2023.08.29

人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.7~屋台がついに完成!

今年は「2023 Taiwan Summer Workshop NCKU(台湾成功大学)×Kio University」として、台湾台南市にある成功大学と現地台湾でのワークショップを開催します。ゴールは台湾現地にある空地に①休憩所 ②菜園 ③ガーデン ④小屋の4種を設計し、実際につくり上げることです。これまでは、④小屋で使用する予定の「屋台のデザイン」を飲食屋、茶室、風鈴屋の3つの活用方法に分けて考案してきました。 人間環境デザイン学科2回生5名、3回生15名、4回生5名、学科教員6名が参加し、8月21日(月)から27日(日)までの1週間かけて、台湾でのプロジェクトに挑戦します!   これまでのブログでは、日本での事前準備の様子を計3回(第1弾、第2弾、第3弾)お伝えし、いよいよ8月21日(月)からは海外インターンシップがスタート。第4弾、第5弾、第6弾では台湾現地での様子をお伝えしてきました。今回は作業最終日の様子をお届けいたします。 8月25日(金)、5日目は、いよいよ作業最終日です。 今日は屋台の3チーム、家具の1チームに分かれて作業を行いました。 作業最終日ということもあり、すっかり成功大学の学生や現地の方との仲も深まり、各チームが一日目よりも連携が取れた作業を、完成に向けてできていたように感じます。             午前は屋台の仕上げの作業をし、各チームの発表会を済ませ、お昼ご飯の時間です!     進撃の巨人とコラボしたピザ!成功大学の学生の方々と最後のご飯、コミュニケーションをとりながら美味しくいただきました!     午後は菁寮地区の名建築を見学! ここで成功大学の方々とお別れです…とても優しく歓迎してくださり、暑い中でしたが一緒に作業をし、濃い時間を過ごせたと思います。本当に謝謝!       人間環境デザイン学科 助手 中井 千織、小松 智菜美 3回生 中谷 天音   【関連記事】 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~台湾での屋台制作が本格スタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~台湾でのワークショップがスタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ついに台湾へ! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~台湾の学生とオンラインで交流、企画案をプレゼン! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~台湾でつくる屋台のデザインが進行中! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~台湾でのワークショップに向けて! 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.7~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.6~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.5~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.4~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.3~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.2~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.1~人間環境デザイン学科

2023.08.25

「第13回呼吸・循環リハビリテーション研究大会」を開催!~田平研究室

田平研究室(大学院)健康科学研究科修士課程の城山です。 2023年8月19日(土)・20日(日)の2日間で「第13回呼吸・循環リハビリテーション研究大会」を兵庫県神戸市にある瑞宝園で開催いたしました。     COVID-19の感染法上の位置づけが「5類」に代わり、様々な施設への入場制限がなくなるほど、以前の社会へと一気に戻りつつあります。私が在籍する田平研究室でも昨年度より感染対策を実施した上で、現地開催とWebによるハイブリッドで開催されています。       本研究大会は毎年、田平教授をはじめとした研究室の在学生と卒業生で行なっており、今回は現地参加者10名、Web参加者6名の計16名の参加で開催しました。 残念ながら田平教授はWeb出席となりましたが、卒業生を中心とし現地参加者が白熱したディスカッションを繰り広げられ、Web参加者が「現地は楽しそう」と羨ましがるほどでした。     私も昨年度より現地参加させていただいていますが、現地の熱気や雰囲気はWebでは味わうことができない楽しさがあります。 参加者は現在進めている研究についての進捗状況や今後の研究テーマについての発表などを行いました。また、修士課程・博士課程に在籍している私を含めた6名は修士論文や博士論文の研究テーマについて発表を行い、研究についての今後の進め方、発表の仕方、まとめ方などについてご指導していただけました。       当研究室の活動に興味のある方は、是非ご連絡をいただければと思います。呼吸・循環リハビリテーション分野における日々のClinical Questionを共に解決していきましょう。 研究室スタッフ一同お持ちしています。     健康科学研究科 修士課程1年 城山 潤   【関連記事】 「第12回呼吸・循環リハビリテーション研究大会」を開催!~田平研究室 「第10回呼吸・循環リハビリテーション研究大会」を開催!~田平研究室 「第9回呼吸・循環リハビリテーション研究大会」レポート 「第8回呼吸・循環リハビリテーション研究大会」を開催!~田平研究室 「第7回呼吸・循環リハビリテーション研究大会」を開催!~田平研究室

2023.08.24

人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~台湾での屋台制作が本格スタート!

