2023.09.28

令和5年度近畿農政局食育ネットワーク交流会で親子向け食育活動!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良

2023年8月20日(日)、令和5年度近畿農政局食育ネットワーク交流会で、親子に旬の野菜を知ってもらうため、本学のヘルスチーム菜良が出演しました。   ヘルスチーム菜良・・管理栄養士養成課程を持つ4年制大学(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。   このイベントは近畿の食と農を未来につなぐことを目的として開催され、私たちは「旬の野菜を知ろう」というテーマで以下の2つについて食育を実施しました。   野菜の旬のお話とクイズ 野菜の旬や豆知識についてクイズを交えながら説明しました。 野菜ペアマッチゲーム 旬の季節と野菜のイラストが描かれたカードを用いて、同じ旬の野菜のカードをそろえるゲームをしました。 野菜の旬のお話とクイズでは、クイズの正解数によって景品を準備し子どもたちが興味を持ち楽しむことができるよう工夫しました。また、野菜ペアマッチゲームはゲーム感覚で楽しみながら、旬の野菜に関する知識が自然と身につく内容になったと思います。   ▼旬の野菜についての講義の様子     ▼ペアマッチゲームの様子     実際に旬の野菜についての食育を行い、子どもの興味を引き付ける話し方や子どもはどのようなことに興味を持ちやすいのかを知ることができました。また、当日になるまでどのような年齢層の人が何人来られるのかが分からなかったため、講義の内容やペアマッチゲームの難易度の設定に苦労しましたが、その場の子どもたちの雰囲気に話し方や難易度を合わせることで上手く成し遂げることができたと思います。   この食育活動での経験は、会場の雰囲気に合わせ臨機応変に対応し、対象者に合った食育をすることができるという自信、そして今後の活動に対する意欲につながる貴重な経験となりました。 健康栄養学科3回生 中川桜希   ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。

2023.09.28

令和5年度 在外研究員レポートvol.2~フランストゥールーズでの研究生活を紹介!

本学には教育研究水準の向上および国際交流の進展に資するため、学術の研究・調査等のため外国に在外研究員を派遣する制度があります。2023(令和5)年4月1日から2024(令和6)年3月31日までの期間、フランス南西部トゥールーズにあるトゥールーズ大学病院、老年科、加齢研究所(Institute of Aging, Gérontôpole, Toulouse University Hospital)で理学療法学科 松本 大輔准教授が研究活動を行っています。フランスから現地レポートが届きましたので、ご紹介します。 私は4月から在外研究員として、フランス南西部のトゥールーズにあるトゥールーズ大学病院、老年科、加齢研究所(Institute of Aging, Gérontôpole, Toulouse University Hospital)で、研究活動に従事しています。 今回は、研究員としての生活や国際学会へ参加レポート、最後にトゥールーズの街について紹介をさせていただきます。   研究員としての生活を紹介します! 私はINSPIRE(INStitute for Prevention healthy aging and medicine Rejuvenative)T-cohortというヒトを対象とした研究プロジェクトのデータ分析・論文執筆に関わらせていただいています。   高齢者だけではなく、20歳から100歳以上の成人を10年間追跡するコホート研究です。教授や同僚に分析方法や論文執筆のアドバイスをいただきながら、少しずつ進めているところです。 私は疲労感をテーマの一つにしています。   ▼研究室のメンバーです。     国際学会に参加してきました! TWINS Congress 2023 国際双生児研究学会(ハンガリー ブダペスト) International Society for Twin Studies (ISTS)という双生児研究の研究者が集う学会です。私は統計解析のワークショップに参加し、実際のプログラムを教えていただいたり、今進めている研究のアドバイスをいただきました。 また、日頃、あまり関わりがなかったエピジェネティクス(DNAの塩基配列は変えずに、あとから加わった修飾が遺伝子機能を調節する制御機構)などのトピックスについても知ることができました。以前からお世話になっているセンメルワイス大学の Adam, David Tarnoki氏(双子の医師)が学会を運営されており、懇親会では彼のサポートのおかげで著名な研究者と交流することができました。             EuGMS2023 ヨーロッパ老年医学会(フィンランド ヘルシンキ) Philipe教授とYves教授、同僚のEmmanuel氏と参加しました。 特に昨年度発表された転倒予防の国際ガイドラインWorld Guidelines for Falls Prevention and Management for Older Adults: A Global Initiativeに関わった研究者によるシンポジウムでは立ち見、座り見で満員御礼状態でした。 全体的にはフレイルや転倒のテーマが多く、また、遠隔リハやAI・VR・アプリ開発などデジタルヘルスに関する報告も多かった印象です。 教授陣はワークショップやレクチャーの講師として、同僚は口述発表をされていました。同僚のEmmanuel氏がBest Oral Communication Awardを受賞し、改めて研究室のレベルの高さに驚かされました。   ▼Emmanuel氏     ▼Philipe教授のワークショップ     ▼Yves教授のレクチャー   トゥールーズを紹介します! トゥールーズは、フランスの南西部でスペインとの国境近くにあり、パリ、マルセイユ、リヨンに続いて人口数第4位の都市です。赤レンガとテラコッタ瓦の建物が多いことから、別名『バラ色の都市』(la ville rose)と呼ばれています。     あと、ご存知の通り、ラグビーワールドカップの開催都市で、日本チームのベースキャンプとなっており、街はラグビー一色です。せっかくの機会なので、私もイベントに参加したり、試合を観戦しました!         現地での生活にも慣れてきましたが、まだまだ英語でのコミュニケーション・ディスカッションはハードルが高く、不甲斐なさを感じることも多くあります。滞在も折り返し地点が近づいてきているので、少し焦ってきていますが、大学に還元できるように、引き続き、取り組んでいきたいと思います。         理学療法学科 准教授 松本大輔   関連記事 朝日新聞社Webメディア「SDGs ACTION!」で松本准教授が「フレイル」を解説! 令和5年度 在外研究員レポートvol.1~なぜフランストゥールーズへ? 令和5年度 在外研究員 研究計画説明会を開催しました。

