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“HOPEFUL”で検索した結果:94件

2024.03.27

災害復興ボランティア体験談~ボランティアの魅力発見プロジェクト

畿央大学ボランティアセンターでは、日々寄せられるボランティア募集の情報を学生・教職員に紹介し、学生がボランティア活動に積極的に参加することで社会貢献を果たすようサポートを行っています。前回のブログでは、学生がボランティア活動紹介のため、香芝市ボランティア団体のインタビュー動画作成に取り組む様子をお伝えしました。その3名の学生が災害復興ボランティア部「HOPEFUL」のメンバーでもあることから、今回は、能登半島地震の復興ボランティアの体験談を伺いましたので、紹介します。 来月の4月2日(火)と3日(水)に「ボランティアの魅力発見プロジェクト」として、香芝市ボランティア団体との連携によるボランティア活動紹介を行います。   日 時 2024年4月2日(火)12:00-13:30 2024年4月3日(水)15:00-17:00 場 所 学生食堂(なごみ)   ボランティア活動紹介で活用する「ボランティア団体へのインタビュー動画」の作成を行った際、インタビュアー、カメラマンとしてインタビュー動画ボランティアに参加した3名が、能登半島地震の復興ボランティアにも参加したことを伺いました。今回はその体験談を学内に共有させていただきたいと思います。 3名は皆、本学の災害復興ボランティア部「HOPEFUL」のメンバーであり、部長である現代教育学科2回生の西條 志歩さんと一緒に有志で参加したそうです。以下に、参加した4名の感想を紹介します。 私たちは七尾市で災害復興活動をさせていただきました。行った時の状況としては、地震の影響で雨漏りしているのか、ブルーシートがかけられた屋根がたくさんあり、道も割れているところが多くありました。活動は主に壊れた家具などを運搬することでした。依頼された方とボランティアの連携が取れるようなシステムができており、職員の方が的確な指示をくださるおかげで円滑に活動ができました。そんなシステムを作りあげたのも、七尾市の職員さんのみなさんです。自分の家族、家にも被害があるはずなのに、ボランティアより何倍も忙しい運営に奮闘してくださってる姿は胸に迫るものがありました。 私たちのグループは、一人暮らしの高齢者の方のご自宅に伺わせていただきました。活動後、ありがとうと深々お辞儀をして、泣いて喜んでくださいました。活動を行う前までは、自分の無力さを突きつけられる経験になるのだろうと思っていました。しかし、この経験から私たちが些細なことに思っている活動でも、被災者の方にとっては大きな援助になることがあると知ることができ、私でもできることがあるのかもしれないと、自分の中でボランティアを行う意義を見つけることができました。 地震直後はたくさんニュースになり、被災者の方も応援されていると実感し、頑張ることができます。しかし、時が経つにつれ、被災者の方の生活は何も変わっていないのに、どんどんテレビでは報道されなくなっていきます。そうして被災者の方は頑張る気持ちが途切れてしまうことがあります。何件も回って、汗水流して活動することも重要ですが、一人ひとり被災者の方と丁寧に向き合い、お話をして、少しでも笑顔になってもらうこと、元気を届けることもとても大切であると感じました。   現代教育学科2回生 竹田 藍 この度、能登の災害復興ボランティアに行かせていただき、学校では経験することのできない学びがたくさんありました。まず、ボランティアに参加するにあたり、活動を通して現地の方々のお力になりたいという気持ちはもちろん、元気と笑顔も届けたいという気持ちで参加させていただきました。 現地に行き、自分の目で確かめたものは、テレビやネットで見ていたものよりも胸に訴えてくるものが多く、衝撃的でした。