2018.09.25
大阪ガス主催「エコクッキング」「“和食だし”体験講座」に参加!~ヘルスチーム菜良
2018年9月11日(火)に西大寺北小学校5年生の調理実習で大阪ガスの出張授業の1つである「エコクッキング」が行われ、ヘルスチーム菜良※として健康栄養学科の3回生5人、2回生1人、1回生2人が参加しました。また、その翌日の12日(水)にクッキングスクール奈良で「“和食だし”体験講座」が行われ、ヘルスチーム菜良として帝塚山大学、奈良女子大学と合同で畿央大学からは健康栄養学科の3回生1人、2回生1人が参加しました。
※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。
エコクッキング
5年生の授業に一緒に参加させてもらいました。
まず初めに、大阪ガスの方がスライドを使って児童に旬の野菜などのクイズや、エネルギーや食材の無駄のない調理や片付けの方法などの説明がありました。
調理実習では災害時に、電気やガスが止まってもガスコンロで炊飯ができるようになることを目的に、炊飯器ではなく鍋でご飯を炊きました。また、かつおだしの味噌汁をつくり、だしをとった後のかつお節でふりかけを作りました。私たちは各班のサポートをしましたが、ほとんど手伝うこともないほど児童は積極的で楽しそうに調理をしていました。
6つの班のうち、どの班が生ごみを最も削減できるか競っていたため、生ごみを少なくすることや洗いもののときの水の節約にも心掛けている様子が見られ、ただ単に料理をするだけではなく、まさにエコクッキングだなと感じました。
最後に、児童が一生懸命作ったものは、私たちも一緒に美味しくいただきました。
児童と一緒にエコクッキングについて勉強できた事に加え、実際に児童の様子が見られるような現場を見させてもらい、とても良い経験になりました。
だし講座
11日は、小学生のサポートに入りましたが、12日は私たちが受講者側になりました。
始めに、だしに関する話を聞きました。クイズやだしの飲み比べなど参加型で楽しみながら学ばせてもらいました。
昆布は海ではだしがでないことや、昆布の実際の長さなど、普段考えもしなかったことの話が面白かったです。
▲昆布だしとかつおだしの飲み比べ
その後に、昆布とかつおのだしを使った料理の説明を聞き、実際に班にわかれて調理実習を行いました。昆布とかつおでとった1番だしはとてもいい香りがしました。
▲昆布とかつおで引いた1番だし
1番だしをとった後も、ポットに入れて一晩浸けておくだけでもまた何回かだしをとれると聞き、自宅でもやってみたいと思いました。
完成しただしを使った料理です。だしのうま味が効いていて、自然の美味しさを感じました。
だしを取った後の昆布やカツオもふりかけにしてとても美味しくいただきました。
今回、2日間参加させてもらいましたが、大阪ガスでは、他にも防災やだしについての食育を行っておられました。
最近では、便利な調味料などが増えて、だしをとるという作業が少なくなっているのかなと感じますが、大切にしていきたい文化だなと思いました。
またこのような大阪ガスの食育や防災に関するイベントがあれば参加させていただきたいなと思っています。
健康栄養学科3回生 山田さくら 2回生 徳原有実
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