2018.07.26
フランスの理学療法学生が来校!~理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾
理学療法学科では、昨年に引き続き3回目となる海外インターンシップを行います。教員5名、3回生15名で平成30年9月6日(木)〜12日(水)の7日間の日程で台湾を訪れます。
現地では、国立台湾大学と中国医薬大学の理学療法学科との交流や英語での講義・実習・プレゼンテーションに加えて、実際に台湾の高齢者の方への運動指導などが予定されています。
今年度から英語力アップだけでなく、海外の文化、理学療法の現状を知るために、海外からゲストをお招きし、学生交流やレクチャーを受ける機会をつくっています。前回のマレーシア、タイに続き、今回はフランスのパリにあるÉcole d’Assasという学校から、学生のAlexandre君とDianeさんの2名が大学に来てくれました!
夏でも涼しいパリと比べ、日本は「Too hot!!」と汗をかきながら、食堂で1・2回生とランチをしました。親子丼を選んだDianeさんは、今まで食べた日本料理で一番おいしい!と絶賛していました!(皆さんもぜひご賞味あれ!)
その後、学内のヤマザキストアでかき氷づくり体験をしました! Dianeさんはイチゴ、Alexandre君はみぞれと渋いセレクションでした。
その後、ニューロリハビリテーション研究センターをお伺いし、センター長の森岡先生に施設案内をしていただきました。森岡先生はフランスで留学されていたこともあり、「Enchanté(アンシャンテ:はじめまして)」とフランス語での挨拶をされ、二人も驚いていました。実際に授業で、脳科学研究で用いられる実験場面を見学させていただきました。
「授業では聞いたことがあったが、実際に見るのは初めてで貴重な経験ができた」と話していました。
そして、3回生が待つ海外インターンシップの授業へ。英語学習担当の学生が考えてくれたアイスプレイクの一つ目は、二人への質問カードを引いて、答えてもらい、こちらにも質問してもらうものです。彼氏彼女の話や日本人はモテるのか?など、一気に距離が縮まって、次のジェスチャーゲームも大盛り上がりでした!
そして、お二人からフランスの理学療法についてのプレゼンテーションを聞きました。
・教育:2015年が4年制教育(1年間は基礎医学を勉強してから理学療法教育課程に進むので、5年に近い)に移行され、実習時間は日本の約2倍。
・就職:約80%近くはクリニックを開業している(日本は70~80%は病院に勤務し、開業権はない)
・その他の専門職:PEDICURIE-PODOLOGIEというフットケアの専門家がリハビリテーション専門職に含まれる
海外と日本との違いを知ることで、日本の現状・課題について深く考え直す機会になりました。
終了後は畿央大学のオリジナルグッズをお渡しして、いつもの集合写真をパシャリ!!終わった後も、それぞれ話したり写真を撮ったり楽しい時間を過ごすことができました。短い時間でしたが、理学療法士になるために同じように頑張っている海外の仲間ができたことは、今後の人生の糧になるのではないかと思います。
最後に、この猛暑の中、フランスからわざわざ来てくれたAlexandre君とDianeさん、この企画をサポートしてくれましたÉcole d’Assasの先生、スタッフの方々、また、見学等に協力してくださった先生方、学生のみなさんに感謝申し上げます。ありがとうございました。
Merci beaucoup!(ありがとうございました!)
理学療法学科助教 松本大輔
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