2023.09.27

奈良県看護協会主催「訪問看護インターンシップ」参加レポート!~看護医療学科

今年度も奈良県看護協会主催の「訪問看護インターンシップ」が開催され、看護医療学科2回生1名が参加しました。   訪問看護インターンシップは7月24日(月)~9月1日(金)の期間で実施され、本学の学生は2日間の日程で、奈良県内の訪問看護ステーションにお世話になりました。 両日を通して実際に勤務される看護職の方と同行訪問し、患者さんやご家族とコミュニケーションをはかりながら、訪問看護の現場を学びました。   参加学生からのレポートをお届けします。     参加学生のレポート 夏休みに2日間、奈良県看護協会が主催する訪問看護インターンシップに参加しました!応募したきっかけは、病棟以外で働く看護師の姿を実際に見てみたいと思ったからです。   今回は他大学の学生と2人での参加だったためとても緊張しましたが、それぞれの大学の話やプライベートの話などで盛り上がり、緊張はすぐにほぐれました。 2日間で4軒の高齢者の自宅を訪問し、訪問看護師さんが内服薬の説明や処置を行っているのを見学しました。移動中もなぜ病棟看護師ではなく、訪問看護師になったのか、訪問看護をする上での注意点、またプライベートな話まで看護師さんといろいろな話をすることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。   私が今回のインターンシップで一番印象に残っているのは、摘便を見たことです。摘便(大便を指で摘出すること)は実際の病棟では中々見ることができないため、今回の訪問看護インターンシップで見ることができてとても勉強になりました。また、訪問看護は患者さんの自宅に訪問看護師が行き、その人の生活に合わせて処置などを行うため、看護に重要な「その人なりの看護」をより実践することができると学びました。   私は最初、訪問看護に興味があったわけではありませんが、今回訪問看護インターンシップに参加させてもらい貴重な経験をしたことで、今では将来働きたい場所のひとつになりました。   看護医療学科2回生 内海 茜 今回の経験を活かして、今後も目標とする看護師をめざし、日々邁進していただければと思います!     訪問看護インターンシップ担当 キャリアセンター 飯山 知里   【関連記事】 令和5年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催!~看護医療学科 JICAでの保健・医療活動の実際を通しての学び①外部講師による講義編〜看護医療学科「国際看護学Ⅱ」 「薬害の実情」と「患者の人権」を学ぶ~看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」 手術を受けた患者をイメージした「患者モデルの作成」と術後看護演習~看護医療学科「急性期看護学援助論Ⅱ」

2023.09.26

第21回 畿央祭実行委員Blog vol.4~各部署のまとめ役「統括」の仕事を紹介!

