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2016年10月06日 一覧

2016年10月6日(木)

9月3日(土)から9月23日(金)にかけて、9名の畿央生がイギリスのカンタベリーでの短期語学留学プログラムに参加しました。日本に帰ってきて3週間のイギリス生活を振り返り、それぞれが学んだこと、感じたこと、経験したことをレポートにまとめてくれました。

 

○理学療法学科 3回生 大佐古健太

こんにちは!今回は短期留学について僕の感じたことを書かせていただきたいと思います。短期留学のレポートを書かせていただくのはこれでカナダ、イギリス、イギリスと3回目となり、カナダとイギリスで僕が感じた違いなどを書きたいと思います。

まずは両国で通った英語学校についてです!英語学校では最初にクラスわけテストを受けます。カナダでは英作文とスピーキングテスト、イギリスでは文法テストを受けました。確かカナダでは下から3、4番目くらいのクラス、イギリスでは文法のテストが僕にあったのか、上から3番目のクラスに入ることができので、カナダとイギリスではかなり違うレベルの英語を学ぶことになりました。

カナダでは基本的には朝は簡単な文法から始まり、昼からはひたすら会話をするクラスでした。朝は簡単でしたが、昼は慣れない英語をひたすら話し、ちょいちょい僕の知らない単語も出てきて大変だった記憶があります。文法の宿題は出ましたが、一番難しい文法で現在完了といった具合で、宿題でなんら苦労はありませんでした。

 

しかしイギリスでは朝から文法は仮定法からはじまり、難しいイディオムやら宿題には長文読解、自由英作など中々ハードでした。だいたい宿題に20分以上はかかりました。

 

ざっくりと書きましたが、授業内容はイギリスのほうが確実に難しかったです。だからといってカナダのほうが簡単すぎたかといえば、そんなことはありません。

僕が2回短期留学に行って思ったのは、海外で生活していくうえでまずは文法や英作文ができるできないより、リスニングや会話ができることのほうが大事である、ということです。そしてカナダもイギリスも文法や長文はやればできましたが、会話やリスニングは正直なところ5割もできなかったかもしれません。相手の言っていることを100%理解し、満足いく答えが返せたかというと、できなかったと思います(笑)

 

2回行って英語が成長したかと言えばおそらくしていませんが、経験を積むことで緊張して英語が話したくない、などはなくなったと思います。間違った英語でも何かと積極的に話すことが増えたように感じます。

 

もう一つは、ヨーロッパ人が日本人より英語ができるのは母国語が英語のルーツに近いから納得がいきますが、お隣の韓国人や中国人の方々の方が僕たちよりも英語ができている人が多いということです。英語を学ぶ意欲面で韓国と中国の方々に日本人は負けているように感じました。これが続くと、あらゆることに影響が出てくるように思います。例えば日本の製品がいかに優れていても英語を巧みに扱って交渉ができなければ、他国に顧客をとられるわけです!僕たちも負けないように、もっと海外で生きた英語を学ばなければいけないと感じました。

 

次はホームステイ先や観光についてです。ホームステイ先は両国とも男性しか家にはいませんでした。両者とも非常に良い人でした。違いと言えばイギリスは2回目ということもあり、本当に色んなことをホストファーザーと話しました。さっと英語が口から出てくることもないので、手元にはスマホの日本語翻訳機を常備してはいましたが。

車の通行は、イギリスは日本と同じで右ハンドルです。ホストファーザーに聞くと基本的にはイギリスのかつての植民地は右側通行ですが、カナダやアメリカは例外で興味深いことに左ハンドルだそうです。

しかし共通していることもあります。カナダではビクトリアの州議事堂に行ってください!ビクトリア女王の像やエリザベス2世の肖像画があります。もちろんロンドンには沢山あります。これら女王がまつられているのはカナダがイギリスの連邦加盟国であることを示しています。もしもの時は第二次世界大戦のバトルオブブリテンのようにカナダとイギリスは共に戦うのです。