そして、瓦が落ちている家の多さや倒壊しかけている家に驚き、改めて災害の恐ろしさを実感しました。 ボランティアの活動時間は4時間程度で、各ご家庭の災害ゴミを運搬したり、整理したりという活動がほとんどでした。私が担当したお家の方は、お会いした際にお疲れの様子がうかがえました。しかし、私たちの作業が終わり、帰る時には「ありがとうございました」と笑みを浮かべておられたので、自分たちの活動がお役に立てたという喜びと達成感、「ありがとう」の言葉の重みを感じました。 この度の石川県の災害復興ボランティアを通して、災害が起きてからではなく、防災意識を高め、いつ災害がおきても大丈夫なように災害に備えた取り組みを行っていきたいと思いました。また、ボランティアのやりがいや素晴らしさも感じたので、これからもボランティアを通して社会に貢献していきたいです。   現代教育学科1回生 田阪 るな 今回、1月1日に発生した石川県能登地方の災害復興ボランティアへ寝屋川市の消防士さんのボランティアチームと協力し、ボランティアに参加しました。我々が行った七尾市は、石川県でも比較的被害の少ない地域でした。しかし、仮設のトイレが設置されていたり、アスファルトが隆起していたり、住宅が崩れてしまうため角材で支えているようなところもありました。活動内容は使わなくなった家財道具を運び出すのが中心でした。いつ崩れてもおかしくないような家屋に住んでおられる方もおられ、ボランティアをしながらも不安を感じる場面もありました。今回は日帰りだったので作業時間が短く、最後までやり切れなかったため、少し悔しい気持ちがありました。しかし、自分にとっても、さまざまなことを考えさせられる経験、貴重な体験になりました。   人間環境デザイン学科1回生 藤井 岳 実際に被災された方のお宅に伺い、家具が倒れたり食器が割れたりしているのを見て、思い出の詰まった一つ一つのものが地震という一瞬の出来事によって壊れてしまうというのはすごく切なくて悔しいことだろうと感じました。またボランティア活動をしていると被災された方が心から感謝してくださり、こちらからすると些細なことであったとしても被災された方々の状況等を踏まえると大きな意味を持つと実感しました。ゆえに、被災された方の要望がボランティアの始まりであるため、その要望された方々の想いに寄り添い、満足してくださるような活動や関わりをすることが重要だと思いました。   現代教育学科2回生 西條 志歩 4名の体験談を読まれて、どのようなことを感じられましたか。私は、その場の状況が目に浮かぶ思いでした。実際にその場に立ち、被災された方々と出会い、思いを知り、共に活動することで、表現しがたいさまざまな思いが生まれる、その胸に迫る思いが更なる原動力になるのだろうと感じました。「自分にできること」を行うことは、誰かの心を温かな方向へと照らす一助となり、その温かさが反射し、自分の心もじんわりと温まっていくものなのではないかと思いました。   4名が所属しています、本学の災害復興ボランティア部「HOPEFUL」は、4月2日、3日のクラブ・サークル紹介に参加するとのことです。災害復興ボランティアだけでなく、地域に根ざしたボランティアも行っているとのことですので、話を聞きに、学生食堂(なごみ)の方に立ち寄ってみてください。   ボランティアセンター長 現代教育学科 中垣 州代   【関連記事】 ボランティア団体へのインタビューと動画撮影に挑戦しました!~ボランティアの魅力発見プロジェクト クラブ・サークル紹介とあわせて「ボランティア活動紹介」を開催!~ボランティアの魅力発見プロジェクト 災害時に避難所を運営する模擬体験ゲームに取り組みました!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 災害復興ボランティア部(HOPEFUL)紹介~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.41