こんにちは!畿央祭実行委員統括の櫻井です。   前回のブログでは各部署の紹介をしましたが、今回はそれらの部署をまとめて畿央祭全体がスムーズに進むように運営を担っている私たち統括の仕事を紹介します!     統括には、各部署の専属が1人ずついて、部署長たちとの繋がりを大事にしながら、各部署の活動が上手く進むように手伝ったり、アドバイスしたりしています。他にもたくさんの方に来場いただけるようInstagramでの告知なども頑張っています!     また、今年も毎年恒例!統括主催のビンゴ大会を10月21日(土)11:45から野外ステージにて行いますので、たくさんの方のご来場お待ちしております!豪華商品を考えているので気軽に参加してくださいね!     また今年は、テーマ『跳〜おどる〜』の由来にかけて、畿央生の皆さんのチャレンジ動画を募集しています!詳しくは、こちらも豪華商品を用意しているのでご応募お待ちしています!     私達もまだまだ不安だらけですが、第21回畿央祭が無事に成功するように一生懸命頑張りたいと思います!   第21回畿央祭実行委員統括 理学療法学科2回生 櫻井 瑞希     畿央祭の詳細はコチラ Instagramアカウント 【関連リンク】 第21回 畿央祭実行委員Blog vol.3~各部署紹介! 第21回畿央祭実行委員Blog vol.2~学長先生に実行委員がご挨拶に行きました! 第21回畿央祭実行委員Blog vol.1~217名の実行委員が始動!

2023.09.22

エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」9月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学

Orange Project®とは、熊本県(熊本大学・熊本保健大学・崇城大学)と奈良県(畿央大学)、愛知県(同朋大学)を中心に活動している認知症啓発のための学生ボランティア団体です。 “認知症になっても安心してくらせるまちづくりに貢献する”をコンセプトに、認知症啓発運動を行っている学生を中心とした団体で、2020年にはロゴやマークが商標登録されました。 2019年9月に畿央大学では「認知症にやさしい広陵町、認知症に強い畿央大学」となることを目的に、サークルとして発足しています。   2023年9月3日(日)、広陵町にある介護付き有料老人ホーム「エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス」で開催されている「ひまわりカフェ」にボランティアとして参加させていただきました。 私たちがひまわりカフェに参加するのは5度目です。   「ひまわりカフェ」は認知症の方や認知症の家族がおられる方、地域の方々、施設ケアマネジャーや生活相談員、施設長などが集い、楽しいイベントや世間話、介護相談など地域の人々の交流の場として1か月に1回開催されています。   9月に入ったにも関わらず、厳しい暑さが続く中、今月もたくさんの方が参加してくださっていました。 皆さんが集まられてから、ランチをいただきました。今月のランチメニューはちらし寿司、にゅう麺、おひたしでした。     私たちもご一緒させてもらい、たくさんお話しながら、おいしくいただきました。     ランチが終わると、今月のメインイベント「ひまわり運動会」をしました。紅組と白組に分かれて、スタッフの方お手製の鉢巻きをつけました。玉入れ、借り物競争、パンつかみ競争、叩いてかぶってジャンケンポン(職員競技)の計4種目を行いました。             どの競技も接戦で、応援も盛り上がりました。結果は同点に終わりました。身体を動かした後は、コーヒーとお菓子で喫茶の時間です。     皆さん、運動会を振り返って、「久々にこんなに動いて疲れたけど楽しかった」と話されていました。毎月参加させてもらっていることで、参加者の方と顔見知りになることができ、名前を覚えていてくださったり、前に話したことを覚えていてくださったりと嬉しいことがたくさんありました。これからも参加を続けていきたいと強く思いました。   畿央祭で、独自の認知症カフェの開催を計画しているところなので、今回のカフェでの学びも取り入れていきたいと思います。   エリシオン真美ヶ丘・エリシオン真美ヶ丘アネックスの皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。 これからもOrange Project®をよろしくお願いします。   看護医療学科 1回生 四方 千尋   【関連記事】 真美ケ丘子ども会の児童に、認知症の啓発活動!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 認知症ケアサークルOrange Project®が活動を再開!~エリシオン真美ケ丘「ひまわりカフェ」活動報告 認知症ケアサークルが「2022年度Orange Project®記念式典」にオンライン参加! 対面とZoomで「七夕交流会」を開催!~Orange Project®畿央大学 第1回エコマミ公開講座に山崎教授と学生が協力!~Orange Project®畿央大学 認知症啓発のための「絵本・紙芝居で子どもから社会へつなげよう」活動報告!~Orange Project®畿央大学