今年は「2023 Taiwan Summer Workshop NCKU(台湾成功大学)×Kio University」として、台湾台南市にある成功大学と現地台湾でのワークショップを開催します。ゴールは台湾現地にある空地に①休憩所 ②菜園 ③ガーデン ④小屋の4種を設計し、実際につくり上げることです。これまでは、④小屋で使用する予定の「屋台のデザイン」を飲食屋、茶室、風鈴屋の3つの活用方法に分けて考案してきました。 人間環境デザイン学科2回生5名、3回生15名、4回生5名、学科教員6名が参加し、8月21日(月)から27日(日)までの1週間かけて、台湾でのプロジェクトに挑戦します!   これまでのブログでは、日本での事前準備の様子を計3回(第1弾、第2弾、第3弾)お伝えし、いよいよ8月21日(月)からは海外インターンシップがスタート。第4弾は初日、第5弾は2日目の様子をお伝えしてきました。今回は3日目の様子をお届けいたします。 8月23日(水)、3日目から屋台制作が本格的にスタートしました。 今日は飲食屋台、風鈴屋台、茶室屋台、植栽植え、家具作りの5つのチームに分かれ作業しました。屋台作りの3チームはそれぞれ、部材を切る作業、塗装作業を進めました。体や服を汚しながらも集中して取り組みました。       植栽植え、家具作りチームは、専門の方のご指導により制作しました。 そしてマンゴーかき氷の差し入れをいただきました。日本では食べられないくらい甘くて新鮮なマンゴーを使ったかき氷で良い息抜きになりました。     炎天下の中、適度に水分補給・休憩を挟み、チーム内で助け合いながら今日の作業を終えることができました。休憩や作業の隙間時間には私たち畿央生と成功大学の学生との会話が多く聞こえてきて、だんだんと仲が深まってきているように感じます。       夕食は台湾の学生も一緒に鹽水街に行き、大きく3チームに分かれそれぞれ夕食をとりました。私たちのチームでは、人気店やおすすめの店を教えてくれました。街の方々も気さくに話しかけてくださり、「日本から来た」ということで非常に歓迎してくれました。街中での時間もとても良いコミュニケーションの場になったと感じます。       明日の制作も頑張ります!     人間環境デザイン学科 助手 中井 千織、小松 智菜美 3回生 大谷 麻結、川端 ひより   【関連記事】 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~台湾でのワークショップがスタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ついに台湾へ! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~台湾の学生とオンラインで交流、企画案をプレゼン! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~台湾でつくる屋台のデザインが進行中! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~台湾でのワークショップに向けて! 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.7~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.6~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.5~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.4~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.3~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.2~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.1~人間環境デザイン学科

2023.08.23

人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~台湾でのワークショップがスタート!