2024.03.26

ボランティア団体へのインタビューと動画撮影に挑戦しました!~ボランティアの魅力発見プロジェクト

畿央大学ボランティアセンターでは、日々寄せられるボランティア募集の情報を学生・教職員に紹介し、学生がボランティア活動に積極的に参加することで社会貢献を果たすようサポートを行っています。今回は「ボランティアの魅力発見プロジェクト」として新入生に向けてボランティア活動紹介を行うにあたり、香芝市ボランティア団体のインタビュー動画作成に取り組みました。その様子についてボランティアセンター長の中垣先生よりレポートをいただきましたのでお届けします。 来月の4月2日(火)と3日(水)に「ボランティアの魅力発見プロジェクト」として、香芝市ボランティア団体との連携によるボランティア活動紹介を行います。   日 時 2024年4月2日(火)12:00-13:30 2024年4月3日(水)15:00-17:00 場 所 学生食堂(なごみ)   その活動の一環として、香芝市ボランティアセンターから本学の学生に「ボランティア団体へのインタビューと動画撮影」のボランティア募集依頼がありました。各団体のボランティア内容やボランティアをされている方々の思いを、学生の皆さんに短時間で知ってもらえることを目的としたインタビュー動画作成です。   その依頼に、教育学部現代教育学科2回生の竹田 藍さん、同じく現代教育学科1回生の田阪 るなさん、健康科学部人間環境デザイン学科1回生の藤井 岳さんが希望し、3月12日(火)に実施されました。そこに、私(中垣)も同行しましたので、今回は、その様子をお伝えします。   ▼左から竹田 藍さん、藤井 岳さん、田阪 るなさん   午前中に、本企画を中心となって運営してくださっている香芝市ボランティアセンターの山崎さん、ボランティア団体「あいすのぼう」の沖本さんたちと打ち合わせを行い、午後には、ボランティア9団体の代表の方々と個々で打ち合わせ、それから、インタビュー動画を作成するという流れで進められました。打ち合わせ段階では、それぞれの団体のボランティアの良さをどうすれば引き出せるか、どうすればその魅力が学生の皆さんに伝わるかを考えて、丁寧に打ち合わせをしていました。ボランティアに携わっておられる皆さんへの敬意をもって、個々に応じたインタビューや動画撮影を行っている3名の姿に感心しました。   ▼打ち合わせの様子   ▼インタビューの様子   ▼動画撮影の様子   今回のインタビュー動画作成に関わった竹田 藍さん、田阪 るなさん、藤井 岳さんから感想やメッセージをいただきました。   今回9団体のボランティアの皆様にインタビューをさせていただき、ボランティアをする原動力が、みなさんがより良く生きられるようにという本当に純粋な思いで成り立っているのだと実感しました。また、1人ではできなくても、同じ志を持った人で集まれば、社会に大きな貢献ができるということを学びました。これを読んでくださっている皆さんにも、こんなことしてみたいなという密かな思いはあるのではないでしょうか。ボランティア活動は、そんな自分を昇華させる場でもあると思います。自分と同じ志を持ったボランティア団体を見つけて、ぜひ、その意欲を人の役に立ててほしいと思っています。いきなり活動するのが難しいという方は、ボランティアに参加し、支援される側を体験されても良いと思います。ボランティアは、自分が助けてもらったから、私も助ける側になりたいと、優しさの連鎖で成り立っている部分もあると思います。ボランティアをすることが全てなのではなく、ボランティアの方々に支援してもらってこそ分かることもあります。ボランティア活動は、自分自身が得られるものも大きいです!これを読んでボランティアしてみよう!と思って下さる方が1人でも増えればうれしいです!   現代教育学科2回生 竹田 藍 9つのボランティア団体のみなさんにインタビューをさせていただける貴重な機会を設けていただいたことありがたく思います。ボランティア団体の皆様は、とてもいきいきとされており、ボランティアに対する熱い思いを感じました。また、様々なボランティア活動があることで優しい温かい街になり、多様な人々が暮らしやすい素敵な街になるのだと分かりました。ボランティア団体の方のお話をたくさん聞くことができて、自分の世界が広がった感じましたし、一緒に活動させていただくことができて良かったです。   現代教育学科1回生 田阪 るな 今回、香芝市のボランティア9団体の方々にインタビューにカメラマンとして参加させていただきました。撮影しながらお話を伺う形となったのですが、団体ごとに活動内容は全く違いますが、熱量はどの団体も高く、街の活性化、高齢や障がいがある方の暮らしやすさ向上のため日々活動していることが分かりました。私が所属しているボランティアクラブ「HOPEFUL」は、災害復興以外にも地域に根ざしたボランティアもしており、今回インタビューさせていただいた香芝市ボランティア団体の方々の活動内容とは異なるのですが、目指しているものは同じだと思いました。また、一緒に活動できたらと思いました。さらに、これを読んでくださっている皆さんには 「HOPEFUL」にも興味を持っていただけるとうれしいです。   人間環境デザイン学科1回生 藤井 岳 竹田 藍さん、藤井 岳さん、田阪 るなさんは、本学の災害復興ボランティア部「HOPEFUL」のメンバーで、能登半島地震の復興ボランティアにも参加したとのことです。ボランティアを行う中で、涙を流して喜んでくれた人がいたとの話を聞き、ボランティアを経験したからこそ得られた感情が、その後のより良い言動、より良い人間関係、より良い社会づくりに大きく影響していくのだろうと思いました。今回のインタビュー動画作成では、3名がこれまでボランティアで得てきた力が発揮されているように感じました。   インタビュー動画の方は、4月2日(火)、4月3日(水)に新入生対象に行われる畿友会主催「クラブ・サークル紹介」の場所、なごみにて、視聴していただけます。1団体1分の短い動画に、ボランティアの魅力がギュッと詰まっています。皆さん、どうぞ、見に来てください。   ボランティアセンター長 現代教育学科 中垣 州代   【関連記事】 クラブ・サークル紹介とあわせて「ボランティア活動紹介」を開催!~ボランティアの魅力発見プロジェクト 災害時に避難所を運営する模擬体験ゲームに取り組みました!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 災害復興ボランティア部(HOPEFUL)紹介~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.41

