2016年11月の記事

2016.11.25

就活レポート~就職活動の現場から~No.392(幼稚園)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第392弾! 現代教育学科8期生(17卒) 山路 晴香さん 幼稚園教諭  勤務   【その園に決めた理由】 見学の際に見た保育者と子どもの生き生きとした姿がぐいっと私の心に入ってきて、ここで働く自分を容易に想像することができました。それが1番の理由かも知れません。ほかにも7つほど見学行き、給料が高い所や保育者同士が仲良さそうな所、いつもニコニコ笑顔な所、きれいで落ち着いた所など園によって良い所は沢山ありました。しかし、どこも自分が働く姿を想像してもうまくイメージできなかったり、淡々と仕事をこなす自分が出てきました。保育者という職業は人とかかわる専門職であり、子どもたちにとってはじめて先生と呼ばれる存在です。それなのに、淡々と仕事をこなしては「もったいない!」と感じました。だからこそ、私は働きやすさだけでなく保育内容や自分が実際に見た素直な気持ちを大切にし、子どもと保育者の雰囲気が自分に合っていると感じた幼稚園に決めました。   【就職活動を振り返って】 1番苦労したことは自分が心から行きたいと思う園をなかなか見つけられなかったことです。周りは決まりだしているのに、自分はなかなか決断できず、不安と焦りに押しつぶされそうになりました。しかし、ここで妥協せず新たに園探しを始めました。今まで探してきた「小規模保育」だけでなく視野を広くして探したところ、250名以上の大規模幼稚園を選びました。学んだことは、自分の視点にこだわらずとにかく保育所、幼稚園関係なしに、いろんな特徴のある園へ足を運んでみることです!自分の探す条件が見えてきたり、自分の思いと違うことに惹かれたりすると思います。   【就職活動でPRしたポイント】 自分の受けた幼稚園はきちっとした面接はなく人柄を見る程度でした。なので、とにかく元気に明るく返事をし、働きたい意思を感じてもらえるようにしました。また、見学の時は感謝の気持ちを持ちながらとにかく笑顔を絶やさず、積極的に質問をし、ここで働きたい気持ちを自分の様子から伝わるようにしました。ボランティアでは目標としてクラスの子どもたち全員とできるだけかかわること、保育者と積極的にかかわり、ここでも笑顔を大切にしました。子どもとかかわっている姿をできるだけ見てもらい、ここで働いて欲しいと感じてもらえるように心がけました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 私は困ったらすぐにキャリアセンターの辻谷さんに連絡しました。わからないことなど何でも教えてもらえます。条件に合った園をピックアップし、紹介してくれたり、気になっている園があれば時間を作って訪問してくれました。自分の見方だけでなく、辻谷さんから見た園の話も聞けるので安心して選ぶことができます!とりあえず何でも相談してみましょう!きっと何かが見えてきます。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 最初はどうしたらいいのかわからないと思います。保育者の道に進むかも迷ったりすると思います。そういう時こそ、まずは就職フェアに行って話を聞きに行ってみて下さい!幼稚園から保育所、院内保育など保育だけでもさまざまな人に出会えます。それだけで、何かしら感じるものが出てくると思います。私も、最初は「ここの先生優しそうだな。」「職員旅行あるんだ」ぐらいのものでした。しかし、そこから少しでも気になる園があれば足を運び、自分の目で確かめました。また、時間があるなら必ずボランティアに参加して欲しいです。実際に保育に参加することで印象が変わったり、より納得できると思います。将来の自分のために今を妥協せず、納得ができるまで粘ってみて下さい!必ず自分に合った園が見つかります!頑張ってください!    