あとみなさんに是非考え直してほしいのは、イギリスの料理は本当に美味しくないのか?です。イギリスと言えばフィッシュアンドチップですが、私はこれを4件くらいの違う店で食べました。すると一軒一軒が少しずつ味が違い、決して悪くない気がします。元々労働者階級向けに簡単に作れて腹持ちがいいので好まれてきたイギリス食だからか味もシンプルですが、ビールとも合いおいしいです。他にイギリスの伝統料理ではありませんが、ロンドンにあるインドカレー屋は日本のインドカレーの2倍はおいしいです(笑)その他、ソーホーエリアでは世界中の美味しい食べ物が食べられるので、十分お腹も満足できます。

 

次はカンタベリーとロンドンについてです。カンタベリーはメインストリートなどに近代の街並みが少しは入っていますが、道は石畳で古風な雰囲気で何よりカンタベリー大聖堂があります。また目をよく配らせると川でボートに乗りカンタベリーの綺麗な自然に触れたりもできます。違う視点でこの町を見ると、どうやら子供たちが遊ぶ大型レジャー施設のようなものはないようです。町に映画館はありますが、非常に小さいです。これはカンタベリー大聖堂の宗教的な圧力もありなかなか建てられないからだそうです。しかし圧力があるからこそ古く美しい景観がいまだに残っているともいえます。

ロンドンについて少しは触れましたが、ほんとうに沢山のものがある町です。僕は歴史や絵画、映画のロケ地に興味があり、事前に少し調べていたので、飽きずに毎日朝から夜まで足がパンパンになるまで観光をしていました。趣味は人それぞれなので、サッカー、音楽、ショッピング、グルメ、お酒など何か興味が持てるものがあればもう4日間で十分に満足できるだけの場所があります。

個人的に印象に残った場所はピカソなどの絵画が展示されているテートモダンからセントポール大聖堂を見た時のほんとに綺麗な眺めでしょうか。

 

▼テートモダンからみたセントポール大聖堂の眺め

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あとはダイアナ元王妃の跡を辿ったり、ビートルズのアビーロードを訪れたり他にも色々な目的で観光をしました。あの4日間は本当に有意義であったように思います。

最後に海外で忘れていけないのはthank youまたcheersと言うこと、と笑顔でいることです。イギリスでは日本よりすりやぼったくりには注意はしないといけませんが、地下鉄などで地図を持って迷っていると 「どこに行きたいのですか?」とあちらの方から親切に声をかけてきて道を教えてくださる優しい人がたくさんいます。

本当に短期留学では色々なことがありますが、振り返れば本当に楽しかったという一言に尽きます。カナダ、イギリスともまた行きたいなぁと思えるような短期留学でした!

 

○健康栄養学科 1回生 岩井美桜

今回私が夏季短期留学に参加したのはイギリスへの憧れと、本場の英語を生で感じてみたいという思いからでした。大学からの案内でこの留学プログラムを知り、ドキドキしながら1人で申し込んだのを思い出します。日本での準備期間中は友達が1人もいない中でのオリエンテーションになり、不安でいっぱいで何度か辞めようと思うこともありました。でもいざイギリスでの生活が始まると毎日顔を合わせ、時には慣れない生活でお互いに助け合っていくうちに自然と打ち解け、今では先輩後輩関係なく9人全員が仲良くなれました。英語の勉強が本来の目的ですが、新しい大学の友達ができたという点でもこの留学プログラムに参加してよかったなと思います。

 

私がイギリス生活で気づいたこと、感じたことは大きく2つあります。

1つ目は日本で勉強した英語が外国ではあまり通用しないということです。インターナショナルスクールでたくさんの外国人と共に授業を受けて痛烈に感じました。授業は主にディスカッション形式で、与えられた議題に対して自分がどう思っているか、どう考えているかを英語で話すというものでした。私は今までそういった形式の授業を受けた経験が少なく、ひたすら文法の勉強をしていただけだったのでとても戸惑いました。自分が思っていることを上手く英語で表現できず、また頭の中で文を組み立てて言葉にしようとしてもすでに次の話になっていたりします。他のクラスメイトはたくさん発言しているのに、私はほとんど言葉を発することができないという場面が多々あり、とてもくやしい思いをしました。また、外国人は授業中にどんどん質問するし、自分の意見を相手に伝えようと必死に身振り手振りを加えて話します。日本ではあまりない授業スタイルに日々刺激を受け、勉強になりました。私にとってはとても難しいことだらけだったけど、90分がとても短く感じられるほど授業を受けるのが楽しかったです。文法ももちろん大事ですが、もっと日本も外国のように話すことに重点をおいた勉強をするべきだと思いました。

