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“理学療法学科 海外インターンシップ”で検索した結果:34件

2020.02.17

海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生5名が来学!~理学療法学科

2020年2月12日(水)、理学療法学科の学生が「海外インターンシップ」でお世話になった中國医薬大学(China Medical University: CMU)の学生5名が畿央大学を訪問してくれました!     まずは、インターンシップのメンバーである松本・学生たちで出迎え、キャンパス内の健康支援センターで体組成・骨密度チェックを行いました。それぞれの機器を見たことはあっても、実際に測定したことがなかったようで、結果に興味津々で、お互いに比較し合っていました。     学内を案内後、9月に台湾へ行った本学の学生が全員集まって、ランチタイム!久しぶりの国際交流で、なかなか英語が出てこない部分はありましたが、みんなで机を囲みピザやチキンを食べながら、「まいど」「なんでやねん」などの関西弁をレクチャーしたりして、楽しく話すことができました。     私たちが台湾に行った時に一度会っている学生さんだったので懐かしい話題もあがりました。また、日本での病院実習(CMUの学生は日本の病院で3週間の実習中)や観光のことなどを話しました。来年お世話になるかもしれない理学療法学科2回生も少し交流させていただきました。   交流した後、ニューロリハビリテーション研究センターへ移動し、本学理学療法学科の福本先生が関わっている企業との共同研究の実験を見学、一部体験(歩行や姿勢)もさせていただきました。     次にCMU学生から、台湾と日本との理学療法・病院実習の違いについてのプレゼンテーションをしてもらいました。     「一対一の治療時間が長く、患者さんとの距離が近い」「他職種とのコミュニケーションが多く、チーム医療の一員として関わっている」など、まだ2週間しか経験していない実習の中でたくさんの気づきがあったことを伝えてくれました。このような意見から、それぞれの国の医療制度、文化の違いについて考える良い機会となりました。     最後は私たちからCMU学生たちへ、大学のパンフレットやメモ帳などの畿央グッズをプレゼントしました。     私たちが台湾で台中の街を案内してもらったお礼を込めて、今回は私たちが大阪の街を案内し、自分で焼くことができるたこ焼き屋さんに行きました。台湾の学生も楽しんで、たこ焼きを焼いてくれました。みんなでおしぼりを使ってひよこを作ったりもしました。最後はお土産屋さんに寄り、大阪駅にて解散しました。   久しぶりの英語での会話で緊張していましたが、英語が苦手な人も必死に伝えれば、しっかり聞いてくれたので楽しく会話をすることができ、とても充実した1日となりました。   学生同士は9月の海外インターンシップが終わった後も、SNSなどで繋がっていたようで、そこまでは違和感はなかったかもしれませんが、大学間提携があることで、実際に再会することができ、さらにお互いのことを知り、考えることができたのではないかと思います。   CMUの学生からのメッセージです。 Hsing Shenさん: Thanks for this excellent afternoon! All the activities are very good、 and we enjoyed a lot、 people are so nice、 cute and humorous. I am looking forward to meeting you in September in Taiwan!   Chen、Rui-Xinさん Thank you for your reception and accompanying us on last Sunday. I appreciate that I can have this precious chance to visit KIO university、 which guided me to broaden my horizons as well as have wonderful memories.   また別日には(今回は本学には来られませんでしたが)和歌山の白浜はまゆう病院で実習中のCMUの学生たちの実習のサポートに行ってきました。はまゆう病院の先生方(学生指導には本学OBも関わってくれています)は基本的には英語を使って指導されており、伝わりにくい部分は翻訳アプリや漢字を使ってコミュニケーションをとっています。また、患者さんの中には英語が堪能な方もおられ、症状などを直接英語で説明くれていました。 訪問時には、“Physical Therapy in Taiwan”と題し、リハビリテーション部の方々に台湾の理学療法を紹介してくれました。     今の実習の感想として、 台湾にはリハビリテーション病院というものがほとんどないので、はまゆう病院では個別で患者さんと関わる時間が長く、良いことだと思う。作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)の治療を初めて見学することができて、リハビリテーションとして、それぞれの専門職の違いがわかり、貴重な経験ができている、と述べられました。     このように大学間の関係性を深め、より良いものにできるように、試行錯誤しながら、海外インターンシップのプログラム準備を進めています。現在2回生に対し参加者を募集しているところですので、次回で5回目の海外インターンシップも有意義な授業にできるようにしたいと思います。   理学療法学科3回生 原口愛美 理学療法学科 准教授 松本大輔   【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.2 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.1 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その2 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その1 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員と施設見学へ!~理学療法学科 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生が来学!~理学療法学科

