2016.10.11 

看護医療学科の卒業研究発表会が開催されました~ゼミ生レポート

2016年10月8日(土)に看護医療学科の卒業研究発表会が無事終了しました。4回生87名全員の発表と、聴講者として1回生から3回生まで100人以上の参加があり、例年になく大盛況でした。
約1年間にわたり卒業研究に取り組んできたゼミ生からのメッセージをお伝えいたします。この学びをさらに国家試験対策に向けてのパワーにしてほしいと思います。
 
【須藤ゼミ】
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半年間をかけて作成した卒業論文の提出・発表会を終え、今はホッとした気持ちで一杯です。4月に研究計画書を書き始めた頃は、卒業研究の書き方が右も左も分からず、本当に書き上げられるか不安が大きかったです。文献検索を進めるなかで、自分の研究目的に沿った文献を抽出し、得られた結果から考察する過程がとても難しく、膨大な時間がかかりました。今まで文献を読んだことがなく、多くの文献から得た情報をまとめることにとても苦戦しました。苦戦して手が止まってしまう毎に、指導教員である須藤聖子先生からきめ細やかな指導をしていただき、自分自身の考えを深めていくことができました。
発表会で自分たちのゼミ以外の人の研究を聞くことで、自分が研究した分野以外のことや、自分の知らない知識を得ることができました。これらの得られた知識を今後、看護師として働く上での根拠のある看護援助につなげていきたいと思います。
 
【文ゼミ】
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文ゼミでは、自分たちの論文を進めていく前の春休みから各自興味のある論文を持ち寄って抄読会を数回行い、先生から論文の表やグラフの読み方など基礎的なことを教わりました。そのため、論文を集めて読み、理解することは慣れたのですが、そこからどのように結果や考察をまとめていけば良いのかが難しくて、本当に論文を完成させることが出来るのか不安でした。しかし、先生からの丁寧なご指導やメンバーも一緒になって考えて意見をくれたおかげで、納得のいく論文を作り上げることが出来ました。またこれを通して、新しい発見が出来たことや、仲間とディスカッションし合えた事はとても新鮮であり、研究を行う楽しさを感じることができたように思います。
発表の準備では、聞いている人が分かりやすい発表にするためにスライドの構成や読むスピードを考えて練習しました。これから看護師として働いていくなかでも看護研究をする機会があると思うので、今回の発表は良い経験になったと感じました。
また、他のゼミの発表で、自分の研究テーマと近い発表も聞けて、新たな視点も学ぶことができてとても良かったです。
これからは国家試験に向けての勉強を頑張っていきたいと思います。
 
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