2016年11月24日の記事

2016.11.24

大学院生が第40回日本高次脳機能障害学会でポスター発表!~健康科学研究科

平成28年11月11日(金)・12日(土)に長野県松本市のキッセイ文化ホール・松本市総合体育館にて第40回日本高次脳機能障害学会学術集会が開催されました。本学会は高次脳機能障害に関して国内では最も大きな学会であり、医師や作業療法士、言語聴覚士など高次脳機能障害に関わる医療従事者が数多く参加されていました。今学会は「思考のジャンプ」というテーマで行われ、2日間にわたり失行、失認、失語症などに加え、認知症や社会的行動障害など幅広い研究発表がなされていました。また単一症例に関する詳細な症例検討も多く、日々臨床で高次脳機能障害の患者様と向き合っている者として、非常に興味深い知見を得ることができました。   私(藤井 慎太郎 修士課程)は「半側空間無視における反応時間の空間分布特性―注意障害と無視症状の関連性と回復過程における推移の検討―」という演題にて発表させていただきました。この研究は、半側空間無視における注意障害と無視症状の関係性とその回復特性について、タッチパネルPCを用いた選択反応課題にて検討したものであり、現在私が大学院修士課程にて主たる研究内容として実施している内容です。発表には多くの方々にご参加いただくことができ、発表時間以外においても複数の方と討論することができました。また、高次脳機能障害に関して著名な先生方と研究内容について討論させていただき、ご意見をいただけたことは今後研究を続けていく上で貴重な経験となりました。     また今回発表した内容は、半側空間無視に関する研究を実施している5病院による多施設共同研究として実施しており、今学会では共同研究チームにて半側空間無視に対する研究を3演題発表いたしました・日頃からご指導いただいている森岡周教授、河島則天客員教授をはじめ、半側空間無視の研究を実施している共同研究チームの皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。 今後は本研究を国際論文に投稿するなど、より多くの方々へ研究結果を還元していけるように努力していきます。   畿央大学大学院健康科学研究科 神経リハビリテーション学研究室 修士課程2年 藤井 慎太郎

2016.11.24

大和高田市「結いの心マルシェ」で司会を担当!~KiPT(畿央パフォーマンスチーム)

こんにちは、畿央パフォーマンスチームKiPTです。 私たちは10月16日(日)に大和高田市(さざんかホール周辺)で開催された「結いの心マルシェ」のイベントに、司会としてお手伝いをさせて頂きました。     この結いの心マルシェは、日本人が昔から持ち合わせている人とひと、心とこころの繋がりから来る助け合いと共感の精神「結いの心」を地域の皆様と共に育み、マルシェを通じて地域の魅力を再確認、発見して頂く事で、自分たちの住む町をより好きになっていただくきっかけにして頂きたいという想いのもと開催されたイベントです。   地域から出店された数々の食品屋台が立ち並ぶ食のブースと、「せんとくんトランポリン」などの子どもたちの遊びの場をたくさん用意した子どもブースが用意されており、私たちはその子どもブースでの舞台イベントで司会を行いました。   イベント会場では、奈良文化幼稚園の子どもたちによる元気いっぱいの和太鼓演奏、奈良文化高校ダンス部の皆さんによるダンスパフォーマンスが披露されました。さらに畿央大学マジックサークルと神戸大学マジックサークルによるマジックショーも催され、会場が大いに盛り上がりました。   休憩時間に少し食のブースや子どもブースを回らせていただいたのですが、色々な人たちの笑顔が飛び交っていて、とても明るい気持ちになれました。これからもKiPTとして、色々な人たちと関わっていきたいと思わせてくれるような、楽しいイベントでした。 畿央パフォーマンスチームKiPT 現代教育学科2回生 安元 風歌 【関連記事】 大和高田市「結いの心マルシェ」に参加・協力!~畿央マジッククラブ