2016.11.25

就活レポート~就職活動の現場から~No.391(栄養教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第391弾! 健康栄養学科8期生(17卒) 岡田 千波さん 大阪市・栄養教諭 勤務      【教師を目指そうと思ったきっかけ】 小学生の頃、私は給食が大好きで給食に関わる仕事に就きたいと考えていました。初めて栄養教諭の職業を知ったときとても興味を持ちました。大学で現代の食の課題を学び、小学校ボランティアでは朝食を欠食している子どもに出会ったことで食育の重要性を強く感じました。そのときから、子どもたちに食に関する指導がしたいという気持ちが芽生え、本格的に栄養教諭を目指すことを決めました。   【学校インターシップ・教育実習を体験して】 栄養学科なので、教職の勉強でいまひとつピンとこない部分があり、実際に子どもと関わりたいと思い、小学校ボランティアに行きました。そこでいろいろな子どもがいることや先生方の指導の仕方を見ることで、今までの学びをちゃんと理解できるようになり、モチベーションも上がりました。 教育実習では、子どもたちの給食の残食が多いことと社会科で商店について学んでいることを関連させた研究授業を行いました。指導案を作るときのワクワク感、子どもの前で指導するドキドキ感、緊張しながらも手をしっかり挙げる子どもたちの姿は忘れられません。最後に、先生方から度胸とセンスがあると評価していただいたことは本当に嬉しく思いました。   【畿央大学の大学生活について】 「いつもニコニコしているわね」と担任面談の度に言われるくらい、素敵な人たちと笑顔いっぱいに過ごせた大学生活でした。管理栄養士と栄養教諭の資格を取得するため、1限から6限まで授業があり、また学年が上がるごとに臨地実習、卒業研究、国試対策もあります。私はそれに加えて時間があるときは、アルバイト、茶道、商品開発、ヘルスチーム、元気塾、小学校ボランティアと数多くの活動に取り組みました。片道2時間の遠方から通っていたので本当に忙しく、家に着く頃には日付が変わっていることもよくありました。ですが、これらの活動で多くの人たちとの出会いがあり、たくさんの学びを得ることができました。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学には教育学部が設立されていることもあり、採用試験の対策はとても充実しています。特に面接練習は心強かったです。初めは自分の言いたいことがまとまらず苦労しましたが、自分は栄養教諭として何をしたいのか見つめ直すことができました。 一番悔しい思いをして成長できたことは模擬授業です。その場で構想した授業を行うのですが、対策練習中、題材に対して自分自身が消化不良のまま授業をすることに違和感を持ち、途中で何も話せず止まることがよくありました。そのときの先生方の厳しくも優しい御指導や教育学部の人たちの模擬授業はとても参考になりました。自分に足りないものはどんどん吸収し取り入れ、同じく栄養教諭を目指す友人と何度も練習を重ねて乗り越えることができました。 試験対策の中でとても励みになったのは、教職を目指す人たちの姿です。頑張っている姿を見ていると「私も頑張らないと!」と気持ちが引き締まり、みんなからのアドバイスやコメントに何度も力をもらえました。   【理想の先生像】 子どもたちが豊かな食生活を送るための力を育てられる先生になりたいです。 そのために、食について関心を持てるよう子どもたちが面白い!楽しい!とワクワクする指導がしたいです。私たちが生きていく中で「食べる」という行為は必要不可欠です。食べることで私たちの体はつくられ、誰かと共に食べることで心も満たされます。毎日の生活にあるからこそ大切にしてほしいと思います。そして、学校で学ぶことは食生活の中で生きてきます。教育実習で社会科と関連した食品ロスの授業をしたように、栄養教諭は食を通して子どもたちの学びを深めることができる存在です。そのような栄養教諭になれるよう、今まで以上に精進していきたいです。   【後輩へのメッセージ】 栄養教諭は子どもたちに食に関する指導ができるとても魅力ある職業です。しかし、採用数が少ない狭き門でもあります。畿央大学は栄養教諭を目指すのにとても良い環境ですが、本気で目指すならしんどいこともたくさんあります。それでも、やってみたい気持ちがあれば突き進んでほしいです。そのとき、自分の中に誰にも譲れない思いや考えが生まれたら大事にしてください。しっかりした芯を持っていれば、へこたれてもきっと立ち直ることができます。 最後に、大学生活はあっという間です。素敵な人たちと大切に過ごしてください。これから先、たくさんの人が栄養教諭を志してくれると嬉しいです。