2023.07.04

災害時に避難所を運営する模擬体験ゲームに取り組みました!~災害復興ボランティア部HOPEFUL

みなさんこんにちは!災害復興ボランティア部HOPEFULです。   2023年7月1日(土)、ボランティアチームけれけれで活動しておられる方2人とHOPEFUL前代表者で健康栄養学科卒業生の田宮さんに来ていただき、一緒に「避難所運営ゲーム(HUG)」をしました。HOPEFULからは、9人が参加しました。   HUGとは、避難所運営を皆で考えるためのひとつのアプローチとして静岡県が開発したもので、避難者の年齢や性別、国籍、それぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験するゲームです。   まずはゲームの内容や条件、やり方の説明を聞きます。時期は2月、雨の日を想定して行います。     しっかり理解した後は、2グループに分かれてゲーム開始!     読み手が避難者の情報が書かれたカードをどんどん読み上げていきます。避難所は小学校なので、体育館や1年~6年の教室の他にも保健室、図書室、家庭科室、理科室、校長室、職員室、プール…などたくさんの部屋や施設があります。   「子ども部屋をつくる?」「傷病者をひとつの部屋に入れようか」「歩行困難だから入口に近いところがいいんじゃない?」など、意見を出しながら避難者を振り分けていきます。     疾患のある高齢者、アレルギーやぜんそくのある子ども、体調不良者やけが人、乳幼児を連れた妊婦さん、障害者、歩行困難者、ペットを連れた人、日本語が話せない外国人、両親とはぐれた子ども、ひとりごとが激しい人、認知症の人、人工透析が必要な人、糖尿病の人、盲導犬を連れた全盲の人、泥酔している人、ホームレス…それぞれの事情を考慮しながら部屋に入れていきますが、悩んでいる間にも、たくさんの人が次々と避難してきます。   毛布やテント、仮設トイレ、食料などの支援物資も次々と届き、どこに設置するのか、誰に優先的に配るのか…相談しながら決めていきます。   授業で習った内容もグループ内で共有しながら、進めていきました。     終わったあとは、自分たちの避難所を振り返り、グループ内で意見交換をしました。どこが良かったのか、どういう時に困ったのか、反省点などを書き出し、話し合います。   「発熱や吐き気がある人とそうでない人を同じ部屋にすると感染症が広がる恐れがあるのでは?」 「他人の男女が隣り合わないように配慮する必要があるよね」 「トイレをここに設置したけど、これで良かったのかな?」 「家庭科室や理科室は包丁や薬品があるから、小さい子どもを入れるのは危険だ。」 「家が全壊した人は長く避難所にいるはずだから、授業の早期再開を目指すためには教室に入れない方がいいんじゃない?」 「マスコミの取材を忙しくて断ってしまったけど、この忙しさを伝えてもらうためにも受けるべきだったかな?」 「障害や病気のことなど、知識がないとどう対応していいか分からないね」 「動物がいる部屋の近くは騒音やにおい、アレルギーなどに配慮しないといけないね」 「トリアージなどの専門用語が出てくると、グループ内の共通認識ができていないから大変だった」 「グループ内であまり連携がとれていなかったかも」 「途中で助産師さんが来てくれた時、すごく心強かったね」 「車で避難してきた人は車で寝泊まりしてもらったけど、エコノミークラス症候群にならないように配慮するべきだったんじゃないかな」 など、たくさんの意見が出ていました。     その後はそれぞれのグループの避難所を見てみて、いいところを共有します。   「そこにテレビ置いたんだ!」 「何時に物資が届くか掲示板に書いてあると、不安が軽減されるかもしれないね」 「地域ごとに分けると近所同士の繋がりがあるから安心できるかもね。安否確認もしやすいし。でももしかしたらご近所トラブルがあるかもしれない」 「犬は室内に入れたんだね。確かに2月だから外は寒いかも」 「疾患ごとに部屋を分けていると、物資が届いた時にどの部屋に届ければいいか分かりやすくて良いね」 など、同じ人が避難してきていても、部屋の使い方や分け方などが異なり、新しい発見がたくさんありました。     「避難してきた人の中で、動ける元気な人には運営を手伝ってもらうのもいいかもね」といった意見や、「遺体が運び込まれてきたらどうしたらいいんだろう?」といった疑問も出ました。   避難所をどのように運営すれば良いのか、避難者のニーズにどう応えるべきかなどを考えることができ、防災について勉強することの重要性を深く感じました。このゲームの中で困ったことや悩んだことを大切にし、今後の学びにつなげていきたいです。   災害復興ボランティア部「HOPEFUL」代表 現代教育学科3回生 青山 幸加   ●災害復興ボランティア部 HOPEFULの活動記録はコチラ!

