2018.05.29 

3回生対象「第3回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科

3回生を対象とした「基礎看護技術自己学修会」を開催!

看護医療学科では、1回生の前期から2回生の前期にかけての1年半で基礎看護学について学び、講義や演習を通して基礎看護技術の修得をめざします。しかし、修得した基礎看護技術を定着させるためには反復練習が必要で、意識して練習する機会を持たなければ、せっかく修得した技術もやがて忘れてしまいます。
そこで、学生が、自分の基礎看護技術の修得状況の現状を把握し、各論実習に向けて意欲的に自己学修に取り組むきっかけとなれば…と考え、「基礎看護技術自己学修会」を企画・開催しています。
 
基礎看護技術自己学修会1-1
 
平成30年5月25日(金)は、「臥床患者の寝衣交換」をテーマに自己学修会を行い、16名の学生が参加しました。
治療上の理由により、ベッド上での安静が必要な患者さんに対する寝衣交換は、臨床で実施する機会が多い援助のひとつです。患者さんにとって、新しい寝衣に着替えることは気持ち良さをもたらし、気分転換の機会ともなります。しかし、患者さんが「気持ち良い」と感じられるためには、看護者の確実な技術修得が重要となります。
 
基礎看護技術自己学修会2-1
 
今回の自己学修会では、3名の学生有志が企画に加わりました。教員との検討の結果、「臥床患者の寝衣交換」「右半身麻痺のある患者の寝衣交換」をテーマとして自己学修会を行うことになりました。
学修会当日は、久々に実施した寝衣交換に、参加した学生の誰もが四苦八苦していましたが、教員のアドバイスを受けつつ何度も練習し、徐々にスムーズに実施できるようになりました。また、「右半身麻痺のある患者の寝衣交換」では、どのように援助すれば、患者さんが安全に安楽に更衣できるのか、汗をかきつつ時間の経つのも忘れて、熱心に練習していました。
 
基礎看護技術自己学修会3-1
 
寝衣交換をはじめとして、洗髪や足浴、清拭などの清潔に関わる援助は、身体を清潔にするだけでなく、患者さんの心を癒すことにもつながる大切な援助です。
今回の学修会をきっかけとして、一人でも多くの学生が、患者さんが「気持ち良い」と感じられる援助を提供できるよう、基礎看護技術の修得に励むことを願います。
 

看護医療学科 基礎看護学領域

林 有学・須藤 聖子・小林 智子・中西 恵理

 
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