2019.09.26

理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.3

9月5日(木)から7日間 台湾で行われる海外インターンシップに参加!   理学療法学科では、今年で4回目となる「海外インターンシップ」を行います。3回生10名、教員4名で令和元年9月5日(木)~11日(水)の7日間の日程で台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学、中国医薬大学、輔仁大学の理学療法学科との交流や、英語での講義・実習・プレゼンテーションに加えて、高齢者の方のデイケアセンターにも訪問させていただく予定です。現地からのレポート第3弾です!   【台湾での観光】 台湾でのインターンシップは台湾の大学との交流だけでなく自ら行きたいところを決め、観光する時間もありました。9月7日(土)は午前中に国立台湾大学での学びをまとめたあと、台北からバスで約2時間のところにある映画「千と千尋の神隠し」のモデルにもなったと言われている九份に行きました。映画の世界に飛び込んだような街の景色に圧倒されました。 その後、無事ホテルに到着!海外で行きたい場所、行き方を決めることの難しさが体験できました。   ▲九份にて   9月8日(日)は台北から中国医薬大学がある台中への移動と観光を行いました。まずは台北市内にある龍山寺に行きました。龍山寺は台北で1番のパワースポットと言われている場所で、願い事やおみくじをしました。日本ではたいていお金を払っておみくじを引きますが、龍山寺では筊杯(ジャオベイ)と呼ばれる赤い三日月型のものを1セット持ち、地面に落として裏と表が出るとおみくじを引けるなどの文化の違いがありました。   ▲龍山寺にて。願い事をしながら線香をそなえます。   過去に世界で1番高いビルになったこともある台北101にも行きました。台北101では小籠包で有名な鼎泰豊(ディンタイフォン)に行き、小籠包を堪能しました!   ▲鼎泰豊の小籠包   台北から台中に移動し、彩虹眷村(レインボービレッジ)にも行きました。ここは、当時取り壊しが決まっていた村を存続させたい一心で、1人の男性が村おこしのために元陸軍の宿舎に落書き(アート)をして有名になった場所です。とてもカラフルでユニークな絵がたくさん描かれていました!   ▲彩虹眷村はこのような絵がいたるところにあります!   【帰国】 9月11日(水)、台湾での1週間も終わり無事帰国!帰国の翌日9月12日(木)には報告会があるため、帰国したその日に報告会の確認を行いました。     【報告会】 9月12日(木)は理学療法学科4回生の実習の報告会があり、実習での経験などの話を聞くことが出来ました。その後、海外インターンシップの報告会を行い、4月から始まった準備や実際に台湾に行って感じたことを発表しました。 報告会では「台湾の学生の授業に対する積極性」「英語の能力の高さ」「台湾の理学療法の特徴」などこの海外インターンシップを通して学んだことを先輩、後輩、先生方に報告できました! 準備の段階でトルコ、フランス、タイといった海外の理学療法についての話を聞き、実際に台湾の大学に行って理学療法のことについて勉強できたことはこれまでにない良い経験となりました!   また、この海外インターンシップを通して、英語の重要性を知れたとともに自分たちの英語能力の低さも実感しました。しかし、4月から始めた昼休みの英語の練習や、夏休みに来ていただいたマリアンヌ先生の指導にあったジェスチャーや笑顔を使うことで、台湾の学生に言いたいことが伝わった時はこれまでやってきたことが報われたような気がしました!   この海外インターンシップで学んだことを今後の学生生活や就職後につなげていきたいと思います。   ▲報告会終了後の集合写真。お疲れさまでした!   理学療法学科3回生 野本大雅   【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.2 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.1 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その2 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その1 理学療法学科 海外インターンシップ記事一覧

