2016年9月13日の記事

2016.09.13

理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 現地レポートvol.2

今年度よりスタートした理学療法学科の海外インターンシップ。3回生16名が9月8日(木)から13日(火)の日程で台湾の国立台湾大学と中国医薬大学に出向き、色々な活動を行ってきました。現地より台湾2日目のレポートです!   台湾2日目 9月9日(木) 今日は国立台湾大学にてレクチャーを受講し、プレゼンテーションも行いました。また、PTセンターなども見学しました!   はじめに、Dr.Lin先生から台湾大学についての説明がありました。国立台湾大学の規模、理学療法学科の特徴などをお話ししていただきました。スライドも言葉も英語で、また知識不足なところもあり、話をつかむのが大変でした。   その後、今北先生からあいさつがあり、Dr,Lin先生とのプレゼント交換を行いました。     次に、大学内の研究室の見学をさせていただきました。 研究室の中に、トレッドミルや3次元解析装置があったり、エコーやベッド、その他の機械が所狭しと並んでいたり、とにかく研究室が大きくてびっくりしました。それぞれの研究室で先生に簡単なレクチャーをしていただきました。 研究室の見学の後は大学を出て、近くにあるPTセンターの見学をさせていただきました。通常は医師が出した処方によって理学療法士が理学療法を行うのに対し、PTセンターでは、医師の処方なしで直接理学療法士が診ることができます。センター内には治療ベッドを置いた個室の診察室や運動するための器具、インソールなどの装具を作る部屋もあり、3Dプリンターでインソールを作っていることには驚きました。   昼食は、台湾大学の大学院生・学部生と一緒にいただきました。はじめはなかなかコミュニケーションをとれませんでしたが、話しているうちに片言の英語で通じることが分かってきて、お互いの地元の話をしたり、簡単な言葉を教えあったりしました。   午後1番は松本先生による日本の理学療法の現状についてのレクチャーでした。日本の話なのにも関わらず初めて知ることもあり、自分の理解度の低さに気づきました。また、日本から持ってきた足趾筋力計のレクチャーも行い、1台プレゼントしました。     次に、Dr.Sam先生から台湾の理学療法教育についてのレクチャーを受けました。そのなかで、DPTプログラムの説明もしていただきました。DPTプログラムとは、6年かけた教育のことで、台湾大学では今年の9月から開始されます。日本では最短3年で理学療法士の資格が取れるのに対し、その倍の時間をかけて教育を受けるということに驚きました。ただし、年数より中身が大事だというお話もあり、もっとしっかり授業を受けて自分を高めていかなければならないと感じました。     Dr.Sam先生のお話のあとは、私たち学生が3つのテーマのについてプレゼンをしました。 一つ目は「日本の観光地について」で、関西の紹介を寸劇を交えて紹介しました。台湾大学の方々がとても大きくリアクションしてくださり、たくさん笑ってくださったので良かったです。 二つ目は「畿央大学について」で、文字通り畿央大学についての発表をしました。台湾大学の方々が楽しそうに聞いてくださったので、畿央大学の良さも伝わったかなと思います。 三つ目は「日本の医療について」で、とくに理学療法に焦点を当てて発表しました。とても真剣に聞いていただけてうれしかったです。全員、初めての英語のプレゼンでうまく話せるか、言いたいことが伝わるか、不安でとても緊張しましたが、最後までしっかりプレゼンすることができて良かったです!!!   台湾大学の大学院生からAPTSA(アジア理学療法学生連盟)の紹介があり、APTSAは台湾大学が本部で、アジアの理学療法学生の交流する場であるという説明を受けました。日本語で聞く説明とまた違っていて面白かったです。   最後に、私たち学生が余興として、「ヲタクダンス」と「うらじゃ音頭」を披露しました!想像以上に盛り上がって、最後には台湾大学の方々も加わっていただき、みんなで楽しむことができてとても嬉しかったです!!!   台湾大学でのプログラムを終えた後は台湾大学の大学院生の方々に、台北101とその周辺を案内していただきました!交流を深めることができてとても楽しい時間を過ごすことができました!台湾大学の方々が優しく接してくださったので、本当に嬉しかったです。     次は12日の中国医薬大学の訪問に向けてしっかりと準備をしたいと思います!   【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 現地レポートvol.1