では、子どもと接するには童心にかえることが一番であることを学びました。 いつか子どもと接する機会があれば、この勉強会で学んだことを思い出しながら、童心にかえって子どもと一緒に楽しみたいと思います! 理学療法学科2回生 原田梨紗子

2015.12.18

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.18~ロコモ予防 in シニアキャンパス!

こんにちは!(^o^)/ TASK(学生健康支援チーム)、理学療法学科2回生の浅野です! ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。 学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 12月6日(日)に、広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクトキックオフイベント「畿央大学シニアキャンパス」が開催され、多くの地域の高齢者の方々が畿央大学に来校されました。私たちは、ロコモティブシンドローム予防講座、認知症カフェミニ講座やKEEPお手軽運動教室などが開催されるなか、認知症カフェのお手伝いをさせていただきました。認知症カフェについては看護医療学科のメンバーが担当してくれたので、今回はロコモティブシンドローム予防講座について報告したいと思います!^o^ みなさん、「ロコモティブシンドローム」という言葉を聞いたことはありますか? ロコモティブシンドロームとは筋肉、骨、軟骨などに障害が起こり、歩行や日常生活に支障がある状態のことで、「ロコモ」という略称で呼ばれています。高齢化社会を迎えた今、ロコモを予防して健康寿命を延ばす取り組みはとても注目を浴びています! 最初にロコモティブシンドロームについて理学療法学科の高取先生、松本先生からのお話があり、その後「ロコモ度テスト」を実施しました(^^) 私たちTASKは、このロコモ度テストの実施のお手伝いをさせていただきました♪ ロコモ度テストは立ち上がりテスト、2ステップテスト、そして体の状態や生活習慣についてのアンケート、の3つから成り立っています。立ち上がりテストは、座った姿勢から両脚・片脚で立ち上がれるかどうかで脚の筋力を測るテスト、2ステップテストは歩幅を測定して、脚の筋力・バランス能力・柔軟性など歩行能力を総合的に見るテストです。 参加者のみなさんにとってなかなかしんどいテストだったと思いますが、同じ動きをしてみたTASKメンバーも、「まだまだ若い私たちでも、大腿四頭筋(注:太ももの前の筋肉です)が痛い!」なんて言ってるメンバーもいて、しばらく筋肉痛に悩まされることになりました…(^^;) シニアキャンパスの最後にはKEEPの皆さんによるお手軽体操教室が開催されました! 朝起きた時に行うと良いストレッチや下半身を鍛える筋トレなどがリズムに合わせてダンス風に工夫されており、これなら楽しく続けることができそうだなと感じました! 今回のシニアキャンパスでは、ご自身の体のことに関心を持ってロコモを予防しようとしている参加者の皆さんの熱意をより感じることができました!地域の方々に健康に関心を持っていただけることは、私たちTASKにとっても本当に嬉しいことです(^^♪ 最後に、認知症カフェのレポートにもありましたが、KEEPの皆さんとの活動はとても楽しい時間でした。こういう形で地域の皆さんと関わりあう機会が今後もっと増えていけばいいなと思います(*^▽^*) 理学療法学科2回生 浅野紗也香 【関連リンク】 広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクトfacebookページ 広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト「畿央大学シニアキャンパス」を開催しました。 TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.17~シニアキャンパス(認知症カフェ)