入試のため授業がない貴重な平日を利用し、清教学園(大阪府河内長野市)にて、中学校の「総合」の授業(担当:竹中章勝教諭)を2回生の学生たちと見学させていただきました。清教学園中学校では教室ごとに電子黒板が設置され活用されています。

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学生たちは、普通の黒板がないこと、書いた内容がディジタル化されているので「板書を縮小できる」こと、もちろんコンピュータと接続されているので、すぐその場で検索して資料として提示できることなど、今までの黒板と違う授業方法に驚いていました。

通常、電子黒板を使った授業と言えば、教科書のディジタルコンテンツやフラッシュ教材を使う授業を想像しますが、今日の授業はタイトル通り、「インタラクティブ(双方向性)」がキーワードでした。生徒さんから意見を引き出し、それを板書し、考えさせながらまた意見を引き出す。キーワードがどんどん増えていく。しかしスペースは限られている。そこで、いったん書いたことを縮小して横に置いておいて、また新たに書きだす。さらに、これらのキーワードをカテゴリー化して、さらに思考を促していく授業でした。

電子黒板は、ペンで書き込める、記録を残せるなどの機能もありますが、今日は「拡大・縮小できる」という機能が存分に活かされたものでした。学生は、今までの大学の授業で「1回の授業の板書は1枚の黒板に残すようにしなさい」と指導されているので、非常にカルチャーショックを受けたようでした。

また、授業でお疲れのところ、竹中先生から1時間余りお話をしていただきました。「総合」の授業で目標としていること、「雑談」から核心にせまる授業方法について、他の先生方の電子黒板の利用について…などなど。

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さらに、電子黒板が3台もある「総合学習の部屋」や、1日いても飽きないであろう、きちんと分類され、本が読みたくなるような展示がさまざまにされている図書室なども見せていただきました。本当にありがとうございました。

私も、学生・院生時代に、当時の指導教官や先輩方と一緒に全国のさまざまな授業を見学させていただき、先生方のお話を伺う機会がありました。学生たちも、機会を作って授業を見学し、大学で学べないことを1つでも多く吸収してほしいと思っています。そして、学校現場で拝見させていただいたことを、大学で整理整頓し「知識」「スキル」として定着させ、教育実習など学生自身が教えるときに役立てほしいと考えています。

教育学部准教授 西端律子

人間環境デザイン学科齋藤ゼミの4回生たちは、卒業研究として「冒険遊び場」の実践に取り組んでいます。

『冒険遊び場』とは「自分の責任で自由に遊ぶ」ことをモットーに、禁止事項を極力なくし、水遊びやたき火など普通の公園ではできない遊びを子どもたちが体験できる遊び場所です。
また、その運営に地域の住民の方が関わることにより、地域全体で子育てするというまちづくりの側面も併せ持っています。

1月21日は、昨年10月の畿央祭に引き続き、グラウンド横のスペースを利用して第3回冒険遊び場を開催しました。
畿央祭は学生が中心となって開催しましたが、私たちの目標である「冒険遊び場を地域に根づかせること」の実現に一歩でも近づく為に、今回は地域の保護者の皆さんにも協力していただきました。

冒険遊び場1月3.jpg参加者は保護者15人、子ども25人でした。
開催時間は10時~14時。豚汁をお母さん方に作っていただき、学生スタッフとお父さん方でグラウンド横のスペースの整備を行いました。

冒険遊び場1月2.jpgその間、子どもたちは学生スタッフと一緒にダンボール遊びやボール遊び等を楽しんでいました。

冒険遊び場1月4.jpg次回は、2月11日に同じ場所で『焼き芋大会』を開催します。
是非ご参加ください。

学生のアイデアがカタチになり、販売がスタート~学生からの喜びの声を紹介!

畿央生と橿原商工会議所のコラボレーションで、橿原市の新しいお土産物を企画開発する「橿原おみやげもの開発プロジェクト」。例年実施している「食品部門」に加えて、本年度は初めて「工芸部門」を実施しました。

試作品ではなくプレゼンシートの提出による「デザインコンペ形式」で選ばれた最優秀作品(金賞・銀賞)が、靴下やペットボトルカバーなどを製造販売する有限会社巽繊維工業所様と、とんぼ玉(ガラス玉)を主力商品とする鹿や園様の2社により商品化されました。今回は受賞した学生や教員(すべて人間環境デザイン学科)の声とともに、商品紹介をさせて頂きたいと思います!


【金賞】「こだいちゃんポケットティッシュケース」 巽繊維工業所 公式サイト

こだいちゃんの口からティッシュを出す、という大胆な発想から生まれたポケットティッシュカバーです。こだいちゃんのイメージから逸脱するのでは…等の意見もありましたが、橿原商工会議所を通して橿原市サイドに許可を頂き、お土産物として誕生しました。裏面はくちなし(橿原市の花)をあしらったデザインになっています。

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吉田さん1.jpg▼金賞を受賞した吉田由加さんのコメント

こだいちゃんの口からティッシュが出るところがポイントでした。そこがイメージ通りに形になって感動しました。

素材感もふわふわで可愛いので、どんどん使って友達に自慢したいです。裏も橿原市の花・くちなしを使ってアレンジしてもらって、橿原のアピールに貢献できて良かったです。皆さんに感謝します。 

 

