畿央大学の教育・研究・キャンパスライフをリアルタイム配信!

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2018年04月23日 一覧

2018年4月23日(月)

看護医療学科3年次配当の専門科目である「急性期看護学援助論Ⅱ」では、手術療法を受ける対象への援助に加え、生命危機に瀕した対象への救急看護についても演習を含めた授業を行っています。今回は、救急看護の基本である心肺蘇生法について学生が懸命に取り組む様子を報告します。

 

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この演習では、BLS(Basic Life Support)と呼ばれる一次救命処置の手順をアルゴリズムに沿って、正確に質の高い技術として獲得できることを目的としています。学生は2年次の急性期看護学援助論Ⅰで学んだ知識を整理して臨みました。

 

この日のシナリオは、路上で倒れている人を発見―呼吸なし―アルゴリズムに沿った蘇生法の開始―AEDによるショックを実施―蘇生に成功するという流れでした。

倒れている人を発見する場面では、リアリティに溢れるアクションで救急現場の緊迫感を演出していた学生が多くみられ、続く意識の確認では、モデル人形を大きく揺さぶって声をかけるなど、演習への意気込みが感じられました。

 

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続いて、「救急車を呼んでください。AEDを持って来て。」と応援者に要請し、呼吸停止を確認、胸骨圧迫と人工呼吸を行いました。しかし、胸骨圧迫は正しく行うことがなかなか難しく、圧迫する深さや速さ・圧迫部位が微妙にずれるなど苦戦しました。おりしもこの日は、最高気温が25度を超える暑い日となり、みんな汗だくで息をあがらせながらの取り組みでした。

人工呼吸では、モデル人形の胸郭が膨らむことで息を吹き込むことができているかどうか確認するのですが、気道確保がうまくできなかったり吹き込みが弱かったりと思うように胸郭が上がらずに再三練習する様子が見られました。

 

急性期看護学援助論Ⅱ3-1

 

授業が進むにつれて、胸骨圧迫のリズムや深さが安定し アンパンマンマーチのリズムに合わせて軽快に体を動かし、蘇生の技術を習得していました。

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AEDを使った除細動では、すでに学習している致死性不整脈について頭に置いたうえで、AEDの音声に従って心電図解析を待ってショックボタンを押しました。実際に傷病者に遭遇したときに、傍に駆け寄って蘇生を開始することは、少しばかり勇気が必要かもしれません。しかし、医療者を志す学生の皆さんには

「自分をPUSH、胸骨をPUSH、AEDのボタンをPUSH」して、命の架け橋をつないでほしいと考えます。

これから4か月間は、後期からの臨地実習に向けて手術を受ける対象への援助を中心とした演習が続きます。課題も多く大変な時期ですが、自分に負けず丁寧に学びを深めてほしいと教員一同願っています。

 

看護医療学科教員 林田麗、加藤由加、菊谷美代子、大友絵利香

 

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2018年4月23日(月)

第16回畿央祭実行委員ブログ

~今年のテーマは掌(てのひら)~

 

こんにちは!第16回実行委員長の千葉茜です。千葉ちゃんとよく呼ばれています(^^)

本日から今年度の畿央祭Blogをスタートします☆

 

畿央大学の学園祭である「畿央祭」も、今年で第16回を迎えます。去年は天候に恵まれず、台風の中での畿央祭でした。でも今年は!!晴れるでしょう!!とのことで、昨年の先輩達が積んできた努力を胸に、今年の畿央祭をより最高にするため気合い入れていきます!!

そして、もっとたくさんの方に畿央祭について知っていただくために、今年度の畿央祭Blogを例年より早め、実行委員幹部がさまざまな情報をお届けしますのでよろしくお願いします^^

 

今年の畿央祭は10月20日(土)、21日(日)の2日間にわたり開催します!

 

そして、毎年の個性を決めるとも言われるテーマ…

今年は「掌(てのひら)」に決定です!!

なぜになったのかというと…

畿央祭を皆さんの中での大切な思い出の一部となるようにとの願いを込めています。

「手」は繋ぐことができます。一人ひとりは小さいけれども、手を取り合うことで、その輪ができ、大きくなります。畿央祭を皆一丸となってとても大きな良いものに作り上げていきたいという意味を込めています。人と人とが手を取り合う時、支え合い手を差し伸べる時など、必ず「」が出てきます。誰にでも「」を向けられるような支え合える仲間がいる、畿央大学もそのような大学であり続けたいということでに決めました。

ただいま実行委員募集期間で、手を取り合ってくれる実行委員を大大大募集しています!!学生のOutlookに募集メールを送信しています。他にKiTssにも掲示しているので、そこに記載しているメールアドレスに

①学年

②学科

③学籍番号

④氏名(ふりがな)

を記載して送るだけでOKですので幹部一同お待ちしております^^

*応募人数が募集人数を超えてしまった場合、抽選になるのでご了承ください。

*何か質問がある場合も記載しているメールアドレスへお願いします。

締切は4月30日(月)23:59です!

