2017年10月16日の記事

2017.10.16

大学院生が第41回日本神経心理学会学術集会で発表!~健康科学研究科

平成29年10月12日(木)、13日(金)に東京で開催された第41回日本神経心理学会学術集会に参加・発表してきましたので、私(健康科学研究科 修士課程 林田一輝)から報告させていただきます。本大会は医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、心理学者など多岐にわたる分野の臨床家・研究者が参加しており、非常に活発な議論がなされていました。 症例報告では、どの先生方も臨床症状について深く考察されており、臨床に対する熱心な態度が伺え、私自身襟を正されました。シンポジウムでは「高次脳機能障害の治療戦略」や「認知モデルと方法論」といったテーマが取り上げられ、神経心理学の方向性が治療、リハビリテーションの実践にあることが示されていました。 また、河村満先生(昭和大学病院附属東病院)から「神経心理学を学ぶ人のために」という題で特別講演が行われました。ブロードマンの脳地図が死後100年経っても残っているように、臨床・研究をわかりやすく表現していく努力が必要であるというメッセージを頂きました。   私は「他者との目的共有が運動主体感と運動学習に及ぼす影響」という演題で発表致しました。本研究は運動主体感を増幅させる手立てを他者関係の視点から探るとともに、運動主体感が運動学習効果に与える影響を調査したものです。フロアから運動主体感・運動学習に関する的確な質問、意見をいただき自身の研究を見直す良いきっかけとなりました。また、自己意識に関する発表に質問・ディスカッションすることで考えや問題点を共有することができ、私にとって今回の学会参加は成功体験となりました。今回頂戴した意見を参考にさらに精度を上げた研究に取り組んでいきたいと思います。     このような貴重な経験ができたのは森岡教授をはじめとする多くの方のご指導と畿央大学の支援があってのものです。この場をお借りして深く感謝申し上げます。今後は研究成果を国際雑誌に投稿し、少しでも還元できるよう努力致します。   健康科学研究科 神経リハビリテーション学研究室  修士課程 2年 林田一輝   ●畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターHP ●畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターFacebook   【関連記事】 ・大学院生が第22回日本ペインリハビリテーション学会学術大会で優秀賞をW受賞!~健康科学研究科 ・大学院生が第10回欧州疼痛学会でポスター発表!~健康科学研究科

2017.10.16

認知症の方々とタスキをつなぐ「RUN伴」に参加・協力!~看護医療学科

こんにちは。看護医療学科4回生の大森あきらと新郷智結です。 今回は、老年看護学で認知症ケアについて学んだゼミのメンバー(倉岡、藤井、繁本、的場、村松、新郷、大森)と入学センターのスタッフ、山崎先生、寺田先生の10人でRUN伴(とも)に参加しました。RUN伴は、認知症の方や家族、サポーター、一般の人が一つのタスキをつないでゴールをめざすイベントです。     私たちは、ランナーの方々をサポートするために、自転車での並走を行ったり、ゴールであるさわやかホールで待機し、ランナーを迎える役割を担いました。   ▼広陵町のマスコットキャラクター「かぐやちゃん」もお出迎え。         今回、ランナーや認知症の方やそのご家族と接することを通じて、多くの学びがありました。私たちは、エリシオン真美ケ丘から畿央大学へと走るランナーの方々、そして、畿央大学から、さわやかホールへと走るランナーの方々とともに、自転車で並走をさせていただきました。 エリシオン真美ケ丘では出発式がおこなわれ、施設に入居されている利用者の方々も笑顔で、ランナーの方を見送っていらっしゃいました。エリシオンから、チームエリシオンが出発し、畿央大学のチーム畿央にタスキをつなぎ、ランナーとして入学センターのスタッフがさわやかホール~大和高田市のあまがし苑まで走りました。 また、さわやかホールではグループホームきらめきの認知症の当事者の方も、短距離を走っておられ、マラソンを通じて当事者とご家族、支援者が一体となって取り組んでおられる姿にふれました。   当事者とご家族、支援者が一体となってマラソンに取り組むことがよい刺激となって、認知症の方もご家族も「まだまだ、私はできるのだ」というプラスの実感を得ることができ、認知機能の側面からもケアとしても、有用であると考えました。 また、応援するということそのものが、ランナーと認知症の方々とのコミュニケーションの橋渡しとして機能し、良い雰囲気づくりや認知症の方々にとって楽しいと感じる場になっているとも感じました。   ▼全員での集合写真     今回のボランティアを通じて、組織的な取り組みとしての認知症ケアの実際について学ぶことができました。将来、認知症の方々と関わる機会があれば、今回の学びを実践に活かしたいと思います。 看護医療学科4回生 大森 あきら 新郷 智結   【関連記事】 ・第18回日本認知症ケア学会に参加・発表!~看護医療学科教員 ・奈良県認知症ケア専門士会第8回研修会が開催されました。

