2019.10.11 

大学院生が第7回日本運動器理学療法学会でポスター発表&修了生が大会長賞を受賞!~健康科学研究科 

2019年10月5日(土)~6日(日)にかけて岡山で開催された第7回日本運動器理学療法学会学術大会において、私、重藤隼人(博士後期課程)が発表して参りました。
 
昨年に続き、一症例の関りを重視するという観点から「症例報告」のセッションがあり、「一般演題」「ポスター演題」も疼痛に関わるセッションから、機能障害や能力障害、基礎研究に関わるものまで多岐に渡る演題発表がありました。
 
私は本学会のテーマでもある「繋ぐ-学術と臨床の連携-」と同テーマのシンポジウムを中心に、痛みに関する講演や徒手理学療法のエビデンス構築に関するシンポジウムを聴講しました。「繋ぐ-学術と臨床の連携-」というテーマから、「学術」と「臨床」が連携できていないという現状の問題点があり、それを解決していくためにはどのような繋がりを意識していけばよいのかということを、各シンポジストの先生方の研究成果と周囲の人々への関り方の体験談も含めた話を通してあらためて再考する必要性を感じました。私自身も臨床現場で働きながら現在大学院に所属しているので、まさに「学術」と「臨床」の連携を体現していく必要性があると強く感じ、今後の研究活動は何に繋げていくべきかを考えて行動を見直していきたいと思いました。
 
また、本学会では昨年開催されました第6回日本運動器理学療法学会学術大会の表彰式が行われ、森岡研究室OB(修士課程修了)の田中創さんが大会長賞を受賞しました。修了生の方の頑張りにも刺激をうけて、今後の研究活動の意欲がさらに強まった学会でした。
 
 
田中
▲大会長賞を受賞した田中創さん
 
今回の発表演題名は以下であり、様々な意見をいただき多くの議論ができたと感じております。
 

重藤隼人「慢性腰痛患者のADL 障害に関連する運動制御の特徴と運動制御に影響する疼痛関連因子」

 

最後になりましたが、このような貴重な機会をいただき、いつもご指導をいただいています森岡先生、畿央大学に感謝申し上げます。
 

博士後期課程 重藤隼人

【関連リンク】

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【健康科学研究科 学会発表】

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