2019.09.11

理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.2

9月5日(木)から7日間 台湾で行われる海外インターンシップに参加!   理学療法学科では、今年で4回目となる「海外インターンシップ」を行います。3回生10名、教員4名で令和元年9月5日(木)~11日(水)の7日間の日程で台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学、中国医薬大学、輔仁大学の理学療法学科との交流や、英語での講義・実習・プレゼンテーションに加えて、高齢者の方のデイケアセンターにも訪問させていただく予定です。現地からのレポート第2弾です!   第5日目:9月9日(月) インターンシップ5日目には台中の中國醫藥大學(CMU)を訪れました。   ▲ CMUの建物   CMUではこの日から夏休み明けの授業始まりとなり、学生さんはすごく明るく私たちを出迎えてくれました。台湾では9月から新年度が始まるため、みんな進級したばかりです。 午前中は、CMUの学生さんと一緒にYu-Jung先生の授業を受けさせていただきました。 授業は英語で行われ、授業はバイタルサインを内容としたもので、各グループに畿央生が1人入り、ゲームや実技を交えたものでした。畿央大学での授業とはまた違ったものもあり、とても楽しく学びのあるものとなりました。   ▲ グループワーク   ▲ 血圧測定の実技   この日の昼食はCMUで学生さんたちと交流しながらいただきました。グループに畿央生が1人だけということもあり最初は不安もありましたが、CMUの学生さんの積極的な話しかけ等もあり楽しく過ごすことができました。   午後からは人―物理治療所という理学療法のクリニックに訪れました。   ▲ 人一物理治療所   ここでは、院長のWu先生からクリニックのことや、ここのクリニックで用いられている技術についてなどたくさんのお話を聞くことができました。台湾と日本では理学療法に関する法律などが異なっており、台湾の理学療法士は開業を認められています。そのため、Wu先生は理学療法士でクリニックを開業されています。特徴として、親指での治療(Finger surgery)を行われており、これはここでしかできない技術だそうです!   ▲ Wu先生による実技指導   人―物理治療所から再びCMUに戻り、畿央大学の宮本先生によるレクチャーを受け、畿央生の発表(日本の観光地ついて)、続いてCMU学生の発表(台湾について、台湾の理学療法について)、畿央学生の発表(畿央大学について、日本の理学療法・高齢者について)を行い、最後にパフォーマンスとして「ソーラン節」を披露しました。 「ソーラン節」の披露後、CMUの学生さんと一緒に「ソーラン節」を踊りました。CMUの学生さんは大いに盛り上げてくれ、楽しんでくれていました。   ▲ 宮本先生によるレクチャー   ▲ 畿央生による発表   この後、CMUの学生さんと夜市に行き、仲を深めることもできました。       第6日目:9月10日(火) 台湾6日目には台湾で初めてできたデイサービス施設の元気學堂を訪れました。   まだ完成してから3年しか経っておらず、同じようなシステムの施設は他にありません。特徴的な点は、保険が下りず利用するには全額負担しなければならないこと、自分達でマンゴーアイスやポチ袋などを作り販売すること、消防署やコンビニで職業体験ができることなどです。   ▲ 元気學堂の皆さんと   訪問してすぐにアイスブレイキングとして利用者の方と文旦の皮剥き競争をしたり、畿央大学の学生からソーラン節を披露したりしました。台湾の文旦は日本のものとは少し形が違いましたが、甘いフルーツで中秋節に食べられるようです。その後、元気學堂​に通う皆さんと一緒に木球と呼ばれる台湾のゲートボールのようなゲームで交流しました。言語の壁はありましたが、ゲームを通じて親睦を深めることができました。   ▲ 木球の様子   利用者の方とはほぼ中国語でのコミュニケーションだったので分からないことがたくさんありましたが、ジェスチャーを交えながら一生懸命コミュニケーションをとりました。お昼は昼食も一緒に頂き、最後には手作りのマスコットをいただきました。   今日でインターンシップのプログラムが全て終わり寂しい気持ちになりますが、このインターンシップで感じたことや学んだことを後期の授業に活かせるようにしたいと思います。   理学療法学科3回生 楠山千智・原口愛美・平井愛梨・福本優衣   【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.1 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その2 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その1 理学療法学科 海外インターンシップ記事一覧

