2017.01.05 

真美が丘第一小学校でボランティア活動!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークルKSCC

こんにちは!KSCC(畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル)代表、現代教育学科3回生の宮武です。
 
今回、私たちは12月22日(木)に、真美が丘第一小学校のひまわりクラブでボランティアとして活動してきました。活動の主な内容は「空気を体感」すること。そのために二つの企画を用意していきました。
まず一つは段ボールを目張りし、一部分のみを円形に切り抜いた空気砲です。
 
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今回はスモークマシンを用いて子どもたちがドーナツ状の煙を作る活動をしました。両手で段ボールを抱えるように叩くと穴から空気が発射され、その空気は、回転しているので煙を入れるとドーナツ状の煙が出てくるのです。グループでひとつの空気砲を使って順番に体験をしていきます。高学年の児童がリーダー役を立派に務め、それぞれのグループで特徴のある活動をしていました。活動をしているうちに、子どもたちはその空気にあたってみたくなったようで、自分から空気砲の前に立って空気を体で感じていました。
 
「自分だけの空気砲があればいいなあ」ということで、ペットボトルの下部を切り落としたものに上部を切り落とした風船をかぶせたミニ空気砲を作りました。
 
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後ろの風船部分を引っ張り、離すと空気の塊が発射されます。子どもたちにはこれを各自で作ってもらい、10本の的を倒すゲームを行いました。
 
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グループで順番に空気砲を発射し、少ない回数で全部倒したグループが優勝です。なかなか初めは狙いを定めることが難しいようでしたが、作戦を立てたり、うまく倒すコツを教えあったりしていました。グループの協力で、どの班も1回目より2回目の方がよい結果になっていました。そして、一番少ない班ではたった3人で全部を倒すことができるようになりました。
子どもたちの表情や感想からも楽しみながら参加できたのではないかなと思います。
 
こういったサイエンスコミュニケーションを行うことで理科に対する興味・関心を少しでも持ってもらうことを目標に、どういった関わり方をすればいいのか日々考えながら、今後も活動を行っていきたいと思います。

KSCC代表

現代教育学科3回生 宮武政充

 
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