いよいよ、ワークショップが開始! 今年は「2023 Taiwan Summer Workshop NCKU(台湾成功大学)×Kio University」として、台湾台南市にある成功大学と現地台湾でのワークショップを開催します。ゴールは台湾現地にある空地に①休憩所 ②菜園 ③ガーデン ④小屋の4種を設計し、実際につくり上げることです。これまでは、④小屋で使用する予定の「屋台のデザイン」を飲食屋、茶室、風鈴屋の3つの活用方法に分けて考案してきました。 人間環境デザイン学科2回生5名、3回生15名、4回生5名、学科教員6名が参加し、8月21日(月)から27日(日)までの1週間かけて、台湾でのプロジェクトに挑戦します!   これまでのブログでは、日本での事前準備の様子を計3回(第1弾、第2弾、第3弾)お伝えし、いよいよ8月21日(月)からは海外インターンシップがスタート。前回の第4弾は初日の様子をお伝えしてきました。 今回は2日目の様子として、ついに台湾で始動したワークショップの様子をお届けいたします。 8月22日(火)、台湾での海外インターンシップの2日目です! 午前中は、農業でまちづくりに貢献されている、地元のまちづくりのリーダーであるみゆきさんと、成功大学の助手さんから今までの台南での実績と今回の課題の敷地についてお話しいただきました。さらに、台南のコミュニティについてお話しいただき、主に現地の名産であるお米についても教えてくださいました。       お昼ご飯はルーロー飯やイカそば、牡蠣入りのそうめんなどローカルフードをいただきました。 ルーロー飯のお米はコミュニティのお話の際に説明してくださった、台湾のコシヒカリ・玄米・無米楽のお米の3種類から選ぶことができました!!無米楽はお米のコンテストで賞を取ったお米だそうです。 ルーロー飯は台湾本場の味が感じられ、とても美味しかったです。     入口ではこのような看板で歓迎していただき、現地の方々はとても賑やかでした。     ご飯を食べた後、飲食チーム、茶室チーム、風鈴チームの3班に分かれてそれぞれ作成した案を台湾の学生の皆さんの前で初めて対面で発表しました。 また清水先生から「人口減少時代の地域におけるまちづくり」をテーマにまちづくりの経験についてお話を聞きました。三井田先生からは過去に建設した事例として「西谷公園のパーゴラ」について紹介がありました。 その後、実際に明日からの活動場所に移動して木材などの材料を各作成物に仕分け、加工するものは印をつけるなど、明日からの活動がしやすいように準備をしました!       作業を切り上げた後はバスで少し移動して夜ご飯を食べに「佳香」へ向かい、円卓を囲んで食事をしました。 バスで移動し民泊に着き今日は終了です!明日からは本格的に屋台の制作が始まるのでとても楽しみです!!     人間環境デザイン学科 助手 中井 千織、小松 智菜美 2回生 吉川 依里、吉田 美来   【関連記事】 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ついに台湾へ! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~台湾の学生とオンラインで交流、企画案をプレゼン! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~台湾でつくる屋台のデザインが進行中! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~台湾でのワークショップに向けて! 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.7~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.6~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.5~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.4~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.3~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.2~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.1~人間環境デザイン学科

2023.08.22

人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ついに台湾へ!

学科初、台湾でのワークショップがスタート!     人間環境デザイン学科では、以下の3点を目標とし「海外インターンシップ」を行っています。   海外の学生と交流を深める機会をもち、人間環境デザインを学ぶ学生として、国内外の住まいや集落、人々の暮らしに関する幅広い視野をもつ。 国内外の集落における地域課題の発見と解決に向けた提案を海外の学生とともに行うためのコミュニケーションスキルを身につけている。 自ら考え自発的にとりくむ姿勢を身につけている。 今年は「2023 Taiwan Summer Workshop NCKU(台湾成功大学)×Kio University」として、台湾台南市にある成功大学と現地台湾でのワークショップを開催します。ゴールは台湾現地にある空地に①休憩所 ②菜園 ③ガーデン ④小屋の4種を設計し、実際につくり上げることです。これまでは、④小屋で使用する予定の「屋台のデザイン」を茶室、風鈴屋、飲食屋の3つの活用方法に分けて考案してきました。人間環境デザイン学科2回生5名、3回生15名、4回生5名、学科教員6名が参加し、8月21日(月)から27日(日)までの1週間かけて、台湾でのプロジェクトに挑戦します!   これまでのブログでは、台湾でのワークショップに向けて日本で準備をする学生の様子をお伝えしてきました。 ブログ第1弾ではプロジェクトの始動について、第2弾では屋台のデザインや部材の形状、収納方法などについて、第3弾では台湾の学生とのオンライン交流について報告しました。 今回はついに日本を飛び立ち、台湾に到着した様子をお届けいたします。     8月21日(月)12:00に関西国際空港を出発しました! 短いフライトでしたが機内食が出てココナッツカレーか、豚すき焼き丼から各自選びました^^     現地時間14:30に高雄空港に着き、みんなで集合写真を撮りました!   そこから台南まで電車で移動しました。日本とは違う電車内のルールや電車の窓から見える風景に少しドキドキします。 ホテルまで周りの景色を写真に収めながら、今日宿泊する台湾大飯店へ!       各自チェックインを済ませ、荷物を置きみんなで少し離れた台湾料理のお店へ向かいました。 そこにはワークショップでお世話になる成功大学の先生方がおられて、一緒に美味しい台湾料理をいただきました。     お腹を満たしたところで、明日からのワークショップに備えホテルに戻り初日が終わりました。 明日から本格的に始まるワークショップがとても楽しみです! 人間環境デザイン学科 助手 中井千織、小松智菜美 3回生 天野夏菜、上野山陽香   【関連記事】 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~台湾の学生とオンラインで交流、企画案をプレゼン! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~台湾でつくる屋台のデザインが進行中! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~台湾でのワークショップに向けて! 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.7~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.6~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.5~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.4~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.3~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.2~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.1~人間環境デザイン学科

2023.08.19

卒業研究に向けて、瓜谷研究室が合同勉強会を実施!~理学療法学科

理学療法学科4回生の平田です。私が所属する理学療法学科 瓜谷研究室では、2023年8月11日(金)に大阪行岡医療大学の粕渕研究室・山野研究室と合同勉強会を行いました。 大阪行岡医療大学の粕渕先生、山野先生はお二人とも本学の理学療法学科を卒業後、大学院の修士課程を修了し、現在博士後期課程に在籍している私たちの先輩※です。 ※粕渕 賢志先生(健康科学研究科 博士後期課程在籍/修士課程修了、理学療法学科1期生) ※山野 宏章先生(健康科学研究科 博士後期課程在籍/修士課程修了、理学療法学科4期生)     今、理学療法学科の4回生は学外実習を終え、現在卒業研究を進めている真っ最中です。 今回の勉強会では、卒業研究の発表を終えられた粕渕研究室から2演題、山野研究室から3演題を発表いただきました。 瓜谷ゼミは、まず4回生が進めている2つのテーマについて研究背景と研究方法までをプレゼンしました。その後修士課程の大学院生から3つのテーマについて研究発表いただきました。 最後はそれぞれの研究室の先生より、研究テーマについてお話しいただきました。     今回、合同勉強会に参加させていただき、大阪行岡医療大学の卒業研究、大学院生、先生方の研究内容についての話を聞くことができて、とても貴重な経験となりました。 現在、私たちは卒業研究を進めている途中なので、研究の仕方や考え方、スライドの作り方、発表の仕方など、参考になることが多くありました。 また、私たちの研究内容を発表した時にいくつか質問をしていただき、研究内容で明確にできていない部分や理解しきれていない部分を改めて知ることができました。 この経験を、今後の研究や大学での発表に活かしていけるように、頑張っていきたいと思います。     理学療法学科4回生 瓜谷ゼミ 平田 奈々子   【関連記事】 奈良学園大学 池田教授による質的研究勉強会を開催!~健康科学研究科 瓜谷研究室 大学院生が「第33回岐阜県理学療法学会学術集会」で奨励賞に選出!~健康科学研究科 瓜谷准教授の研究成果が2年連続で学会表彰されました!~健康科学研究科 「第10回日本筋骨格系徒手理学療法研究会学術大会」に教員・大学院生が参加!~健康科学研究科 変形性膝関節症の患者さんは自らの病状とどのように向き合っているのか?~理学療法学科教員 患者教育プログラムは変形性膝関節症患者さんの自己効力感の向上に有効か?~理学療法学科教員 変形性膝関節症に関する研究の途中経過が学会誌に掲載されました~理学療法学科教員