2019.09.10

理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.1

9月5日(木)から7日間 台湾で行われる海外インターンシップに参加!   理学療法学科では、今年で4回目となる「海外インターンシップ」を行います。3回生10名、教員4名で令和元年9月5日(木)~11日(水)の7日間の日程で台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学、中国医薬大学、輔仁大学の理学療法学科との交流や、英語での講義・実習・プレゼンテーションに加えて、高齢者の方のデイケアセンターにも訪問させていただく予定です。現地からのレポート第1弾です!   第1日目:9月5日(木) 海外インターンシップ1日目は桃園国際空港から台北市内に移動する途中、輔仁大学を訪問しました。輔仁大学への訪問は今年が初めてです!     ▼輔仁大学で!     Sam先生が出迎えてくださり輔仁大学の紹介、台湾でのカリキュラム制度など台湾の理学療法についてのレクチャーを受けました。慣れない英語でのレクチャーだったので全員が体を前にしてSam先生のお話に必死についていきました。日本と同じ部分もあれば初めて聞く内容もあり学びを深めることができました。Sam先生からは輔仁大学の靴下、マンゴーケーキのプレゼントも頂きました。   ▼Sam先生の講義     この日の夜は今後の予定、プレゼンテーションの確認、披露するソーラン節の練習を行い、翌日の国立台湾大学(NTU)への訪問に備えました。   ▼Sam先生と福本先生       第2日目:9月6日(金) 海外インターンシップ2日目は朝からNTUへ行き、午前中はNTUのWang先生が大学の紹介を聞きました。NTUでは日本と同じ4年制からDPT(Doctor of Physical Therapy)の6年制のカリキュラムへ移行が進められていますが、6年制では研究や自分の興味のある分野で実習ができるなど、専門性をより突き詰めることができるといったメリットがあるとおっしゃっていました。   ▼DPTプログラムについて教えて下さるWang先生     その後、大学内にある研究室や附属病院にあるPTセンターを見学させて頂きました。   ▼特殊なトレッドミルを経験     ▼国立台湾大学附属病院のPTセンター       NTUの学生たちとランチをした後は、まず宮本先生から呼吸疾患の理学的評価についてのレクチャーを受けました。この時はNTUの学生と二人ペアになってコミュニケーションをとって、一緒に触診や打診などを行いました。     ▼レクチャーの様子       次に、Wang先生から理学療法においてのエコーを使うことの有用性について、実際にエコーでの評価をしてもらいながらレクチャーを受けました。Wang先生のレクチャーでは専門的な英語が多く、聞き取るのが難しく、畿央の先生方の解説でようやくわかりました。もっと英語を勉強して聞き取れるようになりたいと強く感じました。   ▼リアルタイムで筋肉の構造を見せてもらいながらのレクチャー         その後、我々日本の学生とNTUの学生でプレゼンテーションを行いました 私たちは2つのグループに分かれて、「日本の大学生の1日(観光)」、「畿央大学の紹介と日本の理学療法や高齢者問題」についてプレゼンしました。この日のために毎週授業で英語の勉強とプレゼンの練習をしてきました。発音を意識したりやジェスチャーを使いながら話すなど日頃行わないことが多く難しいことが多かったですが、渡航前のマリアンヌ先生からのレクチャーもあり、いいプレゼンになりました。NTUの学生達の反応が良くとても盛り上がりました。   ▼観光班のプレゼン   ▼畿央大学の紹介と日本の理学療法についてのプレゼン   最後に、余興として日本の伝統的な踊りであるソーラン節を踊りました。NTUの学生たちのほとんどはソーラン節を見るのが初めてでしたが、踊りの意味や掛け声に興味を持ってくれて、最後は一緒にソーラン節を踊りました。   ▼NTUの学生とソーラン節!                                                                                                                                                              ▼第1日目に一緒に参加してくれたNTUの学生たちと   夜はNTUの学生の案内で夜市に行きました。 おいしいご飯や夜市ならではの雰囲気を満喫し、また臭豆腐などの台湾独特の食べ物にも挑戦しました。そのなかでもNTUの学生たちと交流することができました。英語でコミュニケーションを取ることは簡単ではありませんでしたが、ジェスチャーなども含めてコミュニケーションを取りすごく思い出に残る時間を過ごすことができました!   ▼夜市にて   理学療法学科3回生 森田 晃優・宮田 晶穂 【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その2 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その1 理学療法学科 海外インターンシップ記事一覧