2017.10.16

3回生がカフェの空間デザイン・工事に協力!~人間環境デザイン学科

夏休みに、カフェの内装工事を手伝いました!   人間環境デザイン学科3回生の谷口です。このたび、アルバイト先の先輩が独立してカフェを開くということで、店の内装計画を一緒にさせていただきました。   初めて店舗経営をする先輩がお店のイメージはあってもそれを図面化するのに苦労されていて、私がデザイン画を描かせてもらう事になったのが始まりです。まず初めに設計図と先輩のイメージしている内装のパースを描きました。     客席は14席設け、一部がカウンター席になっています。通路の幅も確保でき、先輩のイメージに近かったので、上記の図面をベースに改装することになりました。客席側は順調に進んでいましたが、一番大変だったのがキッチン側の計画でした。 キッチンに置きたい機材がうまく収まらず、予算の関係で元々の位置にある換気扇からコンロやフライヤーをどう置くかで時間をかけて、何度も図面を書き直しました。何とか着工日までに図面が完成してホッとしました。     8月下旬、内装工事が始まりました。私は実習があって、なかなか現場に見に行くことができませんでしたが、工事は着々と進んでいました。この時期は棚を取り付ける位置や床、壁なども全部決めるために、夜中に集まって相談していました。     内装工事中。一番奥の客席はソファとローテーブルを置く予定だったので、テーブルは使わなくなったパレットを再利用して手作りしました。折れている板は張り替え、自分たちでサンドペーパーを使って削り、一日置いた後、自然塗料を塗って仕上げました。     奥側の壁をエンジ色にするということで、それも自分たちで塗りました。     9月下旬、内装工事もほとんど終わり。届いた家具や購入した食器や小物などを置いていき、オープンに向けて準備していきました。キッチンに機材も入って本格的になっていきます。     メニュー表や店の前に置くカフェ看板も、私が描かせていただきました。手作りのチラシも配りました!     10月5日(木)、カフェ「のろし-NOROSHI」がついにオープンしました! この4ヶ月間、本当にいい経験をさせていただきました。学生の私の提案はまだまだ考えが浅い部分があるので、これから改善すべきところはいくつか出てくると思いますが、無事にオープンできるところまでこられて嬉しいです。ゼミの加藤先生や工事現場の方には何度も相談にのってもらい、友達やバイト先の方にも何回もお手伝いに来てもらい、みなさんに助けてもらいました。オープン時には、加藤先生はじめ、たくさんの仲間がお祝いに駆けつけてくれました!本当に感謝しています。 人間環境デザイン学科3回生 谷口茉侑   【加藤先生のコメント】 最初に谷口さんが研究室に相談に来たのは5月の後半ぐらいでした。詳しく聞けば、知人がカフェを開くことになり設計を手伝っている、とのこと。6月には店内パースを持ってきて、設計は順調に進んでいるようでした。お店が彼女の帰宅途中にあるため、その後も足繁く現場に通い、壁のペンキ塗りをしたり廃材でローテーブルを制作したりと八面六臂の大活躍、あれよれよという間にカフェは出来上がっていきました。常識的には店舗は施主・プロの設計者・プロの施工者の3者が協力してできあがるのですが、今回は施主・谷口さん・大工さんだけでオープンまで漕ぎ着けたわけです。これは凄いことです。(加藤信喜)     【店長からのコメント】 初めて谷口さんに図面を書いてほしいと依頼した時は、自分のイメージを大工さんに伝えやすいよう絵にしてほしい、という本当に軽い気持ちでした。そして着工の日、「あえて設計図は書いていない。設計士は谷口さんに任す」と大工の棟梁から伝えられました。それから日々カウンターや棚の高さ、位置を相談し話し合う毎日でした。 谷口さんは常に僕の考えも尊重し、その中でこうしたらもっと良くなるのではという自分の意見もしっかりと伝えてくれました。施主の立場に寄り添いつつ、自分の知識や意見をしっかりと伝えてくれる。そのことが依頼主である僕にとっては非常に心強く思えました。 谷口さんが設計士として就いていなければこの店はなかったと思います。オープンするにあたり、谷口さんを初め、大工さん、設備業者、友人、本当に多くの人達に助けられました。そんな皆さんの思いものせてこれからこの店を大切に育てていきたいと思います。 僕自身、まだまだ未熟な部分はありますが、谷口さんが描いて上げた“のろし”に、皆さんが集まってくれることをお待ちしております。(矢合哲也)     お店は、近鉄大阪線の真菅駅前にあります、たくさんの方に来ていただけたら嬉しいです!