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人間環境デザイン学科 , 畿央の学びと研究 , 畿央大学×地域連携

「バーンデザイン」関屋農家小屋環境アート~人間環境デザイン学科

2016年8月17日(水)

近鉄電車に乗って、大阪方面から五位堂に向かう途中、大阪教育大前駅を過ぎトンネルを抜けると関屋駅あたりで緑が急に多くなり農村風景が広がります。

線路の南側には里山の光景が現れ、その中に素朴な農家小屋が目の前を通り過ぎます。

うっかりすると電車からは見過ごしてしまうほどの小さな小屋(バーン)が今回の主役です。

 

バーン10

 

人間環境デザイン学科加藤プロジェクトゼミ【通称ゴキゲンしんきゼミ】では、今年度4つのプロジェクトを行いますが、その第1弾として「バーンデザイン」を8/9(火)、8/12(金)の2日間にわたって実施しました。

 

バーン9

 ▲加藤プロジェクトゼミメンバーと山田オーナー(右から2番目)

 

「バーンデザイン」プロジェクトを簡単にいいますと、農家小屋(バーン)をペンキ塗装して環境に訴える現代アートです。

 

今回は2つのバーンをデザインしました。1つは線路のすぐそばに建つ農家小屋(以下、電車班)と、もう1つはあぜ道の角地に位置する農家小屋(角班)です。

それぞれのオーナー様(山田誠宏様・小田知広様)は違いますので、まずは両オーナー様にプロジェクトの許可をとり、デザイン案を提案し、打ち合わせを重ねて実施にのぞみました。

デザインはいずれも「農業」をコンセプトにして、学生たちが考えました。

 

電車班は大きく「農」の字をグラフィカルに打ち出し、素朴な農作業風景を描きました。

 

バーン7

 

【電車班 班長のコメント】

私は、以前に地元の商店街でシャッターアートを経験していましたが、周囲の環境があまりにも違うのでとても大変でした。小屋の後ろを振り返るとすぐに電車の線路があり、大変危険な場所でした。安全を第一に、班のみんなで何カ月もかけて考えたデザインを転写するのも一苦労な作業でした。しかし、完成したものを遠くから見てみると達成感が沸き上がり、のちに現場を覗きに来られた小田さんにも喜んで頂けました。真夏の炎天下での作業は本当に大変でしたが、私たちにとって良い経験となりました。

人間環境デザイン学科3回生 久吉茜

 

 

角班の場所は近くの香芝西中学校の通学路にもなっているため、英語で「農業」「収穫」「野菜」「農夫」の文字と野菜をデザインしました。中学生もきっと農業に興味をもってくれるのではないでしょうか。

 

バーン6

【角班 班長のコメント】

関屋にある小屋をデザインするプロジェクト、こちらは道の角にあるということで角班と名付け活動してきました。左面には農業に関する英語、右面には小家主である山田さんが育てている野菜を描きました。英語の方はほぼ難なく進めたのですが野菜の方が当初茄子だったところがペンキで色を作ることに苦戦し、現場ならではの判断でトウモロコシに変更しました。結果は黒と黄色のコントラストが素晴らしく、茄子よりもいいものが出来上がりました。「失敗は成功の元」ということを身をもって経験することができました。

人間環境デザイン学科3回生 宮木萌依

 

関屋の農村風景が持続可能な状態を保ち、農家に活気を与え、そして見る人に農業の大切さを知ってもらえたら、このプロジェクトの価値があったのではないかと思います。

 

バーン8

 

2016バーンデザイン地図

 

バーン11

 

皆さん、ぜひ電車内からバーンデザインを見つけて下さい。

人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜

【所属カテゴリ】人間環境デザイン学科畿央の学びと研究畿央大学×地域連携

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