 

そして畿央祭で気になることの一つは、やっぱり〈つなぎ〉ですよね!今年は何色になるのか楽しみですね~~~~~!昨年はオレンジでとても可愛かったです。

第16回畿央祭実行委員ブログvol.1 1-1

 

それは後日、他の幹部にバトンタッチして発表してもらいましょう^^

 

次回ブログは実行委員として一緒に頑張ってくれる人達のために、実行委員に振り分けられる6つの部署(舞台・アリーナ・広報・学内・模擬・展示)を今年の各部署長直々にブログにて紹介してもらえるのでお楽しみに!!

他にも、Twitter【アカウント:畿央祭2018、@kiosai2018】Instagram【アカウント:畿央祭 2018、@kiosai2018】で検索していただくと活動をリアルタイムで更新していくのでぜひフォロー&チェックをお願いします!!(^0^)/

みんなで手を取り合い、良い畿央祭にしましょう!!!

 

第16回畿央祭実行委員ブログvol.1 2-1

 

第16回畿央祭実行委員長

健康栄養学科2回生 千葉茜

 

⇩昨年度の畿央祭実行委員ブログはコチラから⇩

●第15回畿央祭実行委員Blogシリーズ

2018年4月23日(月)

平成30年4月20日(金)、看護医療学科3年次配当「終末期ケア論」で外部講師をお招きしました。この授業は選択必修科目のひとつで、誰にでも訪れる「死」について考え、終末期の対象が抱く多くの苦悩を理解し、適切な症状マネジメントができる看護師をめざして、今年度も90名が受講しています。

 

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第2回の授業となった4月20日(金)には、自らもがんと診断され苦しい治療を乗り越えて現在は奥様と二人、大宇陀グループホームラガールで静かに余生を過ごされている上西昭様に講義をしていただきました。

 

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上西様は、教育者として長年活躍され、社会福祉などにも幅広く従事された経験をお持ちです。また、僧侶として、多くの命と向き合われただけでなく、死を前にして誰しもが抱く心の苦悩をケアされていました。そのようなご経験から、ご自身の病気や苦痛の体験さえも非常に達観された考えで受け止めておられます。

 

講義の中では、自身が幼少のころ、戦争を経験されたことから得た教訓や、病気で腕を切断した画家の友人から「これだけの腕が残って喜ばなければ・・」という言葉を聞いたときの気持ちを学生に伝えてくださいました。そのことに対して多くの学生が「失ったものを悲しむのではなく、今あるものに感謝し喜ぶことが大切だと考えて、自分たちも過ごしていきたい」と共感していました。

そして、ご自身が体調不良を自覚して複数の医療機関を受診した結果、肺がんと診断されたときの経験をもとに「がんは高齢者のみならず、若年の人も罹患する病気なので、体調不良がなくとも健康診断を受けて早期発見に努めてほしい」という啓発の言葉もいただきました。

肺がん治療中に同じように励ましあって治療を受けていた患者さんが亡くなられた経験の中で「私よりもはるかに若い方が先に逝かれた。年齢が若い方ががんの進行は早いので、若い方も十分に自身の健康を気遣ってほしい。」という気持ちを伝えてくださいました。

 

終末期ケア論 看護医療学科3-1

 

加えて、自身が経験した疾病体験や患者体験から

「苦しい人には、上下関係のない人としての向き合いや寄り添いが一番の支えになる。心から耳を傾ける。他事に関心を向けず、手を握らんばかりに気持ちを聴くことが大切です。また≪寄り添い≫とは、患者と同じ方向を向いて歩んでいくことです。」

と、看護を志す学生が忘れてはならないケアの礎となる言葉をいただきました。

 

最後に、ご自身が保護司として寄り添った身寄りのない方が、ご遺体を献体にささげられたときに「まだ、温かい今にも息を吹き返しそうな遺体を抱えて献体のお手伝いをしたことがきっかけで、自らも夫婦で献体する意思決定をしました」と話されました。この授業では、脳死判定や意思決定についても大きなテーマとしており、学生自身も命や死を深く考えるきっかけとなりました。

 

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体調が万全ではない中、早朝より1時間以上かけて大学に出向いてくださった上西様でしたが、約45分間の講義のあとも学生が看護師として持ち続けるべき志をご自分の言葉で丁寧に伝えられました。

学生からは「今日のお話を聴いて、寄り添いや今あるものを喜ぶことの大切さを学びました。後期からの臨床実習を前に、いまは毎日大変ですが患者さんに寄り添い、心で仕事ができる看護師になれるよう頑張ります」とお礼の気持ちを述べました。

 

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これから、高齢化がますます進み、多死社会を迎えるという背景のなかで看護師になる学生には、「人間の死に接近できる死生観」を養ってほしいと考えています。「その人らしく生を全うする過程を承認し支えられる看護師、終末期の患者さんから頼りにされる看護師」となってくれる人財が畿央大学の出身者から多く生まれることを願って、今後も創意工夫を凝らした授業を展開していきたいと考えています。

私たちも上西様から教えられた「仕事は心でするものです」という言葉を胸に、学生と寄り添っていきたいと思いました。

 

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上西様、ほんとうにありがとうございました。また、ご多忙な中、授業に来てくださった学科主任の山崎先生にお礼申します。

 

                      看護医療学科教員 對中百合、大友絵利香

 

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