2016.01.22 

学生広報スタッフblog vol.196~災害看護論校外学習レポート第2弾!

こんにちは(^ω^)
学生広報スタッフ☆きーさんです!
今回は、看護医療学科4回生後期の選択科目「災害看護論」(担当:堀内美由紀先生)についてのレポート第2弾♪
1月8日(金)、奈良市にある県営競輪場で奈良DMAT*隊員のSCU*展開訓練が行われ、私たち受講生も参加させて頂きました☆
※DMAT(ディーマット;Disaster Medical Assistance Team=災害時派遣医療チーム)は、災害急性期に活動できる機動性を持った、トレーニングを受けた医療チームのことです。
※SCU(Staging Care Unit=広域搬送拠点医療施設)は、広域災害時において災害現場から搬送されてきた傷病者の応急的な治療とトリアージを行い、重症度の高い人から優先的に、専門的な治療を行うために指定された災害拠点病院へ搬送するまでの治療場所をいいます。
 
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(写真左)訓練場所は近鉄平城駅から徒歩10分弱の立地☆
(写真右)広い駐車場。もちろんこの日の競輪はお休みです!
 
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写真左)SCU展開時の配置図や車両の動線についてシミュレート☆
(写真右)テント設営!ここで私たちも役割を分担して作業に当たりました(^^)
 
災害発生時は迅速にSCUを展開しなければいけないので、普段からの訓練で組み立て方など物品の取扱方法を熟知しておくことが大切なのはもちろん、緊急時に素早く行動するには作業を行う人や指示を出す人など、縦系列の役割分担(指揮系統の確立)も大事だと分かりました☆
 
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(写真左)空気を送り込んで・・・
(写真右)完成!!思いのほか簡単に組み立てられました♪(もちろん、隊員の方々にお力添え頂いたからですが)
 
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(写真左)テント内に簡易ベッドを4床設置します☆ 限られた物品、スペースで最大限に効率の良い配置を考えます。治療や看護を行う際の動線も考慮に入れて、話し合いました☆
(写真右)完成!もちろん、「正解」は無いでしょうし、実際に運用しつつ微調整をして行かねばならないものだとは思いますが(^^)
 
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(写真左)別のテントではこういう配置に☆
(写真右)本部テントでは、県のSCU訓練史上初めてテレビが映りました♪ 災害時の情報収集にとても重要な媒体なのです(^^)
 
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▲DMAT隊員の皆さんによる搬送デモンストレーション!
 
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▲終了後はしっかりと後片付け☆ この日は時おり雨も降っていたので、しっかり水分を拭き取って撤収します。
 
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(写真左)終了後のミーティングにも参加させて頂きました♪
(写真右)DMAT隊員の皆さん☆ 横一列で歩く姿がかっこいい!
 
今回の校外学習では、DMATによるSCU展開訓練を通して災害急性期に必要とされるCSCATTT(Command,Safety,Communication,Assessment,Triage,Treatment,Transportation)確立の実際も学ばせて頂けたように思います☆ また、隊員の皆さんの精悍な雰囲気が格好良く思えました(^^)
このような貴重な機会を与えて頂き、本当にありがとうございました!
 
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