2016年5月25日の記事

2016.05.25

プロジェクト研究の研究成果を発表!~畿央大学健康科学研究所

2016年5月19日(木)~21日(土)の日本糖尿病学会総会にて、畿央大学健康科学研究所プロジェクト研究・課題名「アンチエイジング戦略の疫学的・実証的研究」(研究代表者:金内雅夫)の研究成果を発表しました。   演題名「地域在住高齢者における腸内細菌叢と糖尿病・肥満の関連について」 金内雅夫(健康栄養学科・教授)、柴田満(健康栄養学科・助教)、藤澤弘枝(看護医療学科・講師)、岩村真樹(大学院生・理学療法士)       最近、食習慣と併せて腸内細菌叢の異常が肥満や糖尿病など代謝性疾患の病態に関連するのではないかと注目されています。私たちは、地域で元気に暮らす高齢者から健康長寿の秘訣を探る目的で、2015年9月から2016年1月にかけて香芝市で現地調査を行ってきました。元気な高齢者の方に集まっていただき、食習慣の調査、運動機能の測定、腸内細菌叢の分析、唾液の測定などを実施しました。   ▼香芝市での現地調査風景。参加者を前に説明   ▼食事の聞き取り調査する柴田助教と健康栄養学科の学生スタッフ   今回は、その研究成果の第1報を、5月19日~21日に京都市で開催された第59回日本糖尿病学会総会で発表しました。このプロジェクト研究は、平成27年度から29年度の3年間にわたって行われます。   健康栄養学科 教授 金内雅夫