2019.09.10

理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~台湾に向けて!その2

理学療法学科では、今年で4回目となる「海外インターンシップ」を行います。 3回生10名、教員4名で令和元年9月5日(木)~11日(水)の7日間の日程で台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学、中国医薬大学、輔仁大学の理学療法学科との交流や、英語での講義・実習・プレゼンテーションに加えて、高齢者の方のデイケアセンターにも訪問させていただく予定です。   インターンシップに向けて、毎週木曜日の昼休憩と5限を利用し、英語での会話やプレゼンテーションの練習を行ってきました。また、昨年度に引き続き、英語力アップだけでなく、海外の文化や理学療法の現状を知るために、日本に留学中の海外の先生をお招きし、レクチャーをしていただきました。   6月6日にはブルジュ先生(トルコ)、7月4日にはクレマンス先生(フランス)、7月11日にはアン先生(タイ)にレクチャーをしていただき、各国の理学療法の特徴について英語で教えていただきました。ゆっくりと丁寧に話をしていただきましたので、レクチャーの内容も理解でき、また英語のリスニング力も鍛えることができる良い機会となりました!   トルコのブルジュ先生と   ▼フランスのクレマンス先生と   ▼タイのアン先生と   また、夏休みに入るとマリアンヌ先生から英語の発音、プレゼンテーションの秘訣を教えていただきました。練習を重ねるごとにマリアンヌ先生から褒められることが多くなり自分自身でも始めに比べ、成長できていることを実感できました。   ▼マリアンヌ先生と   さらに、昨年の海外インターンシップに参加された4回生の倪君から中国語の指導もしていただきました。中国語の発音は難しかったですが、分かりやすく教えていただきましたので、自分の名前や簡単な単語であれば話すことができるようになりました。       日本との文化の違いや理学療法の違いについて、台湾に行く前から英語で聞くことができたとともにリスニング力もついてきた気がします。 いよいよ出発となりますが、最後まで練習を行って、良いプレゼンテーションができるように、また現地では台湾の理学療法を学び、学生交流もしたいと思います!   理学療法学科3回生 野本大雅・野間惇志   【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その1 理学療法学科 海外インターンシップ記事一覧

2019.09.02

理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その1

理学療法学科では、今年度で4回目となる「海外インターンシップ」を行います。 3回生10名、教員4名で令和元年9月5日(木)~11日(水)の7日間の日程で台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学、中国医薬大学、輔仁大学の理学療法学科との交流や、英語での講義・実習・プレゼンテーションに加えて、高齢者の方のデイケアセンターにも訪問させていただく予定です。   インターンシップに向けて、今年の4月から毎週木曜5限に集まり、現地でのプレゼンテーションや余興などの準備を進めてきました。プレゼンテーションでは、「日本の理学療法」と「日本の観光地」というテーマで2班に分かれ、英語でのスライドや発表原稿の作成に取り組んできました。 また、英語のスキルを高めるために、毎週木曜の昼休憩にも集まり、1人ずつ英語で発表を行ったり、小グループに分かれて英語でのコミュニケーションの練習もしたりしてきました。   学内活動の初めには、学科長の庄本先生から台湾の歴史や日本との交流についてレクチャーをしていただき、台湾の成り立ちから現在に至るまで、様々なことを学ぶことができました。     さらに、オーストラリアから帰られた瓜谷先生に、英語のトレーニングやアイスブレイキングもしていただきました。英語しか使ってはいけないコミュニケーションに苦戦しましたが、ゲーム感覚で、みんなで楽しく英語に親しむことができました!     これらの経験を踏まえ、初めての英語でのプレゼンテーションに戸惑いながらも、先生方のアドバイスをもとに全員で協力し合いながら、より良い発表ができるよう練習を繰り返し行っています。 9月5日(木)の台湾出発に向けて、引き続き準備を進めていきたいと思います!!   理学療法学科3回生 石川江里 濱田琴乃   【関連記事】 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員と施設見学へ!~理学療法学科 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生が来学!~理学療法学科 理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 vol.4~教員総括~ 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾 現地リポートvol.3 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in台湾 現地リポートvol.2 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾 現地リポートvol.1 フランスの理学療法学生が来校!~理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾に向けて!