2016.11.24

就活レポート~就職活動の現場から~No.390(ホームセンター)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第390弾! 現代教育学科4回生(17卒) 古林 早紀さん 株式会社LIXILビバ  勤務   【その企業に決めた理由】 私は常に挑戦し続けることのできる会社、新しい発見ができる会社に勤めたいと考えていました。また、飲食店のアルバイトが大好きなのでお客様と関わる仕事を意識して業界・業種を絞っていきました。とにかく多くの説明会に参加し、少しでもいいと思った企業は全て受けるようにしました。面接や懇親会など社員さんとの関わりを通して、仕事内容や職場の雰囲気に魅力を感じ、自分が働いている姿がイメージできたのがこの会社でした。   【就職活動を振り返って】 本当に?と思われるかもしれませんが、一言でいうと楽しく充実した就職活動でした。最初は何からしたらいいかも分からないし、説明会に行こうと思うとすぐに道に迷うし・・。(笑)でも、周りの就活生もみんな同じ気持ちで就職活動をしていると考えると不安が吹っ飛びました。説明会や面接で就活友達もできました。私は奈良県に住んでいるので、せっかく大阪へ面接や説明会にいくなら!と、おいしいものを食べたりショッピングをしたり楽しんで帰りました。帰った後は大好きなアルバイトも・・自分の好きなことと就職活動を両立できたのはよかったと思います。失敗談としてはインターンシップに参加しなかったことです。就職活動が始まってすぐの頃の知識や経験は周りと比べて全くありませんでした。自信につなげるためにもインターンシップは大切だと思います。   【就職活動でPRしたポイント】 奈良マラソン完走・学祭で部署長を務めたこと・学習キャンプのスタッフ・ボランティア・アルバイトなどです。1つの企業に何個もアピールした訳ではありません。企業にはそれぞれ求める人物像があるので、アピールすることと企業の求める人物像を一致させるように心がけました。ESを書くときに面接で突っ込まれそうなことをイメージして解決しておくと、焦らなくてよいと思います。面接のときは、ひたすら元気に!笑顔で!生き生きと!を意識しました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 ほんとに感謝しています。気まぐれで、何のアポもなくいきなりキャリアセンターに行って話を聞いてもらったり…ただ資料をペラペラめくってみたり…私にとっては一息つく場所でした。分からないことや不安があれば、何のためらいもなく聞きに行くべきだと思います。振り返ってみると、教育学部の就職活動をサポートしてくださっている辻谷さんに、ものすごい勢いで話をしていたと思います。また、キャリアセンターの就活の資料は本当に参考になりました。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 せっかくするのなら、嫌なものではなく楽しむべきだと思います。もちろん楽しいことばかりではありませんでした。体力もいるし、知らない人だらけのところに1人で飛び込むのには勇気がいります。でもみんな一緒です。私は差がつくとしたら、生き生きしているかどうかだと考えていました。だから、就活もプライベートも両方充実させてほしいです。すごく濃い毎日になると思います。就職活動が始まるまでは、学校生活でもそれ以外でもいろいろな経験をして、面接で話せるネタ、PRできることを増やしておくことが大切だと思います。    

2016.11.24

就活レポート~就職活動の現場から~No.389(特別支援学校)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第389弾! 現代教育学科8期生(17卒) 小薮 拓也さん 愛知県・特別支援学校教諭 勤務     【教師を目指そうと思ったきっかけ】 中学生の時、友達に勉強を教えていて、その友達がわからなかった問題を理解してくれたときに笑顔になっているのを見て、私自身もとてもうれしく思い、また、それと同時に「教える」ということ自体の面白さ、楽しさを知りました。また、もともと子どもと触れ合うことが好きだった、ということもあり、教員を目指すようになりました。   【学校インターンシップ、教育実習を通して】 私は小学5年生のクラスを担当させていただきました。この実習を通して、本当に多くのことを学び、教員になりたいという思いがますます強くなった一カ月でした。教師という仕事の大変さも見ましたが、それ以上に子どもたちとかかわり、一緒に過ごすことで、その大変さ以上のやりがいを感じました。   【畿央大学での大学生活について】 私が受けた愛知県の特別支援学校教諭の採用試験は、小学校教諭免許で受けることができます。畿央大学では私の1年下の学年から特別支援学校教諭の免許の取得が可能となりますので、下級生の特別支援教育の授業に出席し、聴講するなどして、自身に足りていない知識の勉強を頑張りました。また、塾講師のアルバイト、小学校と特別支援学校のボランティアをするなど、子どもと多くかかわる機会を作り、とても多くの子どもたちと出会うことができました。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 教員採用試験を受けるにあたって、対策室の先生方にとてもお世話になりました。特別支援教諭の教員採用試験のデータがなく、どう対策を立てたらいいか、親身になって一緒に考えていただきました。特に、面接練習では、どうしたらいいか悩んだ時期もありましたが、いつでも相談に乗ってくださり、話を聞いていただきました。   【理想の教師】 児童からはもちろんですが、保護者やほかの教員からも信頼される教員になりたいです。そのために、教員になってからも学ぶことを怠らず、日々特別支援教育に関する知識を勉強していきたいです。   【後輩へのメッセージ】 教員採用試験に向けて勉強をすることはもちろん大切ですが、それ以上に大切なことは自身の健康管理です。どれだけ努力をしても、当日体調を崩してしまうと自分の100%の力を出すことができません。自分で対策しなければいけないものに優先順位を決め、早めに計画を立てて無理なく勉強を進めましょう。頑張ってください!      

