2016.03.15 

大阪市立阿倍野防災センターを見学!~災害復興ボランティア部HOPEFUL

3月10日(木)、災害復興ボランティア部HOPEFULでは春の遠足として、大阪市立阿倍野防災センターに行ってきました。阿倍野防災センターでは、自分たちの住んでいる町がいざ地震、火災が発生したとき、どうやって避難し、命を守るのかということを実際に体験できる施設です。主に施設は、消火・避難・救助といった一連の行動に関連付けて設計されています。
私たちは、実際に災害体験コーナーを回り、災害について体験を通して学びました。
 
○初期消火コーナー
HO1
 
食堂の厨房から火災発生した場面を仮定し、消火器を使って消火活動をしました。
素早く消火器の安全ピンを抜き、ホースを左右に動かして火を消す一連の動きは簡単なようで実際にやると、早く火を消そうと思い、慌ててしまいました。
 
○消火コーナー
HO2-horz
 
2階建ての家屋で火災発生し、ポンプを使って火を消すといったコーナーです。
可搬式ポンプの起動・放水から消火までの手順を学びました。
実際にポンプは重く、二人がかりで消火をしました。機械を操作する人とホースを持って消火する人との合図や声掛けが大切だと思いました。
 
○救出コーナー
HO4
 
人がタンスの下敷きになっているところを二人で救出するコーナーです。
一人がジャッキを使ってタンスを持ち上げ、もう一人が負傷者に何度も声掛けをしました。救助するにあたって、負傷者に意識を確かにもってもらうという、大切なことを学びました。
 
○震災直後の街並み
HO5
 
震災後の街並みがリアルに再現されているセットでした。
瓦が落ちていたり、電線が垂れていたり、建物が傾いていたりと、見るだけで地震の恐ろしさが伝わってきました。地震は起こっているときの被害も大きいが、地震後の崩れた建物にもたくさんの危険があると思いました。
 
○修了証
HO6
 
すべての体験をして、修了証をいただきました!
どのコーナーも実際に震災が起きたと仮定し、HOPEFULの参加者は一生懸命取り組むことができました。
 
○まとめ
今回、阿倍野防災センターに行って、震災の恐ろしさを身をもって感じました。また、震災が起こった時の行動や考え方も学ぶことができました。実際に起こった時は慌てず、自分にできることをすること、無理をしないこと、基本的なことですが落ち着くことが一番大切だと思いました。また震災から5年たった東日本大震災、これから起きると言われている南海トラフ地震とも向き合う機会になりました。自分に今できること、毎日笑顔で過ごすこと、当たり前の日常に感謝すること。HOPEHULの一員として、できる限りボランティアをしてたくさんの人と関わりをもち、一人でも多くの人の笑顔を増やしていきたいなと思います。
 
HO7
 

災害復興ボランティア部HOPEFUL

現代教育学科 1回生 中津美穂

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