2017年6月16日の記事

2017.06.16

第30回日本老年学会・第59回日本老年医学会の合同総会でプロジェクト研究の成果を発表!~健康科学研究所

畿央大学健康科学研究所プロジェクト研究・課題名「アンチエイジング戦略の疫学的・実証的研究」(研究代表者:金内雅夫)の研究成果について発表しました(通算6報目)。   演題名:「地域在住高齢者における腸内細菌叢の関連因子」 金内雅夫(健康栄養学科)、柴田 満(健康栄養学科)、藤澤弘枝(看護医療学科)、岩村真樹(藍野大学理学療法学科・理学療法士)   2017年6月14日~16日に名古屋市の名古屋国際会議場で開催された第30回日本老年学会および第59回日本老年医学会の合同総会において、「地域在住高齢者における腸内細菌叢の関連因子」と題してプロジェクト研究の成果を発表しました(通算6報目)。     本研究班は地域で元気に暮らす高齢者から健康長寿の秘訣を探る目的で、2年前から香芝市のフィールドで調査を実施してきました。1回20~25名の現地調査を行い、これまでに約100名の方のデータを集積しております。本研究の新規性としては、食習慣の内容、運動機能、身体組成などを調査するとともに「腸内細菌叢分析」と健康長寿の関連を明らかにしようとする点にあります。     今回の研究結果では、高齢者における腸内細菌叢の変化は性別、やせや肥満、身体活動性、飲酒習慣、低栄養状態、脂肪やたんぱく質の摂取量と関連する可能性があることを報告しました。今後さらに症例数を増やして、健康長寿への係わりについて詳細に検討していきたいと考えています。   健康栄養学科 教授 金内雅夫 【関連記事】 第60回日本糖尿病学会総会でプロジェクト研究の成果を発表!~畿央大学健康科学研究所 第37回日本肥満学会でプロジェクト研究の成果を発表!~畿央大学健康科学研究所 「Atlas of Science」に健康科学研究所プロジェクト研究の成果が掲載されました! 第17回国際嗅覚味覚シンポジウムで健康科学研究所プロジェクト研究の成果を発表! プロジェクト研究の研究成果を発表~畿央大学健康科学研究所

2017.06.16

ボランティアレポート~高校での健康診断ボランティア!

こんにちは、教育学部現代教育学科保健教育コース4回生の橋本紫瑛です。4月と6月に奈良県内の4つの高等学校で健康診断のボランティアに参加させていただきました。     まず4月21日に同じく4回生の澤田さんと共に奈良県立御所実業高等学校、4月24日には同じく4回生の児玉さんと共に奈良県立畝傍高等学校、6月1日と8日には奈良県立大和広陵高等学校、6月5日には奈良県立平城高等学校へ行かせていただきました。   御所実業高等学校と畝傍高等学校では結核検診・心電図、大和広陵高等学校では歯科検診、平城高等学校では内科検診の補助をさせていただきました。   結核検診・心電図ではプライバシーに配慮しつつもスムーズに検診が行えるよう動線の確保や検診時の服装について指導されていました。また次年度に生かせるように検診時の保健室のレイアウトを写真に残す工夫をされていました。 歯科検診では生徒に治療勧告を出すまでに時間がかかってしまうので、生徒の意識が薄れてしまうことを考え治療すべき歯の有無や歯肉や歯垢の状態がすぐにわかるように別の紙に記録しその場で生徒に手渡す、という工夫をされていました。 内科検診では記録する紙に疾患名を番号を割り当てたものが書かれていて、学校医の方は番号を言うだけで済むようになっており、1人あたりにかかる時間を減らしプライバシーにも配慮する工夫をされていました。   高等学校では生徒数が1000人を超える学校もあり、検診には時間がかかってしまいます。しかし生徒の授業時間を減らすわけにはいかないので、どの学校でも出来る限りスムーズに検診が行なえるように工夫がされていました。     この健康診断ボランティアを通して、ただ健康診断を行うのではなく、いかに児童生徒の授業時間を保証し学習活動に影響が出ないようにするかなども考えながら健康診断を行うことが大切であると学びました。また様々な高等学校を見学させていただいて学校ごとの特色のある科や教室や授業、生徒の様子を見ることもできました。 たった1日でも実際の現場を見させていただくと多くの学びがあります。ぜひ来年度の健康診断ボランティアへ皆さんも参加してみてはいかがでしょうか?   教育学部現代教育学科4回生 橋本 紫瑛・澤田 紋・児玉 歩美

2017.06.16

2017年度「マミポコ親子ひろば」第3回活動報告!

近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。     6/13(火)に今年度3回目のマミポコ親子ひろばを開催し、以下の内容で交流を楽しみました。 ◯自由遊び ◯絵本「だるまさんが」 ◯ふれあい遊び「バスにのって」「きゅうり」「ひっつきもっつき」 今回は3組の親子が参加してくださいました。   自由遊びでは、お母さんから離れて遊びに夢中になる姿や、やわらかいボールや木製レールなどで楽しんで遊ぶ姿が見られ、子ども同士が関わり合いをもつ場面もたくさん見られました。     絵本の読み聞かせでは、「だるまさんが」のリズムに合わせて体を揺らしたりしながら、お話の世界を楽しんでくれていたように思います。 ふれあい遊びでは、親子でふれあうことのできる遊びをしました。ふれあい遊びを楽しむ中、親子の間で笑みがこぼれている様子がみられ、とても微笑ましかったです。     少しずつ、子ども同士、お母さん同士でも交流のできる場にしていけたらと思っています。楽しんで参加していただけるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。   次回の活動は、6月27日(火)に和室で活動を行います。ご参加お待ちしております!なお、今年度は定員にまだ余裕がありますので新規のご参加を受付しています。 ●お申し込みはコチラから! 現代教育学科3回生 笹井綾子 【関連記事】 2017年度「マミポコ親子ひろば」第2回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」初回の活動報告!