2020.06.29

災害復興ボランティア部(HOPEFUL)紹介~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.41

こんにちは!畿友会です。新型コロナウイルスの影響で大学に来れない1回生の皆さんを応援する”やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクトの一環として、大学やクラブ・サークル、課外活動のことなどを随時紹介していきます。 今回紹介するのは、災害復興ボランティア部(HOPEFUL)です!   ○活動内容 主な活動として ①被災地ボランティアなどのボランティア活動 ②防災イベント ③その他楽しいこと など様々な活動をしています!   ○活動頻度・時間 昼休みや授業終わり、休日など。   ○活動場所 学内から学外、県外まで様々。SNSにてお知らせします。   ○クラブメンバーからのメッセージ ボランティアなので活動は自由参加です!代表も部員もゆるく、新入生でもすぐに打ち解けて仲良くなれる。そんなアットホームな部活です!   SNSアドレス Facebook→@kio.hopeful Twitter→@HOPEFUL_2525   ▶災害復興ボランティア部が写っている「1分でわかる畿央大学」ムービー どんなクラブ・サークルがあるの?クラブ編 前編|1分でわかる畿央大学#56 ▶災害復興ボランティア部関連記事 KIO Smile Blog

2019.12.02

台風19号被災地のボランティア活動に参加!~災害復興ボランティア部HOPEFUL

こんにちは。災害復興ボランティア部 HOPEFULです。   2019年10月26日(土)27日(日)に、台風19号で被災した地域でボランティア活動を行いました。 以前からお世話になっている消防士さんや社会人のみなさんと一緒に、HOPEFULからは7名で活動させて頂きました。   【1日目:栃木県佐野市での活動】 26日は、栃木県佐野市の社会福祉協議会の下で活動を行いました。 佐野市の街の建物には、大人の腰の辺りにまで水位が上がっていたことが分かる線がついており、あちらこちらで、建物からの泥のかきだし作業や道の清掃活動が行われていました。     私たちは、川の氾濫により、床上・床下浸水の被害を受けたお宅での活動でした。まだ大量の土が手つかずのまま残っており、独特の匂いが漂っていました。物置の倉庫は、水を多く含んだとろとろの泥で埋め尽くされており、家の周りや中は、流れてきた土が渇き、硬くなっていました。硬い土は、なかなかスコップですくうことが出来ず、細かく砕いたり、削ったりしながら片付けていきました。それらの土を運んで、庭にできた大きな水たまりを埋めたり、土嚢袋につめたりしていきました。   ▲とろとろの泥を運んで汚れた服   力仕事だったので、現役の消防士さんも、「腰にくるなあ。」と言っておられ、私たちもいつもは使わない体の部分を使い、節々が痛くなり、疲労が大きかったです。しかし、活動後、おばあさんからの「ありがとう。」という言葉と涙に、少しでもお力になることができたという安心感と嬉しさでいっぱいになりました。 また、実際に現地に行き、土がこんなにも運びづらいことや、社協さんのところにボランティアを求める声が絶えないこと、再開できていないお店も多いことなど、たくさんの現状を知りました。報道されるのは、「川が氾濫した」という起こった出来事だけで、それからどのような苦労をされているのかといった、被災された方々の現状は、あまり伝えられていないということを知りました。実際に現地に足を運びボランティアをすることは大変だけれど、被災された方々に少しでも寄り添うことができ、報道で見たときとは違うものを感じ、またボランティアとして活動しようと思うことが出来ました。   【2日目:千葉県館山市での活動】 27日は、千葉県館山市にて、一般社団法人「TSUNAGARI」さんの下での活動でした。 屋根の瓦が飛ばされたままになっていたり、屋根のない部分がブルーシートで覆われていたり、館山の景色を実際に見て改めて、災害の恐ろしさを痛感しました。 宿泊所で一緒だったボランティアの方は、風の通り道となっている屋根ばかりが何度も飛ばされ、工事も間に合わず、ボランティアがブルーシートをひたすらはがれては貼りなおしているという現状だと教えて下さいました。また、館山だけでなく、いわき市やその他の被災した地域にボランティアさんが流れていて、どの場所でも人手不足だと仰っていました。     そのため、ボランティア先では、「今日は人数がたくさんいて嬉しいなあ。」「若い力で元気になるわ。」といった温かいお言葉をかけて頂きました。まだ活動も始めていない時だったので、私たちの姿を見るだけでとても喜んで頂けたことにものすごく驚きました。それと同時に、私たち大学生が、被災地でボランティア活動をすることは、復旧作業の助けとなるだけでなく、現地の方々に元気を届けることもできる、という気付きがありました。   私たちは、強風により木や屋根が飛ばされ、散らかっている状況だった神社での活動でした。ひたすら転がっている丸太や竹をトラックに積んで、災害ごみを集めている所に運んでいきました。飛ばされた屋根にはたくさんの釘や金属の板がついていたのでそれらを取ったり、落ち葉を集めて裏山に運んだりといった作業も行いました。     二日間を通して、一人ひとりたくさんのことを感じ、その思いを伝え合いました。 その中でも、「私たちが活動できたのは、災害が起きてから活動してきてくださったボランティアさんのおかげであり、今回の私たちの活動はまた明日のボランティアさんの活動に繋がっていく」という意見を聞いた時に、ボランティアの繋がりによって被災地は復興へと向かっていくということを感じたし、微力ではあっても、ボランティア活動は誰かのためになっているんだなあと感じました。   こうした助け合いの輪を広げるためにも、被災地の現状を伝えたり、防災について考えたりすることの大切さを強く感じました。今回の活動で、より一層自分たちの活動に力を入れていこうという思いが強まりました。募金や現地でのボランティアなど、自分たちにできる支援を継続していきます。   災害復興ボランティア部「HOPEFUL」広報 現代教育学科2回生 増谷美穂   ●災害復興ボランティア部 HOPEFULの活動記録はコチラ!