2016.11.23

就活レポート~就職活動の現場から~No.388(ブライダル)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第388弾! 現代教育学科4回生(17卒) 板倉 加奈さん ディライト株式会社  勤務   【その企業に決めた理由】 会社説明会にいって直感的に「この会社に入社するんだろうなあ」と思った会社でした。とにかく働いている社員様や社長様がきらきらして、こんな社会人になりたいと思わせていただきました。また、社長面接では、自分の思っていることを素直に話すことができ、それを受け入れていただいたのがこの会社に決めた理由でした。私は就職活動の中で軸としていたのが「人」でした。自分の好きな仕事ばかりできるわけではないけれど、この人たちと一緒に働きたい、ずっと働いていたいと強く思える会社に出会うことができました。   【就職活動を振り返って】 ぶっちゃけ苦労したことよりも楽しかったこと、学んだことのほうが多かった就職活動でした!説明会に行くたびにその会社の思いや実現したいことを知ることができ、また、同じ業種を受けている人と友達になったり、グループワークでいろんな人の考えや思いを知ることができて、いろんな価値観を共有したりして、本当に自分の人生においてプラスになることが多かったように思いました。面接に落ちたりすることはもちろん悔しいし、それが第一志望の会社なら立ち直れないのかも知れません。でも立ち直らないと次には進めません。私はびっくりするくらいのプラス思考を武器に就職活動を乗り越えました!!   【就職活動でPRしたポイント】 海外インターンシップやアルバイト、部活、卒業祭、畿央祭実行委員、宿泊研修のスタッフ、ボランティア、教育実習など、その会社に合わせてPRするポイントを変えたり、そのとき思いついたことで自分をPRしてきました。話せるネタはあればあるほど話しやすいし、どんな質問にも対応できます。今のうちにたくさんのことに挑戦してみてください!面接は数が勝負です!みんな緊張している中でどれだけ自分の個性を出せるかが大事だと思います。面接官を敵だと思わず、いつか一緒に働く仲間だと思って、会話するように質問に答えるとリラックスできました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 履歴書やエントリーシートの添削や、就職活動の近況報告などでキャリアセンターには足しげく通っていました。いつもアポなしで突撃するので辻谷さんがいないこともしばしば・・・。その代わり、会えたときは本当に親身になって相談を聞いてくれたりしました。キャリアセンターはほんとにあったかい場所です。世間話でも仕事の手を止めて聞いてくれるやさしい人ばかりです。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動では何かひとつ楽しみを作ってください!私はとにかく毎日のランチを楽しみにしていました。たまにがんばった日には豪華なランチ、面接で疲れたときはあったかいスープ。そして自分のペースでやりたいことを探してみてください。早ければ早いほど見つかりやすいのかもしれません。そしてとにかく笑顔を忘れないでください。暗い顔をしたあなたに誰も魅力は感じられません。就職活動を笑顔で楽しめるように先輩やキャリアセンターをフル活用して、がんばってください!