2019.01.30

海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員と施設見学へ!~理学療法学科

2019年1月26日(土)に理学療法学科の学生が海外インターンシップで訪れた中国医薬大学(CMU)の教員と学生が畿央大学を訪問してくださいました。 翌日1月27日(日)、Yu-Jung Cheng先生と松本は和歌山県にある白浜はまゆう病院へ見学に行きました。   白浜はまゆう病院は、一般病棟、回復期リハ病棟、介護療養病棟だけではなく介護保険によるデイケアセンター、訪問看護ステーションなど幅広く、地域を支える病院です。リハビリテーションスタッフは約80名と紀南地域では最も多いようです。     白浜はまゆう病院は本学の実習地でもあり、卒業生も就職させていただいていることと、中国語ができるスタッフがいらっしゃることもあり、今回の海外からの見学も快く受け入れてくださり、リハビリテーション室長の中本先生をはじめ、たくさんの先生方にご案内いただきました。   ▲病棟によっては患者様も天然温泉に入ることができるようです。   ▲病棟からの景色は最高です。夏には花火も見えるようです。   ▲運転技術を評価する機器   特に台湾の高齢化率は12~3%と日本に比べると低いですが、急激に増加していることから、台湾でも近年、介護保険制度が制定されました。そこで、台湾でも介護保険下での理学療法士の活躍が求められていることから、非常に関心が高く、多くの質問をされていました。 また、Yu-jung先生から台湾では日本と比べ、臨床実習の期間は1.5倍以上長いことや、理学療法士自身が個人PTクリニックをひらく方が増えてきていることなどを病院の先生方に紹介してくださいました。   このように、実際に現場を見て情報交換することで、国を超えお互いの良いところを共有し、参考になる可能性があることを感じることができました。     この場をお借りして、ご協力いただきました白浜はまゆう病院の先生方、関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。   理学療法学科助教 松本大輔   【関連記事】 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生が来学!~理学療法学科 理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 vol.4~教員総括~ 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in台湾 現地リポートvol.3 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in台湾 現地リポートvol.2 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾 現地リポートvol.1 フランスの理学療法学生が来校!~理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾に向けて!