2023.08.18

JICAでの保健・医療活動の実際を通しての学び②学外演習編〜看護医療学科「国際看護学Ⅱ」

「国際看護学Ⅱ」は、看護医療学科4年前期に選択科目として開講しています。看護医療学科のディプロマ・ポリシーである「医療をめぐる問題の国際化に対応できる知識・理解力を身につけている」という方針と、看護学教育モデル・コア・カリキュラムに基づく、国際社会・多様な文化における看護の役割について学ぶことを授業の目標にしています。   8月1日(火)の国際看護学Ⅱは学外演習を行いました。この演習の目的は、多文化共生の視点から国際協力と国際看護活動について理解するために、JICA関西を訪れ、保健・医療部門での国際活動の報告や広く社会に発信しているJICAの活動の実際を見学することでした。また、前回の楠川先生のご講義をふまえて、カンボジア以外の国へのJICAの国際協力について資料や展示物から理解することも行いました。     受講した学生の感想 JICAが関西にあることを初めて知り、訪れてみるとそこは世界の文化に触れられる場所でした。民族衣装や帽子などを実際に着用することができたり、世界の国々について書かれた書物を読むことができたり、SDGsについて子どもでも理解できるようにゲーム感覚で学べるブースもありました。今後看護師として働く中でも私たちとは異なる文化をもつ患者さんに出会うこともあると思うので、この経験を活かしてよりよい看護を行っていきたいです。 看護医療学科 4回生 藤丸 紗良 初めてJICA関西を訪れ、日本と世界の違いを知ることができた。また、SDGsのコーナーがあり、そこで世界の文化について、独特の衣装、世界の現状などに触れることができました。この経験を活かして看護師になっていきたいです。 看護医療学科 4回生 荒井 拓真 初めてJICA関西を訪れ、実際の海外での活動やそれらをまとめた報告書を読むことができました。主に医療面で、海外の人々がどのような支援を必要としているかについて考えることができ、将来海外で働きたい私にとって、とても有意義な時間になりました。 看護医療学科 4回生 長原 穂和   看護医療学科 教授 林田 麗   【関連記事】 「薬害の実情」と「患者の人権」を学ぶ~看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」 手術を受けた患者をイメージした「患者モデルの作成」と術後看護演習~看護医療学科「急性期看護学援助論Ⅱ」 4回生から3回生へ学びの伝達「緩和ケア病棟の実際―病院インターンシップ実習を経験した上級生とのディスカッションー」~看護医療学科「終末期ケア論」 「臨死期の看護を学ぶ」エンゼルメイクの演習を実施! ~看護医療学科「終末期ケア論」 外部講師による講義「国外における国際看護と国際看護活動に必要な能力について」~看護医療学科「国際看護学Ⅰ」 2023年度 離島・へき地医療体験実習(川上村)レポート~看護医療学科 外部講師による講義「看取りを体験した遺族に対する看護の課題」~看護医療学科「終末期ケア論」

2023.08.17

JICAでの保健・医療活動の実際を通しての学び①外部講師による講義編〜看護医療学科「国際看護学Ⅱ」

「国際看護学Ⅱ」は、看護医療学科4年前期に選択科目として開講しています。看護医療学科のディプロマ・ポリシーである「医療をめぐる問題の国際化に対応できる知識・理解力を身につけている」という方針と、看護学教育モデル・コア・カリキュラムに基づく、国際社会・多様な文化における看護の役割について学ぶことを授業の目標にしています。   7月28日(月)の国際看護学Ⅱの講義では、NGO「うどんハウス」代表の楠川 富子先生を講師としてお招きしました。楠川先生は40年間の看護師経験と看護管理者としてのキャリアをお持ちです。ご退職後に、独立行政法人国際協力機構(JICA)のシニアボランティアとして2度にわたりカンボジアで活動をされました。現在は、カンボジアの学校保健と衛生教育の改善に取り組まれています。今年の4月にはカンボジアと香川県を結ぶ「KAGAWAアンバサダー」に就任され、日本の国際化に向けた活動にも従事されています。 今回の講義はカンボジアからオンラインで、楠川先生のJICAでの活動や現在のカンボジアでの学校保健への取り組み内容、そして現地での看護師の役割、国際看護と看護観についてご講義いただきました。       受講した学生の感想 世界の医療の現状などを知ることで、自分自身が新しく気づいた部分もありました。看護師として働く際に活かすことができる内容だとと思うので、これからも世界の文化や医療の現状などを知っていくことが大切だと感じました。 看護医療学科4回生 角島朝香 今まで日本の医療の現場や看護師を取り巻く状況について様々な講義を通して学んできましたが、他国の医療がどのように行われているのかについて知るきっかけになりました。先進国と発展途上国で存在する医療格差も、いつか全ての人々が公平に医療を受けられる世の中になればいいなと思いました。 看護医療学科4回生 辻涼雅 楠川先生の講義を受け、その地域の文化や保健医療に対する知識や技術の普及状況に着目しながら、一人一人に向き合って看護を提供することが重要であると学ぶことができました。そして、「今日行く(教育)ところに今日用(教養)がある生活」という先生の言葉が強く印象に残っており、私もライフプラン・キャリアプランを考え、向上心を持って何事にも取り組んでいきたいと思いました。 看護医療学科4回生 安田杏奈 看護師は看護技術以上に人間性がすごく必要な職業であると感じることができました。年齢や看護師の臨床経験は看護技術の維持向上に必要不可欠だと思いますが、笑顔や看護師として患者に向き合う姿勢が国を超えて、患者に伝わると講義から学ぶことができました。新人看護師は看護技術の習得や医療知識の習得に一生懸命になると思いますが、この患者へ向き合う姿勢や笑顔を絶やさない看護師になりたいと思いました。3時間と短い講義でしたがとても刺激的で楽しかったです。ありがとうございました。 看護医療学科4回生 三島大空   看護医療学科 教授 林田 麗   【関連記事】 「薬害の実情」と「患者の人権」を学ぶ~看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」 手術を受けた患者をイメージした「患者モデルの作成」と術後看護演習~看護医療学科「急性期看護学援助論Ⅱ」 4回生から3回生へ学びの伝達「緩和ケア病棟の実際―病院インターンシップ実習を経験した上級生とのディスカッションー」~看護医療学科「終末期ケア論」 「臨死期の看護を学ぶ」エンゼルメイクの演習を実施! ~看護医療学科「終末期ケア論」 外部講師による講義「国外における国際看護と国際看護活動に必要な能力について」~看護医療学科「国際看護学Ⅰ」 2023年度 離島・へき地医療体験実習(川上村)レポート~看護医療学科 外部講師による講義「看取りを体験した遺族に対する看護の課題」~看護医療学科「終末期ケア論」