2019.05.23

種を福島に送り返す「ひまわりプロジェクト」が始動!~災害復興ボランティア部HOPEFUL

こんにちは!災害復興ボランティア部 HOPEFULです。 今年度も福島の「ひまわりプロジェクト」に参加させて頂くことになりました!   (引用:http://himawariproject.com/whats.html)   【ひまわりプロジェクト 第1弾! ~種まき~】 まず、最初の活動として、2019年5月16日(木)に種まきを行いました! 新しくHOPEFULに入部してくれた1回生も加わり、自己紹介をしながら始まりました。 買ってきた培養土を、ポットとプランターに入れ、     種をまき、水やりを行いました!     これからはHOPEFUL部員で当番制にし、毎日水やりを行っていきます。これから芽が出るのが楽しみです!    災害復興ボランティア部「HOPEFUL」広報  現代教育学科2回生 増谷美穂 ●災害復興ボランティア部 HOPEFULの活動記録はコチラ!

2019.03.20

福祉フェスティバル「ほっとはーと南和のつどい」に参加!~災害復興ボランティア部 HOPEFUL

畿央大学 災害復興ボランティア部 HOPEFULの3回生落合怜央です。 2019年3月9日(土)、奈良県吉野郡下市口の大淀町文化会館で行われた、障がい理解を深める啓発イベント「ほっとはーと南和のつどい」に部員8名でスタッフとして参加させていただきました。 「ほっとはーと南和のつどい」は、福祉施設のスタッフの皆さんが忙しい中ボランティアで企画運営されている行事で、2年に1度、障がいの有無にかかわらず理解を深めてもらうことを目的として実施されています。私は、企画会議にも何度か参加させていただき、忙しい中集まっておられるスタッフの皆さんの姿から、強い思いを感じることができました。     私たちが担当した小ホールでは、奈良県の作業所や福祉事業所の方が、実際にされている事業の体験や、競技用車いすなど障がいのある人の立場の疑似体験ができるブースが集まっていました。 HOPEFULとしては、体験スーツを用いた高齢者体験のブースを出展しつつ、子どもでも楽しめるように、空気砲の体験コーナーも設定させてもらいました。 ボランティアを通して、障がいのある方に対する知識を身につけられたと共に、実際に事業所での内容や、そこで働いている方とのかかわりの中で自分が知らなかったことが多く学べた一日でした。     ここで参加した1回生の声を紹介したいと思います。   障がいがある人とない人、そのような壁が一切無いと感じることのできるイベントでした。参加してくださった皆様、ボランティアの方々、スタッフの方々、皆が「お互いを理解しよう」とコミュニケーションをとっておられて、すごく心も温かくなりました。ゲームのスタッフをさせていただいた中で、物を引っ張る動作がうまくできない子や、的が見えにくい子がゲームを断念する様子を目の当たりにしました。みんなが同じスタートラインから始められるゲームや行為など、これらを考えることはかなり難しいことであり大変なことであると痛感しました。 今回は「障がい理解」を深める啓発イベントでしたが、その中で「障がい理解」という言葉が《「できないこと、苦手なことがあるのはみんな同じ」だから障がいという壁は無くしていこう!》という意味なのかなと感じました。                                           坂口栞   まずボランティアで参加してみて、障がいをもたれた方々の他にもお子さんを連れて来られた保護者の方にも様々な疑似体験に興味を持ってもらえて嬉しく思いました。僕も実際に疑似体験をさせてもらって、本当に大変なのだと思いました。それと同時に障がいをもつ方々と僕らは、苦手なこと・不得意なことは似ていて、不得意さの度合いの大きさが違うだけだと気づきました。                                          遠藤潤兵   初めて参加させてもらって、最初は、小さい子どもや障がいをもつ方と上手に話せるか、楽しんでもらえるか不安でした。でもイベントが始まってみると、参加してくださった方や一緒にボランティアをした方々がとても親切に接してくださったので楽しく参加できました! 兵庫県たつの市で活動されているぴーす&ピースさんが行ってくれた知的障がい者体験などに参加できたので、特別支援教育を勉強している私にとって勉強になりました。ボランティアの楽しさややりがいを感じることができてとても良い機会でした。また参加したいです。 谷恵里奈   ゴルゴ松本さんの講演もあり、みんなで聞かせていただき、いい勉強になりました。   現代教育学科3回生 落合怜央   ●災害復興ボランティア部 HOPEFULの活動記録はコチラ!

2017.12.14

ボランティアレポート~気仙沼市への復興支援バスツアーに現代教育学科4名が参加!

平成29年11月10日(金)~13日(日)にかけて、私たち現代教育学科の学生4名が奈良県社会福祉協議会主催の復興支援ボランティアバスツアーに参加し、宮城県気仙沼市へ行ってきました。このツアーは、各地で災害が相次ぐ中、被災地における住民の暮らしや想いに寄り添い、復興にむけた取り組みを学ぶとともに、災害に強い地域づくりをめざした活動に活かすために、奈良県福祉協議会が主催しているものです。   【1日目 震災総合学習】 1日目は現地の震災復興語り部ガイドさんとともに、内湾、階上地区、リアス・アーク美術館をめぐりました。   特に印象に残ったのは、向洋高校跡地です。当時の生徒170名と教員50名は全員無事だったそうです。校舎は4階まで窓ガラスが割れていて、2階に車が乗りあげていました。屋上付近まで津波が押し寄せ、屋上に避難された先生方は死を覚悟されたという話、内陸に避難する途中、恐怖で腰が抜け歩けなくなった生徒さんもいたという話を聞き、想像を絶するような恐怖が、この場所で起こっていたことを知りました。この向洋高校跡地は津波の脅威を伝承するため、校舎全体を震災遺構として保存されることが決まっているそうです。     リアス・アーク美術館には、実際に津波でボロボロになった物資や写真が展示されていました。車や鉄の柱が曲がっていて、津波の脅威をひしひしと感じました。また1つ1つのものに、現地の方がかかれた言葉やエピソードが添えられていて、悲しさ、辛さ、虚しさ、やるせない気持ちがとても伝わってきました。普段何気なく使っているものにもそれぞれの思い出があって、それが大切な人との最後の思い出になっているものも沢山ありました。今感じたこの気持ちを忘れてはいけないと思いました。   【2日目 復興ボランティア活動】 2日目は仮設住宅(反松公園住宅)での草刈りや窓ふきなどの清掃活動、海岸の清掃活動を行いました。反松公園住宅では、8割ほどの方々は災害公営住宅や新たに再建した自宅へと移られましたが、まだ2割の方々が仮設住宅で生活をしておられました。 清掃活動後には、集会所に地域の方が集まってくださり、お茶会という形で交流会をしました。私たち4人はレクリエーション活動をさせていただき、皆さんの楽しそうな笑顔を見ることができ、嬉しく思いました。   仮設住宅に住まわれている方々は、まるで親戚のように仲良くお話されていましたが、お話を伺うと、仮設住宅に来るまで全くつながりはなかったそうです。一緒に支え合ってきた縁だとおっしゃっていて、人の温もりや生きる力を感じました。また、気仙沼には年配の人が多く、若者は賃金や便利のいい仙台などに出て行ってしまうという現状もありました。 まだ復興していない地域も沢山あり、震災から7年たった今でも仮設住宅で生活をしている方々がいらっしゃいます。家族や大切な人を亡くしたり、思い出のつまった家や物を流され、たくさんのものを失い、深い傷を抱えた方々もいらっしゃいます。 実際に被災地に足を運んだことで、テレビや新聞では報道されていない被災地の現状や、被災者の想い、復興への歩みを知りました。被災地のために、災害に備えるために、自分たちには何ができるのか、今回の経験を通してもう一度考えていきたいです。     現代教育学科3回生 伊藤慧 大原麻由   【関連記事】 学生広報スタッフblog vol.232~熊本のための募金活動 in 畿央祭2017! 平群町社会福祉協議会ボランティアスクールで講演!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 気仙沼でのボランティアレポートvol.1~5

2017.10.27

学生広報スタッフblog vol.232~熊本のための募金活動 in 畿央祭2017!