 

2つ目は文化の違いです。1番そのことを感じられたのは食事です。私がお世話になったホームステイ先での晩御飯は、基本ワンプレートでした。マッシュやフライドされたポテトにニンジンやグリンピースなどのゆで野菜、加えてフィッシュフライやウインナー、キッシュなどが1枚のお皿に盛られて出てくることが多かったです。特にジャガイモは日本でいう米にあたる主食のようで、必ず毎晩付け合わせにありました。味に関しては、私がもっていたイギリスの食事に対するイメージ(まずい)は全くなく、全体的に薄い、もしくは味がついていないという感じでした。ホームステイ先の食卓には必ず塩コショウやケチャップ、ソースなどの調味料が置かれていて、自分のお好みで味付けをするというスタイルでした。それがイギリスの文化なのだとホストマザーに教えられ、私が日本の食事の文化は異なり、食卓にはたくさんのお皿が並ぶことを伝えると少しびっくりしていました。また、2週間の滞在で晩御飯にスープなどの汁物や生野菜のサラダが1度しか出てこなかったことにも驚き、食文化の違いを感じました。帰る頃には和食や白ご飯がすごく恋しくなり、日本食の良さを初めて肌で感じました。

食事以外にも、イギリス人はシャワーを毎日浴びないことや洗濯は5日~1週間に1回であること、外でマスクをつける人がいないことなど、日本とは異なる文化がたくさんあり、慣れないことに戸惑いながらも毎日の発見がとても面白かったです。

 

2週間のホームステイを終えた後のロンドン観光はとても楽しいものでした。4日間でロンドンブリッジやビッグベン、バッキンガム宮殿などたくさん有名なところを観光、大好きなハリーポッターのスタジオツアーに参加、人生で初めてのミュージカル「マンマ・ミーア」を鑑賞したりアフタヌーンティーを楽しんだりと、とても濃い4日間を過ごしました。そして実際にロンドンで歩いている人に道を尋ねたり写真をお願いしたりする際に、自分が話した英語が相手に伝わったときや、相手が話す英語が理解できたときの喜びは忘れられません。カンタベリーで勉強した2週間の成果を身をもって感じられてとても嬉しかったです。

 

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留学を終えた今、3週間は本当に短い時間だったなと感じています。初めの1週間こそ慣れないことだらけで早く日本に帰りたいと思っていましたが、次第にイギリスでの生活にも慣れ、英語がだんだんと聞き取れるようになっていることが自分でも感じられ、充実した楽しい日々を過ごすことができました。慣れた頃にホストファミリーや学校の友達と別れ日本に帰らないといけなかったのでとても残念で悲しかったです。初めのころはまさか自分が帰りたくないという気持ちになるとは思っていなかったので驚きました。また、日本に帰ってきて家族や友達に撮ってきた写真を見せながら話をしていると、イギリスでの生活が思い出され、またすぐにでも行きたいという気持ちになっています。本場の英語を生で感じられたのももちろんですが、英語を通してイギリスの生活や文化に触れることができ、また共に学んだクラスメイトやホームステイメイトのイタリア人と友達になれたことが、私の中で大きな収穫になりました。この留学プロジェクトに参加できて本当に良かったと思っています。間違いなく今までで1番濃い経験をすることができました。この経験を忘れず、これからも英語の勉強を頑張りたいと思います。

 

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最後に、引率をしてくださった先生、ホームステイファミリー、一緒に参加した皆、そして留学をさせてくれた両親と祖父母に感謝したいと思います。ありがとうございました。

 

 

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