2023.08.09

朝日新聞社Webメディア「SDGs ACTION!」で松本准教授が「フレイル」を解説!~理学療法学科

理学療法学科の松本 大輔准教授が朝日新聞社Webメディア「SDGs ACTION!」に登場しています。 「フレイル」という言葉を初めて聞いた一般の人に、そもそも「フレイル」とはどういったものなのか等について解説をされています。         現在、松本先生は在外研究員として、フランス南西部のトゥールーズで高齢者の健康増進、フレイル予防につながる研究活動を行っている真っ最中です! (詳しくは 令和5年度 在外研究員レポートvol.1~なぜフランストゥールーズへ?|KIO Smile Blog をご覧ください。)   今回の記事公開を受けて、松本先生よりコメントをいただきました。 この度、「フレイル」という言葉を初めて聞いた人向けに、網羅的にかつ、深堀した内容で紹介してほしいという依頼を受けました。 そこで、本記事が読者にとって、自分の健康・生活習慣を見つめ直す機会になり、実際に行動が起こせるようになることを心掛けて書きました。 前半部分は幅広く、後半により具体的な予防・改善対策になっています。(本当はもっと長かったのですが、編集担当の方と相談してやむなくカットいたしました...) 日頃、地域の高齢者の方々へ運動指導している時のように、予防や改善のためにどうすれば良いかについて焦点を当て、本学大学院の地域系リハビリテーション研究室の高取教授・院生との共同研究の成果や私自身の実践経験も多く盛り込んでおります。 改めて、本記事で強調したいのは、 ・フレイルは、多面的、可逆的である ・自分でチェックができ、対策もとれる ・早ければ早いほど良い ということです。   フレイルリスクの高いご高齢の方だけではなく、中年期の方や高齢者を支える家族、スタッフの方にもわかりやすくなっていますので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。 本記事が一人でも多くの方に届いて、健康行動を起こすきっかけになることを祈っております。 ぜひ一度、本記事をご一読いただき、セルフチェックをしてみてはいかがでしょうか? みなさんの健康を見つめ直す機会にしていただければ幸いです!   SDGs ACTION!:フレイルとは? 原因からチェックの仕方、改善方法、予防策まで解説   関連記事・リンク 地域リハビリテーション研究室 令和5年度 在外研究員レポートvol.1~なぜフランストゥールーズへ? 後期高齢者のフレイルはそのステージにより改善・悪化因子が異なる可能性~運動系社会参加活動の増加は前フレイルから健常への移行に寄与 「令和4年度地域リハビリテーション活動支援事業」成果報告とミーティングを開催!!〜地域リハビリテーション研究室+TASK卒業生チーム

2023.08.08

【FM802×畿央大学】ラジオCM制作プロジェクトvol.6~公開収録終了しました!

FM全局・ラジオ全局で高いシェアを誇る「FM802」。その中の人気番組「ROCK KIDS 802」と畿央大学とのコラボプロジェクトが始動しました!2023年7月の月曜放送回21:15~21:35、全5回にわたって「畿央大学の冠コーナー」が提供されます。今回のプロジェクトは、そこで放送されるラジオCMを、畿央生有志がプロと協働しながらイチから考えて形にしていく挑戦的なものです! 5月11日(木)本プロジェクトのキックオフから始まり、これまで2回目は原稿制作、3回目はBGM候補選定を経て、6/16(金)にFM802でのCM収録、7月は冠コーナーの提供と学生の制作したCMが放送され、ブログでお伝えしてきました。   本学が提供する冠コーナー「畿央大学 MY REQUEST」は1ヶ月でしたが、8/5(土)に畿央大学で「ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!-」の公開収録を行いました! 公開収録当日は、CMプロジェクトに関わった学生19名はスタッフとして参加し、事前準備や誘導等、イベント運営側の立場を体験しました。   (Photo by田浦ボン)   公開収録に向けた事前準備 公開収録の準備として、最初は来場者への配布する資料のセット組みを行っています。グループに分かれていますが、担当も各々で決めて効率よく準備しています。     袋詰めした後は、運営スタッフの方に説明を受けながら各自持ち場につきました。 来場者誘導や場内整理、資料やうちわの配布といった来場者の動線内で対応もあれば、関係者エリアでのパスチェックといった裏側での対応など様々な場面に参加して、公開収録イベントを盛り上げてくれました!     (Photo by田浦ボン)   公開収録前には、ゲストのBLUE ENCOUNT・田邊駿一さんがご挨拶に来ていただき学生スタッフと写真を撮っていただきました。 短い時間でしたが、田邊さんと写真を撮っていただくことができて学生スタッフもこの時ばかりは仕事を忘れて、とても喜んでいました。   ▲ゲストのBLUE ENCOUNT・田邊駿一さんと(Photo by田浦ボン)   公開収録中の様子 公開収録は、MCの落合健太郎さんとゲストの田邊駿一さんのトークは大盛り上がり。田邊さんは奈良に来るのは初めてで、最初に初めて訪れる場所が畿央大学になったそうです。   (Photo by田浦ボン)   また、トークの後は弾き語りで「だいじょうぶ」「バッドパラドックス」だけでなく、最新曲「アマリリス」も。さらに同シングルに収録されている「ghosted」までといった4曲を歌っていただきました。アコースティックギターでの弾き語りは、近い距離で田邊さんの圧倒的な歌唱力を存分に楽しむことができ、会場が一体となって盛り上がりました。   (Photo by田浦ボン)   (Photo by田浦ボン)   楽しいトークと弾き語りを披露いただいた公開収録はあっという間のひと時でした。 ご来場いただいた皆様、暑い中畿央大学にお越しいただきありがとうございました。そしてMCの落合健太郎さん、ゲストのBLUE ENCOUNT・田邊駿一さん、素晴らしい時間をつくっていただきありがとうございました。   この公開収録の模様は、radiko(ラジコ)のタイムフリー視聴で8/14(月)まで聞けますので、是非お聞きください!   radikoで聞く   公開収録終了後 終了後は、MCの落合健太郎さんがご挨拶に来ていただき、写真を撮っていただきました。 学生の中には、ROCK KIDS 802のヘビーリスナーもおり、自分のラジオネームを伝える学生もいました。落合さんもラジオネームを覚えているだけでなく、「結構前から聞いているよね?」と返していただけたこともあり、学生スタッフも嬉しさだけでなく驚いているところも印象的でした。   ▲MCの落合健太郎さんと(Photo by田浦ボン)   最後に、公開収録に参加した学生から感想をいただきましたのでご紹介させていただきます。 まさか畿央大学で私のいつも聴いているラジオの公開収録が行われるとは思いもしませんでしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。 公開収録に参加することは応募したらできるかもしれませんが、運営側として関わることはなかなかできないと思います。このようなイベントの裏側を知ることができてよかったです。 また、BLUE ENCOUNTの田邊さんやFM802のDJの落合健太郎さんとお会いすることができたこともとても嬉しかったです!!来場してくださった方々がこの機会に畿央大学に興味を持っていただけたら嬉しく思います。 健康栄養学科 1回生 奥田 綺音 普段の生活ではなかなか体験できないことをさせて頂き、楽しみながら今回のプロジェクトに参加しました。自分の目で実際に公開収録を見ることもできて感無量でした。社会の現場を目の当たりにして、私も就職活動を頑張ろうと思えました。 このような機会を頂き、本当にありがとうございました。 健康栄養学科 3回生 小林 苑子 ラジオの公開収録が畿央で行われること、おちけんさんと田邊さんが来てくださることが決まってからずっと信じられない思いでしたが、本当でした…。 スタッフとして公開収録のお手伝いができて、公開収録も観覧させていただけて、本当に夢のような時間でした! ずっと好きだったFM802にかかわれたこと、おちけんさんと田邊さんを前にお話しできたこと、何よりみなさんが「畿央っていいね」と言ってくださったことが本当に嬉しかったです。CM制作も含めて、この企画に参加できてよかったです。本当にありがとうございました!! 現代教育学科 3回生 石川 結唯   今回の公開収録をもってCMプロジェクトの活動は一区切りになりますが、応募してくれた学生の皆さんありがとうございました。   学年や学科、参加目的もそれぞれ異なりましたが、高校時代の受験勉強や今のテスト勉強の際に聞いている学生も多かったと思います。CM制作から公開収録までをFM802と関わることができたのは、学生さんにとっても貴重な経験になったのではないでしょうか。CMプロジェクトを通しての経験がこれからの学科での学びや就職活動につながることになれば嬉しいです。時間割の合間を縫って参加いただきありがとうございました。   【関連記事】 FM802「ROCK KIDS 802」で、7月毎週月曜に畿央大学冠コーナーを放送!8/5(土)には公開収録も! 【FM802×畿央大学】ラジオCM制作プロジェクトvol.5~学生が制作したCMが放送されています! 【FM802×畿央大学】ラジオCM制作プロジェクトvol.4~FM802本社でのCM収録! 【FM802×畿央大学】ラジオCM制作プロジェクトvol.3~収録に向けてBGM候補を決定! 【FM802×畿央大学】ラジオCM制作プロジェクトvol.2~CM原稿を決定し、次はBGM制作へ! 畿央大学初!FM802との連携プロジェクトがスタート!