2023.09.21

在学生向けに「消費者教育講習会」を実施しました。

2023年9月14日(木)、「若者を狙う悪質商法~もうけ話・マルチ商法・ネット通販に注意!」をテーマにした講習会を実施しました。     成人年齢が18歳に引き下げられたことで、今や大学生は全員成人、新1回生は新成人ということになります。保護者の同意や許可なくさまざまな契約を行えるようになることで、トラブルに巻き込まれる可能性も高くなります。今回は奈良県消費生活センター職員の方をお招きし、よくあるトラブルや注意すべきポイントなどを、実例を交えて講演いただきました。2回あわせて400名をこえる在学生が参加しました。     参加した学生からは、 「クーリングオフ制度、消費者契約法など深く知ることができました」   「消費者トラブルにあったときの対策について知れて良かったです。今まで以上に注意して商品の購入や契約をしようと思いました」   「マルチや詐欺サイトには気を付けようと思いました」   「いい話に簡単についていくのはやめようと思いました。よく考えて行動していきたいです」   「騙されないように気をつけて過ごすとともに、もし困ったときには188を活用しようと思いました」   「一人暮らしで色々と不安があるため、相談できるところがあると知れて良かったです」 といった声がありました。消費者トラブルが他人事ではなく、身近に起こりうるリスクとして捉える機会にしていただければ幸いです。もちろんトラブルに遭わないことが一番ですが、困った時には消費者ホットライン「188(いやや)」に相談できますので、ぜひ覚えておいてください。   契約前にはよく確認して、SNSやネット、広告の情報を鵜吞みにせず、少しでも「変かな?」と思ったら相談して、自分の身をしっかり守りましょう!  

2023.09.21

令和5年度「全学年症例検討会」を開催しました~理学療法学科

理学療法学科4回生が下級生とグループになって「総合臨床実習」での学びや経験を伝える「全学年症例検討会」を2023年9月14日(木)に行いました。コロナ禍の影響で、フル対面での開催が一昨年までできておらず、現4回生は去年3回生時に実施しただけで、今回は最終学年としての発表側になりました。       理学療法学科4回生は4月~7月までの期間、8週間の総合臨床実習を計16週間行います。実習先の病院で理学療法士(実習指導者)の指導のもと、様々な疾患の患者さんを対象として基本的な評価を行い、その結果に基づいて治療プログラムを立案。実際に治療をさせていただくことで、基本的な理学療法を修得していきます。学内での学習とは異なり、患者さんと直接向き合う経験を通して、4回生たちは見違えるほど大きく成長します。   現時点でも新型コロナウイルスの感染拡大が懸念され、病院実習では多くの制約を受ける中、畿央大学では実習先の皆さまのご協力のおかげで、全学生が学外での実習経験を積むことができました。   症例検討会では各学年混成の小グループに分かれて、4回生が司会進行を担当。教員はファシリテーターとして見守ります。4回生は担当した症例から学んだことをまとめ、基本的な知識を再確認し、下級生たちに説明できる能力を高めます。1~3回生は現在学んでいる基礎医学と臨床との関係を理解することで、学習へのモチベーションを高めます。       症例以外の質問やコミュニケーションも生まれ、学年をこえた「タテのつながり」が生まれる絶好の機会です。   症例検討会に参加した学生たちの感想を学年ごとに紹介します。   4回生の声(理学療法学科4回生 林 大輝) 昨年に引き続き、今年も全学年揃っての開催となり有意義なものとなったと思います。発表では1・2回生と3回生のグループに分かれ、1・2回生にはできるだけわかりやすいように内容を噛み砕き、なんとなくのイメージを持ってもらえるように意識しました。3回生にはより詳しい内容を伝え、それに対する質問もあり活発な発表会となりました。 また、発表後には実習のこと以外にも勉強や就活、学校生活についての質問も多々あり、自身の経験や考えも含めてアドバイスできてよかったと思います。 私も下級生の時に先輩方の話を聞いたことが、その後の学習意欲につながりました。1~3回生の方にはこれからの勉強や実習などをはじめ学校生活に役立てば幸いです。   3回生の声(理学療法学科3回生 武田 英晃) 今回の症例発表を聞いて、昨年度よりもわかる部分や内容があり、自分が今まで勉強してきたことが少しずつ身についていることを実感できました。また、実習のことも詳しく教えていただき、正直不安を感じていたことも、発表していただいた4回生の皆さんも去年同じ思いで聞いていたのだと知り、少し安心した部分もありました。 そして、残りの学校生活での過ごし方やアドバイスもたくさんいただき、基礎的なこと、専門的なことそれぞれをしっかり勉強していくべきなのだと改めて実感しました。   2回生の声(理学療法学科2回生 武本 遥輝) 主に実習体験やこの先の学校生活について多くのお話をしていただきました。先輩が感じた臨床での雰囲気、実習で自分に起きた変化や実習先での楽しみなどを聞くことができました。症例発表自体は、1回生のときはほぼ「話を聞いているだけ」の状態でしたが、今回は理解できる部分が少し増えました。まだわからないところも、これからの勉強で理解できると思うと楽しみです。 今回参加したことで、自分の現在地を知ることもでき、この先をどのように過ごしていくことが大切か少しわかりました。目的・目標を持ち意欲的に1日1日を過ごしていこうと思います!   1回生の声(理学療法学科1回生 高見 亮佑) 症例検討会では多くの学びがありました。4回生の実習のレポートを通して内容は難しいところもありましたが、これから自分たちがどのようなことを学んでいくのか、自分たちに必要となってくる知識は何なのかをつかむことができました。また、先輩との交流では学校生活から日常の些細なことまでとてもフランクに教えていただき、これからの学校生活の不安が取り除かれました。特に、授業や実習についての話はこれからのモチベーションにもつながり、自分の目標を立てるきっかけになりました。この症例検討会を通して得た経験を生かしてこれからの学校生活を過ごし、自分も上回生のようになれるように日々努力していきたいです。     理学療法学科 准教授 福本 貴彦   【関連記事】 令和4年度「全学年症例検討会」を開催しました~理学療法学科 平成29年度「全学年症例検討会」を開催しました~理学療法学科

2023.09.20

「東アジア・サマースクール2023」に健康栄養学科1回生が参加しました!

グローバルに活躍する人材を育成することを目的に、奈良県立大学を中心会場として8月17日(木)から13日間にわたり「東アジア・サマースクール」が開催されました。本学からは健康栄養学科1回生の大前 空夜花さんが参加しました。         今年度のサマースクールは、東アジアの「共通性」や「関係性」に気づき、幅広いリベラルアーツを学ぶを学習目標としています。 中国、韓国、台湾、ベトナムから来日した学生達と奈良県内の学生達が共に学び、グループディスカッションの後に、成果発表を行うなど相互交流を深めました。   以下、学生のコメントを紹介します。   大学のメールからこのようなプログラムがあることを知り、異文化を学ぶと同時に自分のコミュニケーション能力を高めたいと思い応募しました。自分が参加できると思っていなかったので、受講者に選ばれたときは本当に驚きました。現地で周りを見回すと、半数以上が他国の方であり、文化も価値観も異なる環境でした。自分の知人が全くいない場所で、講義を受けたり、文化的なテーマについて討論したり、成果発表に向けての準備をしたりすることは不安もありました。しかし、それ以上に好奇心の方が強く、参加している私たちの間にどんな違いがあるのか気になりました。       そこにいる様々な国や文化、年齢の異なる人たちとたくさん関わり話していると、私たちにあるのは言語の壁であって多少の価値観の違いはあっても考えていることやくだらなく感じることは変わらないことに気づき、言語の壁さえ乗り越えればどんな国の人でも仲良くなれるのではないかと思いました。私は人と話すことが大好きなので、今回出会った人たちとその国の言語で話せるのはもちろん、それ以外の国の人たちとも話せるようになるために、プログラムが終了してからはサマースクールの友達に協力してもらいながら様々な言語を勉強しています。       健康栄養学科 1回生 大前 空夜花     【関連記事】 「東アジア・サマースクール2017」で留学生と交流を深めました! 「東アジア・サマースクール2016」参加レポート!  

2023.09.20

イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.4~帰国レポート!

