2019.10.07
令和元年度 看護医療学科卒業研究発表会を開催!
2019年10月5日(土)9:30~16:00、看護医療学科4回生97名が各教員のゼミに所属し半年かけて頑張ってきた「卒業研究」(看護医療学科4年次科目)の発表会が開催されました。
皆さん、こんにちは。看護医療学科4回生です。本日は、卒業研究発表会の報告をいたします。看護医療学科では、3回生前期から卒業研究の授業で講義を受けたあと、12月頃にゼミ担当教員(1ゼミの学生4-5人)が決定し、4回生の9月末頃まで研究活動に取り組んでいます。文献研究が中心になりますが、今までの講義や臨地実習で見たこと知ったことが実際にはどのように研究され、成果として公表されているのかを分析し、論文を作成しています。本日はその研究成果を発表しました。
【ブロック2:林・須藤・小林ゼミ】
卒業研究が始まったころは、論文の作成をどのように進めていけばよいのか全く分からない状態でした。しかし、ゼミの先生から丁寧なアドバイスをいただき、同じゼミのメンバーとともに、それぞれ異なる論文テーマについて、多角的な視点から意見交換を行い、励まし合いながら取り組むことができました。その成果もあり、卒業論文を無事完成させることができました。
発表会では、それぞれが異なったテーマで、これまでの学習や実習を通した経験をもとに個性のある素晴らしい発表会になっていたと感じました。
今回の卒業論文を通して、半年間一つのテーマに沿って研究をした学びから、自分の求める看護師としてのありかたについて考えることが大切であると感じることができました。これから働いていく中でも、日々の経験からの学びを活かし、自身の看護観につなげていくとともに、患者さんに寄り添える看護師を目指していきたいです。
林ゼミ:荒川佳美・石田智香・佐々木樺李乃・高松里菜
【ブロック3:岡・乾・秋山ゼミ】
実習中で忙しいにも関わらず、先生方や3回生の皆さんもたくさん出席してくださり、ありがとうございました。ゼミの所属が1月に決まり、そこから就職活動やインターンシップ実習、国家試験勉強と平行しながら、週に1回担当の先生のゼミ室に集まり、卒業研究を進めてきました。検索ヒットした大量の論文を分析したり、海外の英語論文を訳せず読むのに時間がかかったり等、研究を進めていくうえで困難なことも数多くありました。そのたび担当の先生やゼミの仲間に助けてもらいながら、卒業研究を終了することができました。
私たちのゼミでは、「抗がん剤の曝露と対策」「看護師のバーンアウトの要因と課題」「自殺の現状と自殺に影響を及ぼす要因」「摂食障害の実態」というテーマについて研究し、発表を行いました。今回の発表に向けてパワーポイントを作成し、先生やゼミの仲間にチェックして頂いたりもして、一生懸命取組んできた研究成果を今日発表することができ、嬉しく思います。
この卒業研究で自分自身やゼミの仲間が研究したテーマ、今日の他のゼミの発表で学んだことは、来年から看護師として働くなかで、役立てていきたいと思います。
乾ゼミ:岸田真歩・藤本祐美・湊本みのり・吉田美緒
今年度、着任後はじめての卒業研究指導でしたが、1人ひとりの問いを大切に、個人のチカラを信じることをモットーに、無事この日迎えることができたことをとても嬉しく思います。学生同士で文章チェックをするなど、学び合う仲間として良い関係の中でゼミが運営できました。 ゼミ生一人ひとりの今後のご活躍を祈っています。
ゼミ担当教員 上仲久
合計21のゼミ生たちが発表を終えました。在学中に学んだことを卒後に臨地の場で活用して、将来は看護実践の場の変改をもたらす看護職となってほしいと願います。今回の卒業研究から学会発表に繋げるなどさらに自己研鑽に励んでくださいね。
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