2019.01.28

海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生が来学!~理学療法学科

2019年1月26日(土)、理学療法学科の学生が「海外インターンシップ」で訪れた中国医薬大学(CMU)の教員と学生が、畿央大学を訪問してくださいました!     まずは、インターンシップのメンバーである今北先生、宮本先生、松本と昼食を共にした後、健康支援センターで骨密度チェックをしました。本学学生は健康診断で毎年測定しますが、今まで測ったことがなかったようで、学生全員、同年代の平均以上で喜んでいました。 また、ニューロリハビリテーション研究センターや運動負荷試験に関連する機器の説明をした後、今北先生のラボで研究機器の紹介をし、一通り案内が済んだところで、理学療法実習室で本学学生からの歓迎会へ。     本学学生たちがお菓子だけではなく、たこやき・おはぎなども準備して楽しみに待っていたのですが、久しぶりに英語を使うので、お互い戸惑う場面もありました。 そこで、CMUの学生4名は本学の3年生よりも一足早く日本の病院実習をしているということで、「新しく覚えた日本語は何ですか?」と聞くと、「しんどい…」と答えてくれました。 どの国の学生も理学療法の実習は大変なようです… 指導者の先生とは、英語でのコミュニケーションで患者さんとなかなかお話できていないということだったので、即興で本学学生から日本語講座が始まりました。   Repeat after me! Watashi no namae wa ○○ desu!   Yoroshiku Onegaishimasu!   少しずつ緊張がほぐれ、みんなでお菓子を食べながら日本での病院実習や観光のことなどを話し、交流することができました。     そして、今回はYu-Jung Cheng先生から“Basic Research in Physical Therapy-An Example of Low level LASER Therapy-”と題し、動物実験を用いた物理療法に関する研究の紹介をしていただきました。専門的な内容でしたが、かなりシンプルにまとめて下さっていたことと、同じ専門分野の今北先生の通訳かつ補足もあり、なんとか理解することができました。 本学学生からは、「なぜ基礎研究を始めようと思ったのですか?」などの質問があり、CMUの学生も日頃授業では聞けない先生の専門的な話を興味深く聞いていました。 また、そこで話が盛り上がり、急遽、今北先生が先日受賞された筋膜(Fascia)の研究の紹介をしていただくことになりました。臨床現場でよくある疑問の解決につながるような実験結果で、両学生たちにとって、これからの実習や臨床の参考になったようでした。       最後は私たちからCMUの先生・学生へ、大学のパンフレットや畿央グッズのプレゼント!メモ帳や付箋・ボールペンなど実習に使えるものばかりで喜んでいました。     実習中・試験期間中と忙しくても、顔を合わせて、「試験頑張って」「実習頑張ってね」とエールを交わし、国は違えど同じ夢をもつ友達がいることで、お互いにとって、さらに頑張る力になったのではないかと思います。   海外インターンシップが終わった後も、SNSなどで連絡を取り合いながら、このように学生達が再会することが出来て、さらに仲良くなれるのも、本学ならではの取り組みではないかと思います。     現在2回生に対し参加者を募集しているところですので、次回も有意義な授業にできるように準備を進めたいと思います。   理学療法学科助教 松本大輔   【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 vol.4~教員総括~ 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in台湾 現地リポートvol.3 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in台湾 現地リポートvol.2 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾 現地リポートvol.1 フランスの理学療法学生が来校!~理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾に向けて! 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生が来学!~理学療法学科

2018.10.02

理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 vol.4~教員総括~

理学療法学科では、平成28年度から3回生の学生を対象に、理学療法に特化した「海外インターンシップ」の科目を開講しています。国際的な視野の拡大や語学能力の向上などの目標に加えて、海外での理学療法の実情を学び、海外の学生や理学療法士と交流を深める機会をもつことで、将来グローバルな理学療法士になることを到達目標とした授業です。 カウンターパートである台湾の国立台湾大学(National Taiwan University; NTU)・中国医薬大学(China Medical University; CMU)と共同でプログラムを作成しており、他の大学にはあまり見られない本学独自の取り組みになります。     なぜ、台湾の両大学なのか? 2つの大学の優れた点を挙げます。 •アメリカ・オーストラリアなどへの留学経験、欧米での大学院を修了した先生が多く、研究レベルが高い​ •卒業生に海外等の大学院に進学する学生もいる​ •他の海外とのつながりも強く、学部生の間に海外で実習を受ける学生もいる​ •アメリカのDPTプログラムを参考に6年制教育が一部始まっている​ •理学療法士が直接患者さんを診療できるPTクリニックやPTセンターがある(医師の処方箋は必要)​ •非常に友好的で、海外からの学生などの対応も慣れている •英語ができる学生が多い など アジアの中では、日本が進んでいる印象があるかもしれませんが、台湾の理学療法には我々が学ぶべきところがたくさんあります。     学生たちは4月から準備していたのですが、2018年9月6日(木)から予定していた渡航が、9月4日(火)の台風21号による関西空港の浸水、連絡橋の損壊等で、長期間の利用ができなくなり、一時は中止の可能性もありましたが、JTBの担当者の方や事務局の方々の調整の結果、9月9日(日)~12日(水)と短縮した形でも実施できることになりました。 参加学生は、移動が多くスケジュールがタイトであったのにもかかわらず、レクチャーやプレゼンテーションなど積極的に取り組んでいました。また、学生交流では、現地の学生とすぐに仲良くなり、自由時間に観光に連れて行ってもらうなど、全体を通して、気づきや学び、貴重な経験ができたようです。報告会では、清々しい表情で堂々と自分たちの想いを後輩たちに伝えてくれました。     海外インターンシップでは、学生だけなく教員の交流という側面もあります。大学間提携を結んでいるCMUとは、今北先生が中心にお互いの研究室を訪問し、実験手法を共有する等を続けています。 ▼CMUとの研究交流についてはこちら 海外インターンシップ先の中国医薬大学(台湾)から教員2名が来学!!~理学療法学科   また、今回の期間短縮に伴い、前半にプログラムをご準備いただきながら急遽キャンセルすることになったNTUにお詫びと来年度の調整のために、福本先生が訪問しました。 NTU、NTUPTセンターの先生方はみなさん、「台風は大丈夫だった?」と心配、「キャンセルのことは気にしなくていい」、と寛大に対応してくださり、来年度も継続して受け入れていただけることとなりました。 NTUでも、以前から交流のあるWang先生と福本先生とで国際共同研究や、学部生はもちろん大学院生や教員の交流など関係性の発展に繋がる話で盛り上がりました。     上記の通り様々なハプニングを乗り越えて、無事、3回目の理学療法学科の海外インターンシップを終えることができました。   今回、我々の訪問を受け入れてくださった施設の方々、事前の準備で関わってくださった方々、急な変更にもかかわらず、日程調整など対応してくださった関係者の方々に、この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。     理学療法学科教員 今北英高、福本貴彦、松本大輔、宮本直美、梶原由布     【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾 現地リポートvol.1 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾 現地リポートvol.2 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾 現地リポートvol.3

