2016.04.25 

江戸時代の街並みが残る今井町を見学!~人間環境デザイン学科「景観・まちづくり演習」

4月23日(土)、人間環境デザイン学科「景観・まちづくり演習」の一環で人間環境デザイン学科1回生が、橿原市今井町の見学に行ってきました。
今井町は、中世の環濠集落を発祥とする称念寺を中心とした寺内町で、江戸時代も自治が行われてきた日本でも極めて珍しい歴史を持つ町です。かつては『大和の金は今井に七分』といわれるほど繁栄した町で、周囲は環濠で囲まれており、江戸時代からの町並みと道路が今でも残っています。1993年には重要伝統的建造物群保存地区に指定され、重要文化財は9棟存在します。現在も一般の方々が生活する「生きた町」であるのも魅力の1つです!
 
「景観・まちづくり演習」では、実際に歴史あるまちを訪れ、そこに暮らす人の話を聞き、建築に触れることで、自分たちの身近な環境のデザイン、地域社会について考えていきます。畿央大学が奈良県にあるからこそできる学び、とも言えます。
 
▼まずは、今井まちなみ交流センター「華甍」にて、NPO法人今井まちなみ再生ネットワーク理事長の上田さんから、今井町についての講義がありました。
 
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▼講義後は班ごとに分かれ、実際に今井町内を歩きました。江戸時代からの建物、町並みが現在も保存されています。電線や電柱は地中に埋められ、景観を損なわないよう工夫されています。
 
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江戸時代からの建物に、学生たちも驚いていました。
 
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こうして実際に体験できたことで、学生もそれぞれ感じるものがあったと思います。今後も吉野や宇陀松山を訪れる予定ですので、お楽しみに☆
NPO法人「今井まちなみ再生ネットワーク」の皆さん、ご案内いただきありがとうございました!

人間環境デザイン学科 助手 中井千織

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