2017年12月5日の記事

2017.12.05

科学教育ボランティア研究大会に参加!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル

こんにちは!KSCC(畿央サイエンスコミュニケーションサークル)新代表の現代教育学科3回生齊藤舞子です。私たちKSCCは、12月2日(土)、3日(日)に京都女子大学で開かれた科学教育ボランティア研究大会に参加しました。   この全国科学教育ボランティア研究大会は、「実験教室等の科学教育ボランティア活動についてその目的や方法、思いや期待、理想と現状、成功や失敗の経験などを話し合い、今後の発展につなげていくとともに参加者同士互いの親睦を深めようという集まりです。」(大会HPより)     今回イベントへの参加は実践発表を打診されたことがきっかけでした。昨年のサイエンスアゴラでいただいたJST賞とフジテレビ賞が、私たちに新たな出会いをもたらせてくれたと思います。   分科会2「学生の科ボ活~私たちのチャレンジ!」で、前代表の宮武さんが「子供を科学にいざなう科学イベント」と題して、日ごろのサークル活動について発表しました。 学校教員を目指す私たちは、科学を教えることよりも科学することに対する意欲を持ってもらうことを重視しています。そのための工夫として、解決したいという気持ちを引き出すためのマジック仕立ての展開や、問題解決に主体的に取り組める適度な難易度設定について紹介しました。     また、同じ分科会で発表された金沢大学や京都大学など他大学の発表に触発され、活動意欲が高まりました。   ポスターセッション「私の科ボ活」では、東京大学や山形大学、岡山理科大学などのポスター展示や園児実験を拝見し、素晴らしい実践と様々な工夫を学びました。   そして、分科会3では、実際に近隣の小学生を招いて行われた、現役の先生によるサイエンスショー「モーレツ!逆さコップ教室」を拝見しました。「さかさコップ」の実験をジョークを交えて行うことで、科学の面白さを伝えながら大気圧について紹介されていました。サイエンスショー終了後、講師の方からサイエンスショーを行う際に気をつけていることをなどのご講演を聞きました。       ガリレオ工房の滝川先生など著名な実践家の方々に直接お話を聞くことができ、学ぶことがたくさんあり、とても有意義な時間を過ごすことができました。   学んだことをしっかり吸収して、私たちも実践していきたいと思いました。今回の活動で頂いたアイデアを活用して子どもに科学の面白さを伝えられるサークルを目指します。 KSCCは科学に興味のある人だけでなく、子どもが好きな人が活躍できます。随時、メンバー募集中です!(twitterもfollowしてくださいね!)   現代教育学科3回生 齊藤 舞子 【関連記事】 バンビシャス奈良の公式キャラクター「シカッチェ」と科学実験!~畿央サイエンスコミュニケーションサークル 小学校での学習支援ボランティア&天体観測レポート!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル ホタル&天体観測会を開催!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル サイエンスコミュニケーションサークルが橿原市「サイエンスフェスティバル」に出展参加!  

2017.12.05

第16回日本栄養改善学会近畿支部学術総会で卒業研究の成果を発表!~健康栄養学科4回生

2017年11月19日(日)に開催された「第16回日本栄養改善学会近畿支部学術総会」で、健康栄養学科4回生が卒業研究の成果を発表しました。     研究内容は児童に対する食に関する指導の授業が児童の知識・意識と行動に及ぼす影響です。発表したテーマは次の通りです。 ・大豆に関する指導が児童の知識・意識・行動に及ぼす影響について ・カルシウムの指導が児童の知識・意識・行動に及ぼす影響について 児童が豊かな食生活を送るための実践力をつけるために、学校教育で食に関する指導を行うことは重要です。そこで、食に関する指導が児童にどのような影響を与えるのか明らかにするため、小学校において授業を行い、質問紙法による調査により、その影響を分析しました。研究を進めるにあたって、児童にとって魅力ある指導、教材づくりに一番頭を悩ませましたが、指導によって知識理解を高める効果がみられたことはとても嬉しく思いました。今後、行動変容につなげていくために給食時間及び教科等における指導を通して研究を進めていければと考えています。今回、学会という公の場で自分たちの研究を発表できたことはとても良い経験となりました。     健康栄養学科4回生 前田千晶・峯純平 【関連記事】 平成29年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート