畿央大学の教育・研究・キャンパスライフをリアルタイム配信!

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2017年10月25日 一覧

2017年10月25日(水)

平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、オーストラリアのThe University of Melbourne(メルボルン大学)で在外研究中の理学療法学科瓜谷准教授から、国際誌への論文掲載の連絡が入りました!

 

瓜谷先生は、足趾や足部の機能と膝関節あるいは変形性膝関節症(筋力低下、加齢、肥満などのきっかけにより膝関節の機能が低下して、膝軟骨や半月板のかみ合わせが緩んだり変形や断裂を起こし、多くが炎症による関節液の過剰滞留があり、痛みを伴う病気)との関係を主なテーマとして研究をされています。

 

足趾握力は、変形性膝関節症と関係している?

The association between toe grip strength and osteoarthritis of the knee in Japanese women: A multicenter cross-sectional study. PLoS ONE12(10): e0186454.

この研究では120名の変形性膝関節症患者の方と108名の健康な方との比較で、変形性膝関節症の方は健康な方と比較して、足趾握力が弱くなっていることを明らかにしました。

 

瓜谷先生1

 

この研究ではあくまで関係があるということだけで、その因果については明らかにできません。現在、足趾の機能が膝関節の動きや変形性膝関節症の病態にどのような影響を及ぼすのかを明らかにすべく研究を進めています。

 

足趾握力と未就学児の運動能力は関係している?

Association between Toe Grip Strength and Physical Performance Among Japanese Preschool Children. Clin Res Foot Ankle 5:243. doi: 10.4172/2329-910X.1000243 

 

この研究では奈良県内の幼稚園・保育園に通う幼児338名を対象に、未就学児の足趾握力の平均値を調査するとともに、足趾握力と園で行われる体力テストの結果との関係を調査しました。その結果、足趾握力は年齢と共に強くなるものの同じ年齢では男女差がないことが分かりました。また足趾握力が強いほど25m走、5mシャトルラン、立ち幅跳びの結果がよいことが分かりました。

 

瓜谷先生2

 

未就学児の体力、特に足趾握力に関する研究はまだまだ非常に少なく、今後の研究や運動指導の参考になれば幸いです。

 

理学療法学科准教授 メルボルン大学客員研究員 瓜谷 大輔

 

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2017年10月25日(水)

平成29年10月21日(土)畿央祭初日に、畿央祭・ウェルカムキャンパスの看護医療学科企画として、がんカフェ「きらめき」を開催しました。

 

がんカフェ修正1

 

台風21号の影響による悪天候の中、地域の皆様・保護者の皆様を中心として、また本学の卒業生を含め26名の方々にご参加いただきました。当日は、済生会中和病院がん相談支援センター・地域連携室 がん看護専門看護師 小林さゆり氏をお招きし、「化学療法の副作用と上手に付き合うコツ~快適な日常生活を過ごすために~」というテーマで、ご講演いただきました。

 

がんカフェ2

 

講演では、がん治療と副作用、具体的な対処方法と治療開始時からの緩和ケアの必要性について、わかりやすくご説明いただきました。小林氏は「インターネットが普及した現代だからこそ、正しい情報を得ることで、がん治療を乗り越える力になる」と話され、参加された方々も大きくうなずいておられました。また、奈良県がんピア・サポーターとのフリートーク、乳がん自己検診モデルやがんカルタ、現在開発中の乳がん術後オリジナル入浴着の展示を行いました。

 

▼人間環境デザイン学科とのコラボで制作している乳がん患者のための入浴着

 

がんカフェ修正3

 

奈良県がんピア・サポーターとは、奈良県がんピア・サポーター養成研修を修了された方々です。当日は、奈良県がん診療連携拠点病院等で開催されている「がんサロン」で、ファシリテーターとして活動されている、がん経験者3名にお越しいただきました。がん治療を経験した当事者として、現在がん治療中の方や、これからがん治療に臨む方と熱心に語り合っておられました。

 

【参加された方々の感想】

「“がんは1回かかると治らない”とかすごくつらいイメージがあったけど、今日の講演を聞いて、もし自分ががんになったときも頑張れそうな気がしました。すごくわかりやすくてよかったです」

「同級生や友人ががんで亡くなったり、手術を受けたりという話をよく聞くようになりました。自分にとっては“関係ない”と思っていたがんや治療について、今回お話しを聞かせていただいたことにより、身近なこととして感じられました。特に限られた時間のご講演で『化学療法の副作用』という点に絞られていたため、大変わかりやすく、これから先の心構えを持つことができました。ありがとうございました」

「正しい情報を理解することで安心を得る、とても良かったです。ありがとうございました!」

 

今回のがんカフェには、看護医療学科4回生2名と3回生1名がスタッフとして参加しました。

 

がんカフェ修正2

 

【参加した看護医療学科3回生 高丸華穂さんの感想】

がんカフェにお手伝いとして参加させて頂きました。ピアサポートの方に気軽に相談することができ、またがん看護専門看護師の方のわかりやすい抗がん剤治療についての講義を聴くことで、普段言えないようながんについての悩みを表出し、不安が軽減されたという意見を多く聴くことができました。また、乳がんの自己検診体験を通して、乳がんの早期発見に対する意識向上にもつながり、とても良い機会であったと思います。今後このような機会があれば、また参加させて頂きたいと思います。

 

がんカフェ修正4

 

2人に1人ががんにかかる時代となり、がんと共に生きる方々も年々増加しています。

しかしながら、がんと診断されたときの衝撃があまりに大きく、その辛さを誰にも打ち明けられないという方々も多く見受けられます。インターネットによって、情報が一瞬で手に入る時代だからこそ、情報量の多さに更に不安が大きくなるという悪循環に陥らないためにも、正しい情報を上手に活用することが重要なのだと痛感しました。

初めての試みでしたが、がん治療中の方も来場していただき、また一般の方にもこのがんカフェ「きらめき」開催を通して、「がん」について身近に感じていただき、正しい情報を得ることの大切さを実感していただけたのではないかと思います。

今後も、がんを治療しながら“生きること”について理解を深める機会を提供できれば…と考えております。

ご参加いただいた皆様方、がんカフェの開催にご協力いただいた奈良県がんピア・サポーターの皆様、誠にありがとうございました。

 

看護医療学科 特任助教 中西 恵理

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2017年10月25日(水)

2017年10月21日(土)、22日(日)に開催された畿央祭・ウェルカムキャンパスで、健康栄養学科3年次配当「栄養教育論実習Ⅱ」で作成した媒体を展示する「食育にチャレンジ!」を実施しました。

 

食育00

 

「おやつde栄養チャージ」「更年期障害とうまく付き合おう!」「おうちで減塩」などライフステージ別に食に関するテーマで学生が作成した媒体を展示しました。どれも日常の食生活で活用できる内容になっています。

 

食育最終1

 

人気投票では、計31枚の投票を頂きました。

「油脂について触れているものがなかったのですが、適正な量やとり方について触れているともっとよかったと思います」「塩分量が具体的な数字で表されていてよかったです。減塩レシピを写真入りで貼ってあると、より良かったと思います」といったご指摘のほか、「改めて自身の食生活を振り返る良い機会になりました」「自分でめくったり、貼ったりできるものはおもしろかったです。どの展示も分かりやすかったです。」といった温かい感想を頂きました。

 

食育最終2

 

来場者の方からのお言葉はどれも学生たちの励みになるものばかりで、学業への意欲向上にもつながる貴重な機会となりました。

 

健康栄養学科 准教授 並河 信太郎・助手 横田 佳奈

 

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