2018.09.21

理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾 現地リポートvol.3

理学療法学科では、台湾での海外インターンシップを実施しています。3年目となる2018年は台風21号で関西国際空港が使えなくなる波乱の幕開けでしたが、日程短縮をして3回生15名と教員4名が現地を訪問。現地からのレポート第3弾です!   9月12日(水) 台湾での滞在も、もう最終日を迎えました。 台中から台北の桃園国際空港へ向かう途中に、彩虹眷村(Rainbow village)に寄りました。     眷村は、以前、老兵が多く住宅も決して立派ではなかったので、再開発計画により取り壊される予定でした。しかし、そこに残っていた黄じいさんは、突然、ペンキで家の前の壁に絵を描き始め、当時の台中市の市長が黄じいさんの描いた絵で色彩豊かになった眷村に感動し、台中市の特徴ある公園として残すことになったそうです。     かわいい絵が多かったので、たくさん写真を撮り、台湾の最後の思い出にしました。     関西国際空港は使えないため、台湾から成田空港へ戻り、そこからシャトルバスで新宿のホテルへ向かって、宿泊しました。    9月13日(木) 7時にはホテルを出て、新幹線で大阪へ!移動中の新幹線でも報告会の確認を行いました。   そのまま畿央大学に戻り、理学療法学科全学年が唯一集まる全体症例発表会へ参加し、4回生の実習での経験、学びを聞くことができました。そして、ようやく海外インターンシップ報告会です。     準備から台湾での4日間で感じたこと、得たことを先輩・後輩・先生方に伝えるため、報告会を行いました! 報告会では、「英語力のなさを痛感した」「台湾学生たちの授業姿勢に刺激を受けた」「日本と海外の文化の違いを知ることができた、台湾の人々のあたたかみを感じた」などたくさんの思いを伝えました。   報告会には1回生から4回生まで想像より多くの方が来てくださり、この興奮が少しでも伝わっていれば嬉しいです! 台湾の学生とも仲良くなれましたが、参加したメンバー同士の仲も深められたと思います。     今回参加してみて、改めて、積極性や自分の気持ちを伝えることの大切さ・英語力不足を感じました。 インターンシップで得たことを授業や日常に生かし、より自分自身を高めていけるようにしたいと思います!   最後になりましたが、今回は台風の影響で中止になる可能性があったにもかかわらず、改めて予定を調整していただいた事務局の方々、先生方、JTBの方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました!       理学療法学科3回生 伊藤隼人・川上雅子   ●過去の理学療法学科海外インターンシップ in 台湾の記事はコチラ