2018.07.18 

新生児蘇生法(NCPR)講習会を受講!~看護医療学科

平成30年7月1日(日)に、新生児蘇生法(NCPR)一次コースの講習会を受講しました。
看護医療学科の学生を対象にしたNCPR一次コースは、今回で3回目の開催となります。将来のためにも是非身につけてほしいです。
 
新生児蘇生法(NCPR)講習会~看護医療学科1-1
 
この講習会は、出生時に胎外呼吸循環が順調に移行できない新生児に対して、いかにして心肺蘇生法を行うべきかを学ぶことを目的としたものです。
「すべての分娩に新生児蘇生法を習得した医療スタッフが新生児の担当者として立ち会うことができる体制」の確立を目指し、日本周産期・新生児医学会では、2007年から新生児蘇生法(NCPR)普及事業をスタートしました。
 
今回、私たちが受講した一次コースは、看護学生等を対象にしたもので、この講習会受講後に試験を受けて合格すると、所定の手続きを経て「新生児蘇生法修了認定」の資格を得ることができます。
本講習会によって、標準的な新生児蘇生法の理論と技術に習熟することにより、児の救命と重篤な障害の回避が期待されます。
 
「臨床知識編」「実技編」で構成される「基本的な新生児蘇生法の習得」を目的とした約3時間30分の講義と実践です。
13時から、助産専攻科の実習室での講義からスタート。
みんなテキストで事前学習をしてきましたが、真剣そのもので、必死にスライドを見て学習しました。
そのあとは、実践です。
指導してくださったのは、選択科目「ヒトの遺伝学」担当の看護医療学科講師の藤澤弘枝先生と小児外科の小角卓也先生です。
 
新生児蘇生法(NCPR)講習会~看護医療学科2-1-down
 
<講習会の感想> 
初めてNCPRを受けて、生まれて60秒間で判断しなければいけないという時間の短さに圧倒されました。判断しなければならないことの多さに戸惑いましたが先生方の指導のもと、回数を重ねていくうちに状況判断に慣れてきてうまくいくことも増え、楽しかったです。

 2回生 西村あかね

 

今回NCPRを受講し、限られた時間の中でいかに焦らず、正確に蘇生を行えるか、そしてチームワークの重要さを学ぶことができました。まだ、大学2回生で新生児看護についての知識が不足している中でNCPRの資格が取れるのか不安でしたが、先生方が丁寧に指導してくださったおかげで無事に資格を取得することができました。看護の分野に限らず、学生のうちに色んな資格に挑戦することは、今後人生の財産になると思います。

2回生 木村優見

 

NCPRの勉強を1人でしているとき、範囲が広すぎて「え、こんなの受かる気がしない」と思ったり、先生に指示を出してもらいながら技術の確認をしているときにも始めは「無理!!早すぎる!!頭と身体が追いつかない!!」と思ったりと、「自分には出来ないんじゃないか…」と不安になっていました。しかし、練習を続けていくうちに段々指示よりも先に身体が動くようになり、少しずつ自信がついてきて、終わった今では「大変だったけれど楽しかった!受講してよかった…!」と思っています。今回受講して、その大変さや緊張感、責任感が身をもってわかったのと同時に、仕事に興味を持つことができました。また、「なんでも興味のあることに挑戦してみると視野が広がる」ということを実感することができました。このコースを友達や後輩にも勧めていきたいと思います!!

2回生 難波穂乃香

 

新生児蘇生法(NCPR)講習会~看護医療学科5-1-side

 
 
【関連記事】
新生児蘇生法(NCPR)一次コース講習会を開催!~看護医療学科
新生児蘇生法(NCPR)Aコースを受講し、全授業が終了!~助産学専攻科
新生児蘇生法(NCPR)の結果発表!~看護医療学科
新生児蘇生法(NCPR)講習会を開催!~看護医療学科 

この記事をシェアする