2016年5月11日の記事

2016.05.11

第1回身体性システム領域国際シンポジウムで研究発表!~ニューロリハビリテーション研究センター

2016年5月8日(日)~9日(月)に東京大学伊藤国際学術研究センターで開催されたThe 1st International Symposium on Embodied-Brain Systems Science (EmboSS 2016)で、森岡周教授が現在までの研究成果を発表され、大住倫弘特任助教と私(信迫)がそれぞれの研究成果を発表してきました。     この国際シンポジウムは、文部科学省科学研究費補助金(平成26~30年度)新学術領域研究(研究領域提案型)「脳内身体表現の変容機構の理解と制御」に取り組む各領域の研究者による国際会議であり、本研究センターは「身体失認・失行症における身体性変容の解明とニューロリハビリテーション法の開発」という研究テーマで参画しております。 ※詳細はニューロリハビリテーション研究センターHPでご覧になれます。   今回は森岡教授から「Characteristic of visual feedback delay detection in apraxia(失行症における視覚フィードバック遅延検出特性)」のタイトルで包括的な研究成果の紹介が行われ、大住特任助教と私はそれぞれ「Effect of conflict between motor intention and sensory feedback on periodic movement and subjective perception(運動意図と感覚フィードバック間の競合が周期運動と主観的知覚に与える影響)」と「Distorted bodily consciousness in apraxia(失行症における身体意識の歪み)」のタイトルで発表しました。 多くの研究者から意見を頂き、非常に充実したディスカッションの場となりました。また連携研究者とのディスカッションによって、次の研究の計画も進めることができました。引き続き、研究を進めてまいります。   畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 信迫悟志 【関連記事】 新学術領域研究(研究領域提案型)に採択!~畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター