2019.09.10 

理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.1

9月5日(木)から7日間

台湾で行われる海外インターンシップに参加!

 
理学療法学科では、今年で4回目となる「海外インターンシップ」を行います。3回生10名、教員4名で令和元年9月5日(木)~11日(水)の7日間の日程で台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学、中国医薬大学、輔仁大学の理学療法学科との交流や、英語での講義・実習・プレゼンテーションに加えて、高齢者の方のデイケアセンターにも訪問させていただく予定です。現地からのレポート第1弾です!
 
第1日目:9月5日(木)
海外インターンシップ1日目は桃園国際空港から台北市内に移動する途中、輔仁大学を訪問しました。輔仁大学への訪問は今年が初めてです!
 
 
▼輔仁大学で!
 
①
 
Sam先生が出迎えてくださり輔仁大学の紹介、台湾でのカリキュラム制度など台湾の理学療法についてのレクチャーを受けました。慣れない英語でのレクチャーだったので全員が体を前にしてSam先生のお話に必死についていきました。日本と同じ部分もあれば初めて聞く内容もあり学びを深めることができました。Sam先生からは輔仁大学の靴下、マンゴーケーキのプレゼントも頂きました。
 
▼Sam先生の講義
 
②
 
この日の夜は今後の予定、プレゼンテーションの確認、披露するソーラン節の練習を行い、翌日の国立台湾大学(NTU)への訪問に備えました。
 
▼Sam先生と福本先生
 
③
 
 
第2日目:9月6日(金)
海外インターンシップ2日目は朝からNTUへ行き、午前中はNTUのWang先生が大学の紹介を聞きました。NTUでは日本と同じ4年制からDPT(Doctor of Physical Therapy)の6年制のカリキュラムへ移行が進められていますが、6年制では研究や自分の興味のある分野で実習ができるなど、専門性をより突き詰めることができるといったメリットがあるとおっしゃっていました。
 

▼DPTプログラムについて教えて下さるWang先生

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その後、大学内にある研究室や附属病院にあるPTセンターを見学させて頂きました。
 
▼特殊なトレッドミルを経験
 
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▼国立台湾大学附属病院のPTセンター
 
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NTUの学生たちとランチをした後は、まず宮本先生から呼吸疾患の理学的評価についてのレクチャーを受けました。この時はNTUの学生と二人ペアになってコミュニケーションをとって、一緒に触診や打診などを行いました。
 
 
▼レクチャーの様子
 
⑦-vert
 
 
次に、Wang先生から理学療法においてのエコーを使うことの有用性について、実際にエコーでの評価をしてもらいながらレクチャーを受けました。Wang先生のレクチャーでは専門的な英語が多く、聞き取るのが難しく、畿央の先生方の解説でようやくわかりました。もっと英語を勉強して聞き取れるようになりたいと強く感じました。
 
▼リアルタイムで筋肉の構造を見せてもらいながらのレクチャー
 
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その後、我々日本の学生とNTUの学生でプレゼンテーションを行いました
私たちは2つのグループに分かれて、「日本の大学生の1日(観光)」、「畿央大学の紹介と日本の理学療法や高齢者問題」についてプレゼンしました。この日のために毎週授業で英語の勉強とプレゼンの練習をしてきました。発音を意識したりやジェスチャーを使いながら話すなど日頃行わないことが多く難しいことが多かったですが、渡航前のマリアンヌ先生からのレクチャーもあり、いいプレゼンになりました。NTUの学生達の反応が良くとても盛り上がりました。
 
▼観光班のプレゼン
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▼畿央大学の紹介と日本の理学療法についてのプレゼン
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最後に、余興として日本の伝統的な踊りであるソーラン節を踊りました。NTUの学生たちのほとんどはソーラン節を見るのが初めてでしたが、踊りの意味や掛け声に興味を持ってくれて、最後は一緒にソーラン節を踊りました。
 
▼NTUの学生とソーラン節!
 

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夜はNTUの学生の案内で夜市に行きました。
おいしいご飯や夜市ならではの雰囲気を満喫し、また臭豆腐などの台湾独特の食べ物にも挑戦しました。そのなかでもNTUの学生たちと交流することができました。英語でコミュニケーションを取ることは簡単ではありませんでしたが、ジェスチャーなども含めてコミュニケーションを取りすごく思い出に残る時間を過ごすことができました!
 
▼夜市にて
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理学療法学科3回生 森田 晃優・宮田 晶穂

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