2016.11.23

就活レポート~就職活動の現場から~No.387(小学校)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第387弾! 現代教育学科8期生(17卒) 梶川 真未さん 大阪府豊能地区・小学校教諭 勤務      【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私は大学入学後も、本当に私には教員になりたいという強い想いがあるのだろうか…と悩んでいました。しかし、小学校、野外活動のボランティアで子どもたちと関わり続け、子どもたちの成長を側で感じたときに、ずっと子どもたちに寄り添い、成長を支え続けていきたいという自分の想いを再確認し、教員になりたいという想いが固まりました。   【学校インターンシップ、教育実習を体験して】 私は2回生から学生ボランティアとして、2校の小学校に行かせていただきました。そこでは、授業の仕方、子どもとの関わり、教員同士の連携など、大学では学べない多くのことを学ばせていただき、自分にとって、とても大切な経験になっています。  そして、3回生の9月に1ヶ月間、教育実習をさせていだだきました。ボランティアとは異なり、同じ学級で1ヶ月過ごし、1週目から授業をさせていただきました。学級には、個性あふれる子どもたちがいる中で、みんなが参加できて理解できる授業をつくる難しさを痛感しました。しかし、悩んだときには先生方が相談に乗ってくださり、他のクラスの先生方からもアドバイスをいただき、たくさん支えていただきました。また、毎日同じ学級に入り、授業をさせていただくからこそ、一人ひとりと信頼関係を築いていくことの大切さを実感しました。そして、子どもたちの成長につなげ、将来、社会に出てから自分の力で生きていける子どもを育てるという、教員という仕事の責任の重さも教えていただきました。 私は、ボランティア、教育実習を通して、先生方、子どもたちから多くのことを学ぶことができました。大学生のときから学校現場に入り、自分の目で見て、関わって、学ぶことは、本当に大切だと思います。学んだことをこれからの教員生活に活かしていきます。   【畿央大学の大学生活について】 畿央大学では、少人数で誰とでも話しやすい、アットホームな環境だからこそ、多くのことを学び、深めることができたと思います。  そして、先生方もとても熱心に指導してくださり、新たな学びや考え方を得ることができ、4年間で学んだことは、私にとってとても大きいです。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 教員採用試験の対策はとても充実しています。対策講座では、周りの人の姿に刺激を受けて、私も頑張ろうとモチベーションを保つことができました。 また、筆記試験に向けて、対策室の先生にたくさん質問にいき、疑問を一つひとつ丁寧に解決していただきました。私は、試験の前日に質問した問題と似たものが、本番の試験で出題されたので、疑問があれば放ったらかしにせず、先生に質問するということを続けてよかったなと思っています。 さらに、面接練習については、学部の先生方も面接練習の機会をつくってくださり、さまざまな意見を伺うことができ、何度も面接練習をしていただくことで自分の考えを明確にしていくことができました。 また、教員を目指すか悩んでいたときも、対策室の先生方は親身になって相談に乗ってくださいました。何かあれば、教採対策室に行くというくらい、本当にお世話になりました。   【理想の先生像】 『子どもたち一人ひとりが居場所を感じられる学級をつくり、自分の学びを子どもの成長につなげることができる教員』  子どもたちは、安心できる居場所があるからこそ、やってみようという気持ちを持つことができると、ボランティアを通して学びました。安心できる居場所が学ぶ意欲、学び合う意欲につながると思っています。  そして、自分自身が学び続けることはもちろん、先輩の先生方、自分の働きかけに対する子どもの姿からも学び続けることで、よりよい授業、学級づくりに活かし、さらに、将来出会う子どもたちのために学び続けていきたいです。   【後輩へのメッセージ】 私は大学に入学してからも将来どの道に進むべきか、かなり悩みました。しかし、とことん悩み、自分に向き合うことが大切だと、今、改めて思います。  そして、教員採用試験を乗り越えるためには、仲間の存在がとても大きかったです。私は、しんどい時も、周りの友だち、仲間からたくさんのやる気と元気をもらいました。自分一人で頑張ろうとせず、友だち、先生方、多くの人を頼って、高め合ってほしいなと思います。

2016.11.21

保護者様対象の就職説明会を開催しました!

キャリアセンターでは、畿央祭初日に保護者様向けの『教職関係・一般企業説明会』を開催いたしました。   説明会は2部構成。前半は「教職関係説明会」で、教採・公務員対策室の西川より教員採用試験の状況や対策について説明しました。後半は、キャリアセンター辻谷から私立幼稚園、保育園への就職についてご紹介させていただきました。     また、教員採用試験を突破した4回生3名が合格体験談をお話ししました。夢を叶えた4回生の体験談には、保護者の皆様が熱心に耳を傾け温かく見守っていただけました。苦労を乗り越え今や自信にあふれた学生の話しぶりに、我々も感心しました。     続く第2部「一般企業説明会」ではキャリアセンター西畑より『一般企業就職の現状と就職活動』『本学の就職状況』について。また、谷口からは『畿央大学のキャリア支援』についてご紹介いたしました。ご家庭における良き理解者、支援者として今まで以上にお子様を暖かくサポートしていただきますよう、特に力が入った説明となりました。     教員採用試験は長く険しい道のりです。また、一般企業への就職活動については当面同じスケジュールとなりそうです。ただ年々前倒しになっていますので臨機応変に対応できるよう、今からしっかり、じっくりと準備に取り掛かってまいります。  

2016.11.18

就活レポート ~就職活動の現場から~ No.386(病院)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第386弾! 理学療法学科11期生(17卒) 南 好美さん 平成記念病院 勤務   【その病院に決めた理由】 きっかけは、畿央大学内での病院説明会です。元々名前は知っていたのですが、説明会を聞いた際に急性期から回復期病棟まであり、術後から在宅まで患者様にリハビリを行えること、人員・環境ともに整っており自分の興味のある分野が学べることが印象に残りました。その後に病院見学やサイト、配布資料から、在宅リハビリや介護予防活動も行っていることを知り、ここに就職したいと思うようになりました。   【就職活動を振り返って】 私は元々別の病院を第一志望にしていたのですが、不採用になったのでまた一から就職活動を行うことになりました。その際に、キャリアセンターの岡田さんと何度も相談したおかげで、次の行動へとすぐ移すことができました。色々と悩みましたが、地元である奈良で働きたい、人員・環境の整った病院で働きたいという気持ちがあり、今の病院に決めました。   【就職活動でPRしたこと】 私は「地域医療に興味があること」をPRしました。履歴書の卒業研究や志望動機の項目において地域医療について触れていたので、面接でもそのことについて詳しく尋ねられました。あとは、最初の採用面接では「上手く答えよう」と必死になり顔が強張ってしまったので、二度目は無理に自分を作ろうとせずなるべく自然体で受け答えするように心掛けました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 履歴書の書き方から面接練習まで何から何まで岡田さんのお世話になりました。面接練習に関しては、所作から受け答えまで全て細かく指導していただけるので、自分の苦手な所が分かります。一度不採用になってからは何度も相談に乗ってくださり、その度に不安になり落ち込んでいる私に対して「自信を持って」と励ましていただきました。そのおかげで、当日の採用面接では面接官の目を見てはきはきと答えることができたと思います。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 早く病院を決めて就職活動を終えたいという気持ちになると思いますが、自分が本当にしたいこと、行きたいところをじっくりと考えてから行動に移すべきだと思います。また、そのためにも夏休みの間に気になる病院は出来る限り見学に行った方が良いです。病院見学に行くとその病院への印象が大きく変わることもあります。卒業試験や国家試験の勉強もあるため、中々忙しいですが、妥協せずキャリアセンターの方々や周囲の人々と相談してじっくりと考え、行動してください。辛いこともありますが就職活動はいつか終わります。頑張ってください!

2016.11.17

就活レポート ~就職活動の現場から~ No.385(メーカー)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第385弾! 現代教育学科8期生(17卒) 穴生 泰史さん  株式会社アーテック 勤務   【その企業に決めた理由】 事業内容に魅力を感じたのが、大きな理由です。子どもたちの成長に携わる仕事は、保育者以外にもあるんじゃないかと思い、就職活動を始めました。もちろん、さまざまな業種も視野に入れながら就職活動をしましたが、働くならやりがいをもって働きたいという気持ちもあり子ども関係の企業をみていきました。内定先では、アイデアが形になるまでのスピードが早く、現場のさまざまニーズに対応できるということにも魅力を感じました。   【就職活動を振り返って】 人生で一番自分と向き合った、見つめなおした期間だったと思います。自分のことをアピールするには自分のことをわかっていなくてはいけないので自分について考える時間がとても多かったように思います。面接を繰り返す度に、伝えるという難しさも感じましたが、自分についての考えも深めていけたと思います。また、前向きに考えることの大切さも実感しました。うまくいかないことが続くと気持ちも行動もマイナスになる、ポジティブに前向きに何事もとらえていくと、なぜか行動も前向きに、いいことも起こるというのを実感しました。。。 あとは、とりあえず動いてみることも大事でした。昔から消極的なタイプなのですが、就活は自分からがつがつ予定を入れる、とりあえず説明会行ってみると意外と物事が進んだり、悩んでたものがすっきりしたりしたので、消極的なタイプの人はがんばって行動することが大事だと思います。   【就職活動でPRしたポイント】 自分がどんなことに力を入れてきたか、自分の強みはなにかを中心にPRしました。面接では、人間性を見られていた気がするので、がちがちに固めた答えを用意するよりは、具体的なエピソードや普段の自分の雰囲気を出すことができるように心がけました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 エントリーシートの添削や、面接、悩んでいることなどさまざまな相談に乗っていただきました。期限が今週なんです、明日面接です、など急に押しかけてしまっていたのですが、やさしく受け止めていただき、的確なアドバイスもいただきました。感謝しかないです。就活は仲間も少なく、話を聞いてくれるだけでも気持ちが楽になるのでそういった面でも助けていただきました。あと、履歴書、封筒が無料でいただけるのはとてもありがたいです。     【後輩へのアドバイス、メッセージ】 就職活動は不安なことだらけだと思います。でも、動けば動くほど自分について深められる期間だと思います。経験は自分の味方になってくれるので、前向きにたまには悩んでいろんな経験をしてみてください。きっとうまくいきます。ファイトです!  