学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今回4名の学生が2023年9月2日(土)~9月17日(日)までの15日間をイギリスのカンタベリーで過ごします。英語学習はもちろん、イギリスの文化に触れることができ、博物館や美術館鑑賞、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫します。ブログ第3弾では、ホストファミリーとの生活や留学先で感じた文化の違いをレポートしました。今回は語学学校での思い出とともに、2週間の留学生活を振り返ってくださいました!   こんにちは、教育学部現代教育学科3回生の杉山 純旭です。2週間のイギリスのカンタベリーでの生活もいよいよ終わりを迎えるときがきました。   私はホームステイ先ではサウジアラビア出身の方と一緒に住んでおり、その中でたくさんの文化を学びました。それぞれが違った宗教や言語をもつ中、そういった壁を越えたコミュニケーションをとることができました。夕食時には、ジャケットポテトやサンデーローストなどのイギリスの伝統料理を食べながら、3人でゆっくりと会話を楽しみました。   ▲サンデーロースト   語学学校では、コミュニケーションを中心に授業を進めていくため、英語で発言することが苦手な私は、最初はなかなか授業に参加することができませんでした。しかし、先生は私が理解できていなければ、もう一度説明してくださったり、表現を変えたりして私に伝わるように努めてくださりました。そのため、間違えても気にせずとにかく発言していくといったスタイルに切り替えていくことができ、英語で話すことへのためらいが徐々になくなり、最終的には積極的に授業に参加できるようになりました。その他にも、授業の中で「イギリスではこういった考え方やイメージだけど、日本ではどうですか」などの問いに対して、それぞれの出身国でのイメージなどの意見交換を行う機会があり、英語だけでなくそれぞれの文化や考え方を学び、とても充実した授業を受けることができました。   ▲語学学校での様子   ▲学校のイベントでイギリスで最も小さな街であるFordwichに訪れました   イギリスでの生活は毎日が刺激的でした。振り返ると2週間はとても短く、まだまだ滞在したかったと感じます。現地に到着した日と出発した日を比べると、大きく成長することができたと私は思います。それは、単に英語力の向上だけではなく、現地に行かないと学べないような文化や価値観を実際に生活してみることで学ぶことができました。そしてなにより、英語の勉強への強い動機づけになりました。この経験を忘れず、引き続き英語学習に励みたいと思います。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。   ▲ホームステイ先を出発前   ▲ヒースロー空港出発前   現代教育学科 3回生 杉山 純旭   【関連記事】 イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.3~ホストファミリーとの生活をレポート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.1~イギリスに到着するまで 短期語学留学の記事はコチラへ 現代教育学科英語教育コース セメスター留学の記事はコチラへ

2023.09.15

イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.3~ホストファミリーとの生活をレポート!

学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今回4名の学生が2023年9月2日(土)~9月17日(日)までの15日間をイギリスのカンタベリーで過ごします。英語学習はもちろん、イギリスの文化に触れることができ、博物館や美術館鑑賞、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫します。ブログ第2弾では、語学学校やホームステイ先での様子をレポートしました。今回はホストファミリーとの生活や留学先で感じた文化の違いをご報告します!   こんにちは、教育学部現代教育学科2回生の茨田 淨子です。現在、イギリスのカンタベリーに留学中です。こちらでの生活をレポートします。   イギリスに到着するまでは、ホストファミリーや現地の方々と上手くコミュニケーションが取れるか、現地での生活が上手くいくかとても不安でした。しかし、ホストファミリーが積極的に話しかけてくださるおかげで不安は無くなり、毎日楽しく過ごすことができています。   ▲ホームステイ先の子どもたちとホストファザーのお母さん   今まで私が勉強してきた英語はアメリカ英語だったため、イギリス英語との違いに面白さを感じています。例えば、“learn”の過去形は、アメリカ英語だと“learned”ですが、イギリス英語と“learnt”になります。日本とイギリスの文化の違いだけでなく、アメリカ英語とイギリス英語の違いも楽しみながら生活しています。   ▲ホストファザーの両親の家で   先日、ウィスタブルという海辺の街で、ホストファミリーとフィッシュ&チップスを食べ、海で遊んで過ごしました。ホストファミリーの習慣に混ぜてもらいとても嬉しかったです。時間がある日は出かけたり、近くに住むホストファザーの両親とみんなでご飯を食べたりと、家族の時間をとても大切にすることが印象に残りました。   ▲ウィスタブルの街でホストファミリーと走り回っています   語学学校やホームステイを通して強く感じたことは、積極的に発言することが自分の学びに繋がることです。分からないことは積極的に質問するようにしています。語学学校の先生は、文法や単語が間違っていても優しく訂正し、分かるまで説明してくださります。また、ホストファミリーは私の英語を理解しようしてくださります。とても温かい方々に囲まれ、充実した時間を過ごしています。   イギリスでの留学も残り2日となりました。たくさんの学びとお土産話を日本に持って帰るために、残りの2日間を悔いが残らないように過ごしたいと思います。     現代教育学科 2回生 茨田 淨子     【関連記事】 イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.1~イギリスに到着するまで 短期語学留学の記事はコチラへ 現代教育学科英語教育コース セメスター留学の記事はコチラへ