畿央大学の教育・研究・キャンパスライフをリアルタイム配信!

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2019年05月16日 一覧

2019年5月16日(木)

2019年5月10日(金)に「乳幼児の成長・発達」の授業で、奈良県桜井市にある児童養護施設飛鳥学院の見学に行かせていただきました。

 

飛鳥学院では、様々な理由により家庭で生活ができない子どもたちが健やかに成長し、自立を支援することに重点をおき、子どもたちが希望をもてるよう愛情のこもった関わりを実践されています。

 

児童養護施設「飛鳥学院」を見学1-1

 

飛鳥学院は、あたたかく安心感を与えるような木造の建物でした。飛鳥学院理事長河村先生から、この建物が72年前にその当時の戦災孤児の方々のために建てられた建物であることをお聞きして歴史を感じました。

大学での講義の中では、児童虐待件数が増加していることや、育児不安を抱えている母親が増えていること、その支援には専門職の連携が必要なことを学んでいましたが、施設を見学させていただき、虐待を受けた子どもたちが元気に生活されている様子を知ることができました。そして、子どもたち自身がなりたい自分になれるような環境を整え、将来的な自立を願って児童相談員や臨床心理士、ソーシャルワーカー等のスタッフの方々がチームになって子どもたちと向き合っておられることを学びました。

 

また、児童家庭支援センターあすかでは、育児に対する不安をひとりで抱え込み困っている母親や苦しんでいる子どもたちを助けるためにフリースペースを設けるなど、地域に開かれたシステムがつくられていました。

助産師は命の誕生とともに育児の始まりにかかわる仕事です。児童虐待を予防するためには大きな役割があると思います。母親とその家族の育児に対する不安を軽減し、「育児を行う生活をポジティブに捉えられる」ように支援していきたいと思いました。

 

飛鳥学院理事長河村喜太郎先生、院長河村善一先生、副院長宮崎先生、児童相談員の清水先生、そして飛鳥学院の皆さま、貴重な時間をいただき、ありがとうございました。

 

                  助産学専攻科 佐田聖奈・大賀彩香

 

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2019年5月16日(木)

川上村で実際に診療所の往診に同行し、医療と生活の関連を体験!

 

看護医療学科では、4回生の統合実習として、奈良県内のへき地である4つの地域に出向き、地域の人々の生活や保健医療福祉と教育の分野で住民を支える人々の実際の活動から、看護の本質を考える「離島・へき地医療体験実習」を行っています。

 

学内での事前学習で地域の状況から健康上の課題の検討から、自分たちが学びたい実習計画を立案し、5月14日(火)~16日(木)の3日間の臨地実習に臨んでいます。

 

川上村では、「へき地における地域包括ケアシステム」を軸として、20名の学生が学内実習で「母子」「学校」「成人」「高齢者」「包括」の5つのグループに分かれ、それぞれの分野における住民の状況の情報収集を行いながら健康課題を検討し、その対応を考えるための実際の生活を把握する内容や支援活動をしている主要な人々へのインタビューを検討してきました。そして、5月14日(火)に実習がスタートし、川上村にバスで向いました。

 

川上村の歴史上、下流地域の洪水による被害をなくすため多くの住民の方の居住地移転を余儀なくされ建設された大滝ダムを見学し、村役場で実習の挨拶をしました。そして最初の学習として、「森と水の源流館」で川上村の歴史と生命の源である水と豊かな自然を守るための取り組みを学びました。

 

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午後からは、それぞれのグループに分かれて、事前に計画していた施設や人々を訪問し、お話を聞く活動を行いました。

 

「母子」グループは、村外から移住され子育てサロンなどの活動をされている方のお宅に訪問しました。村の方からあたたかく受け入れられ、保育園無料など子育てしやすい環境である反面、子どもが少ないことで孤立しがちになる離れた地区に住んでいる移住者と村の方が交流できる場づくりをされていることを知り、移住促進を図るうえで移住後の生活や子育てに関する支援の重要性を学びました。

 

「学校」グループは、小学校の歯科検診を見学させていただき、検診の結果から歯科受診に繋げ、予防と悪化防止活動がなされていることを学びました。また村では、高校がないため、小学生の時から「自立」を目指した生活や学習面の取り組みが行われていることを学びました。

 

「成人」グループは、森林組合を訪問し、村の基幹産業である林業従事者の現状や健康管理についてお話を伺い、危険で厳しい労働環境である林業従事者の減少が著しく、人材確保が課題であることを学びました。また診療所訪問では、往診に同行させていただき、在宅医療の実際を体験することができました。ご本人だけでなく介護する家族の生活の様子を把握しながら、在宅生活の継続に向けた支援には、医師と看護師の連携のほか、介護保険外のサービスとの連携も重要であることを学びました。へき地医療は、マンパワーや設備上の限界があるため、その限界を少しでも減らすための他の医療機関や救急体制などの連携など医療提供のネットワーク化が重要であることを学びました。また住民自身も急病や急変などに対応できる情報提供や受診行動などの「自助」力を高めることも必要であることを学びました。

 

「高齢者」グループは、村唯一のデイサービスを訪問し、利用者の方に口腔機能向上のため”健口”体操を実演しました。利用者の方に楽しんで一緒にしていただけるよう学内でプログラムと媒体作成と練習を重ねて実演に挑みました。利用者の方々も楽しんでくださったようです。またデイサービス終了後の送りにも同行させていただき、山道を通って生活の場である住居を観て、高齢化が進む村での生活を支えるには、介護サービスによる共助や行政の公助には限界があり、身近な住民の方の「互助」による見守りや支えあいが重要となることを学びました。

 

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「包括」グループは、村の移住促進とアートの融合として日本でも珍しい芸術家の移住促進取り組み施設である「匠の聚」で芸術家のアトリエ兼住居を訪問し、お話を聞きました。施設のある地区に住みながら、芸術を通して村の人々との交流を促進していらっしゃることや一住民として、村ならではの豊かな自然生活の中で刺激を受けながら芸術活動ができるメリットが語られ、地区の支えあいの「互助」にも参加されていることを理解できました。また、ギャラリーでは、芸術家の方々の作品が村の特産品である吉野杉の床や家具を活用した展示されていて、カフェでは、作品販売のほか、村の2つダムをモチーフにした「ダムカレー」が話題をなっていることなど村外の方との交流の場にもなっていることを学びました。

 

第1日目は、それぞれのグループが、川上村の施設や人々が、「自助」や「互助」に関連する活動をされていることを学ぶことができたと思います。

 

看護医療学科 教授 松本 泉美

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