【銀賞】 「お守りストラップ」 鹿や園 公式ブログ

「KASHIHARA NARA」の文字が入った丸いリングの中心に、小さな美しい円形の出合玉(ガラス玉)が入ったストラップです。メタリックな質感のリングと透明感のあるガラスがベストマッチ。ガラス玉の色は選びきれないほど豊富なので、手に取って自分に合う色を探して頂ければと思います。ガラス玉は聖徳太子が建立した保寿院で、「心願成就」の御祈祷がされており、御守りとしてお持ち頂けます。

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▼銀賞を受賞した谷川彩理さんのコメント

パッケージに自分の名前が載っているとは夢にも思っていなかったので、本当に嬉しいです!簡単なスケッチ提案だったのに、こんなに素晴らしい商品にしていただいて満足しています。私の大切な宝物なので部屋に飾っています。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

 

【その他】 「こだいちゃんペットボトルカバー」 巽繊維工業所 公式サイト

惜しくも学内コンペでは最優秀作品に輝くことは出来ませんでしたが、橿原市主催のおみやげもの発掘コンペで試作品提出が必要な最終審査に進み、巽繊維工業所巽社長のご厚意で試作して頂いたことがきっかけで商品化の運びとなりました。こだいちゃんが大きくあしわられたペットボトルカバーで、結露防止、保温保冷にぴったりの商品です。

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▼髙橋恵理香さんのコメント

巽繊維工業所様の工場見学をして、生産工程を直接見た上でデザインを考えたのでうまくいったのだと思います。

何点かデザインした中でも、私自身最も気に入っているものが商品化でき感激です!巽社長様に感謝します。

1月23日(月)、奈良県山添村にて山添村観光協会主催、大和高原文化の会・社会福祉法人 青葉仁会・神野山観光協会協賛で、「おいね」を語らい「myおいね」を作ろうが開催され、人間環境デザイン学科の村田ゼミが製作指導に協力しました。

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村田ゼミでは、山添村が位置する大和高原で昭和30年くらいまで愛用されていた「おいね」について研究をしてきました。

大和高原では背中に背負うことを、方言で「おいねる」と言います。
そのことから背中に着ける綿入れの防寒具を「おいね」と呼ぶようになりました。
おいねの由来をお話しした後、ミシンを使い自分だけの作品を作っていただきました。

おいねちゃん作り.jpg表生地、中綿はモンベル仕様のフリースで今風にデザインしています。
参加された方は「曾お祖母さんが着けていた」「おいねという文字を見てとても懐かしかった」「あたたかいね」とわきあいあいとおいね話に花を咲かせながら熱心に取り組んでくださいました。

これからも愛される「おいね」を目指したいと思います!

※村田ゼミではこのモンベル仕様以外にも、カエル、猫、カメなどのアニマルおいねも製作しています。あにまるおいね.jpg

建学の精神『徳をのばす、知をみがく、美をつくる』の『美』にちなみ、
「美しく生きる」をメインテーマとして2講座を開講

2012(平成24)年1月21日(土)午後、第10回畿央大学公開講座に近隣地域の方々のべ約180名に参加していただきました。

冬木学園・畿央大学の建学の精神である『徳をのばす、知をみがく、美をつくる』の『美』にちなんで、『美しく生きる』にはどのような日々を過ごすべきかを畿央大学のもっとも得意分野である健康科学部理学療法学科の運動機能、および健康栄養学科の食生活の見地から考察した研究をもとに講演していただきました。

20120121畿央大学公開講座 .jpg20120121畿央大学公開講座2.jpg一つめの講座Aは、理学療法学科福本貴彦准教授による『美しい姿勢と動きで体も心も健康に』と題して、理学療法士から見た美しい体とは美しい姿勢から作られること、お肌のハリを保ちしわができにくくする“顔面筋の筋力トレーニング”とはどのようなものかを解説していただきました。顔面筋トレは、実際に理学療法士が顔面神経マヒの患者さんや美容整形手術後の顔面リハビリテーションとして施術している応用分野です。O脚は骨が曲がっているから治らない?足の親指が小指の方に曲がっていく外反母趾は治らない?など女性の多くが悩んでいるといわれる一種の病気の治療方法についての講義は必見でした。

20120121畿央大学公開講座 066.jpg20120121畿央大学公開講座 3.jpg続いての講座Bは、健康栄養学科岩城啓子教授による『食べることからビューティフルライフへの道筋を探る』と題して、食物の3つの機能(栄養機能:生命維持に必要な栄養素の供給、感覚機能:おいしさ、生体調節機能:健康の維持増進のための生体調節)に着目しての講座。コレステロール値を抑える正しいダイエット方法、世界中で話題となった“シャングリラ・ダイエット”の理論と方法、特定保健用食品(トクホ)の効能などについて解説いただきました。実際に市販されているお弁当(写真)を使った食事バランスの検証は好評でした。正しい知識を身につけ実践することによって、身体の外観・精神ともに若々しさを保ち続けると秘訣を伝授していただきました。

受講後のアンケートには、顔面体操は効くと思ったので実施継続したい、トクホについての知識を得られたので今後は成分表示欄を注視する、大学の先生が熱心に研究していることがよく伝わり次回も受講したいなど、受講者の「美しく生きる」ための意識向上がうかがえました。

畿央大学公開講座は、健康科学部(理学療法学科、看護医療学科、健康栄養学科、人間環境デザイン学科)、教育学部(現代教育学科)の多彩な教員陣が健康や教育に関するタイムリーな情報発信をめざし、地域のみなさまのご要望にお応えするため無料で開催しています。

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