2016.11.08

就活レポート ~就職活動の現場から~ No.383(病院)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第383弾! 理学療法学科11期生(17卒) H.Mさん 病院 勤務   【その病院に決めた理由】 知ったきっかけは、キャリアの先生方との面談の時でした。内定した病院は、急性期から回復期まであり、整形や脳血管障害などあらゆる疾患を診ることができる病院です。私は身体面だけでなく、精神面でも元気になってもらえることができればと考えています。そのため知識・技術だけでなくコミュニケーション技術も身に付けることも必要であると感じています。また、病院見学に行かせていただいたときに、職場はとても活気があり、職員同士の仲がいいなどの職場環境の良さ、新人教育が整っていること、職場のセラピストの方の話を聞いて、実際に働いている方の考えを知ることができ就職したいという思いが強くなりました。   【就活活動を振り返って】 私の周りは動き出すのがとても早く、8月で何人か就活が終わったなどの話を聞いて、気持ちに焦りが出ていました。しかし、どの病院があるのか全く分からなかったので、キャリアの先生方や理学の先生に話を聞いたりして病院を探していました。内定した病院はキャリアの先生から教えていただいた病院で、実際に病院見学に行かせていただくと、職場の環境等を知ることができ、私がここで働きたいという気持ちが強くなりました。病院見学に行っていなかったら、職場の雰囲気に触れることがなく、決めることができなかったと思います。また、就職活動で苦労したのは面接でした、あまり面接をしていなかったので、面接の練習の時にキャリアの先生にみていただき、何回も練習をしました。そのおかげで面接本番は緊張することなくできたと感じています。就職活動は自己表現をすることが大切なのだと感じています。   【就職活動でPRしたこと】 就職活動でPRしたことは、中学高校6年間バスケ部に所属していたので、そこで培った「忍耐力」や、大学3年間していたJPTSAなどの経験についてです。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターの先生方には就職活動の最初の段階からとてもお世話になりました。履歴書の書き方から、面接の方法などたくさんのことについて指導していただきました。私の受けた病院は、採用試験が履歴書と面接だけであったので、履歴書の書き方や面接についてご指導をいただきました。履歴書の書き方など分からないことがあれば、丁寧に教えていただき、そのおかげで自信を持って履歴書を書くことができました。また面接の練習は日にちを決めて、1対1で模擬練習をして、そのときに部屋の入り方などの立ち振る舞い方、話すときの言葉遣いなどを教えていただき、本番を想定しながら練習ができました。そのおかげで面接は緊張することなく受けることができ、内定をいただくことができました。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 4月からの長期の実習が終わると、ゆっくりする間もなく就職活動、卒業研究、国家試験が始まります。一気に3つ重なってくるので、なかなか忙しく大変だと思います。また周りの友達が内定をもらったなどの話を聞いて余計に焦るかもしれませんが、焦らずじっくりと自分に合った病院を考えることが大切です。少しでも気になる病院があれば、迷わず病院見学をするなど早く行動を起こすことも大切だと思います。 これから、いろいろ忙しくなると思いますが希望通りの進路を叶えることができますように頑張ってください!