学生広報スタッフで災害復興ボランティア部HOPEFUL、人間環境デザイン学科4回生の藤田直樹です。 平成29年10月21日(土)22日(日)に行われた畿央祭。今年は台風の影響により雨の中の畿央祭でしたが大変賑わい、無事に終えることができました。   ▼被災地支援の活動についてポスター掲示(HOPEFUL)     それと並行して、昨年の4月16日に発生した熊本地震復興への募金活動を行いました。 たくさんの方々からの支援、ご協力により総額92,197円の義援金が集まりました。責任をもって熊本県の「熊本地震受け入れ口座」に全額寄付させていただきました。この義援金は、被災者の方に配当されます。     熊本地震発生から1週間後、3ヵ月後、半年後、1年後、1年半後と5回の義援金活動を行ってきました。皆様からの支援により5回の総額344,529円の義援金を熊本地震復興支援のために役立てることが出来ました。ご理解、ご協力ありがとうございました!   報道がなくなった今でも熊本県の被災地の現状を知らないといけないと思いました。 西日本新聞>ニュース>社会 熊本地震「本震」1年半 尽きぬ祈り誓う復興   災害復興支援部HOPEFULL 人間環境デザイン学科 4回生 藤田 直樹   【関連記事】 学生広報スタッフblog vol.229~熊本のための募金活動 in 畿央祭2017! 学生広報スタッフBlog vol.219~熊本地震のための募金活動が終了! 学生広報スタッフblog vol.218~熊本地震のための募金活動を今年も実施! 熊本のための募金活動 in 畿央祭、活動報告!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 熊本のための募金活動 in 畿央祭!~~災害復興ボランティア部HOPEFUL 熊本のための募金活動、結果報告!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 熊本地震ボランティア報告会in御所コミュニティカフェ!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 熊本のための募金活動をスタートします!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 学生広報スタッフblog vol.209~熊本地震の報告会in御所コミュニティカフェ! 熊本のための募金活動、御礼と報告!~災害復興ボランティア部HOPEFUL エコール・マミで熊本のために募金活動を行います!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 学生広報スタッフblog vol.207~熊本県益城町でのボランティア活動レポート! 熊本のための募金活動、報告と御礼!~災害復興ボランティア部HOPEFUL

2017.09.26

学生広報スタッフblog vol.229~熊本のための募金活動 in 畿央祭2017!

こんにちは。災害復興支援部HOPEFUL 人間環境デザイン学科4回生の藤田 直樹です。 今年で第15回目をむかえる畿央祭が10月21日(土)、22日(日)に行われます。畿央祭の準備が着々と進んできています。催しものはライブ・パフォーマンス、子ども向け企画、またたくさんの模擬店が出店します。それと並行し、今年も熊本地震への募金活動を企画させて頂きました。   ▼去年の募金活動     熊本地震発生からもうすぐ1年半が経とうとしている今では、ニュースに取り上げられる事も少なくなった被災地の現状、被災地での生活。今でも震災前の生活を取り戻そうと、被災者の方々、ボランティアの方々が復興支援を続けています。私たち奈良県からできる復興支援は熊本地震を風化させないことだと思います。   ●活動期間 10月21日(土)は10時から16時まで 10月22日(日)は10時から16時まで   ●活動場所 エントランス前(畿央大学正門をの坂をあがってすぐ)   ●活動メンバー 災害復興支援部HOPEFULと畿央生有志   ●活動後の振込先 県の義援金受け入れ口座 ゆうちょ銀行(099店 当座預金) 口座記号番号:00940-0-174320 名義:熊本地震義援金(クマモトジシンギエンキン) ※被災者の方に配当されます   ●活動後 義援金の総額、送り先を記載したポスターを新食堂前に掲示。KIO Smile Blogにもアップします。 畿央大学からできる復興支援にご理解、ご協力よろしくお願い致します。   災害復興支援部HOPEFUL 人間環境デザイン学科4回生 藤田 直樹 【関連記事】 学生広報スタッフBlog vol.219~熊本地震のための募金活動が終了! 学生広報スタッフblog vol.218~熊本地震のための募金活動を今年も実施! 熊本のための募金活動 in 畿央祭、活動報告!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 熊本のための募金活動 in 畿央祭!~~災害復興ボランティア部HOPEFUL 熊本のための募金活動、結果報告!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 熊本地震ボランティア報告会in御所コミュニティカフェ!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 熊本のための募金活動をスタートします!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 学生広報スタッフblog vol.209~熊本地震の報告会in御所コミュニティカフェ! 熊本のための募金活動、御礼と報告!~災害復興ボランティア部HOPEFUL エコール・マミで熊本のために募金活動を行います!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 学生広報スタッフblog vol.207~熊本県益城町でのボランティア活動レポート! 熊本のための募金活動、報告と御礼!~災害復興ボランティア部HOPEFUL