2017年12月1日の記事

2017.12.01

就活レポート~就職活動の現場から~No.448(栄養教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第448弾! 健康栄養学科12期生(18卒)  前田 千晶 さん 大阪市・栄養教諭 勤務        【教師を目指そうと思ったきっかけ】 昔から学校が好きで、将来の夢は先生になることでした。高校生の時、進路を決める際に「私は何の先生になりたいのだろう」と考えました。そんな時、病気の子どもが「食事が一番の楽しみだ」と話しているのを聞き感動しました。そして多くの子どもに食事の大切さや楽しさ、喜びを伝えたいと思い、栄養教諭を目指そうと決めました。   【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 今まで小学生と実際に関わる経験がなかったので、学校現場を知りたい、子どもと関わりたいと思い小学校ボランティアに参加しました。ボランティアでは実際にいろいろな子どもたちと関わる中で悩んだり、へこむこともありました。しかし毎週通うごとに先生方がどのように子どもと接しているかを学び、子どもたちとコミュニケーションがとれるようになりました。だんだん子どもたちと関わる楽しさや思いが伝わる喜びが大きくなり、今では週1回のボランティアが何より楽しみです。教育実習では、初めて子どもの前で授業をし、授業をする難しさを感じ、より一層勉強が必要だと感じました。学校で働くとはどういうことかを学んだ2週間でした。実習最終日に泣いてくれた子どもたちや採用試験に向けて背中を押してくれた指導教諭の先生の言葉は本当にうれしかったです。   【畿央大学での大学生活について】 3回生までは授業が忙しく、教職の授業では週3回6限授業があり毎日バタバタしていましたが、オープンキャンパススタッフ、宿泊研修スタッフ、元気塾などいろいろな経験もでき、授業以外にも多くの学びがありました。部活では他学科の友達もたくさんでき、みんなそれぞれ頑張っていたので私も頑張ろうと刺激をいっぱいもらえました。畿央に来てよかったなと思える大学生活です。    【畿央大学の教員採用試験対策について】 栄養教諭を目指すにあたって、教育学部があるというのはものすごくプラスになりました。対策講座が多くあることはもちろん、特に教育学部生と面接練習できたことが私にとってはすごくいい刺激でした。はじめは全然答えられない自分が嫌で抵抗がありましたが、だんだん考えがまとまり自分のアピールポイントを知ることができ、教職をめざす仲間からのコメントや先生の時には厳しく温かいアドバイスにたくさん助けられました。この面接練習があったから、本番も緊張はしましたが自分の思いを悔いなく話せたのだと思います。    【理想の教師像】 私は食育を通して子どもたちが感謝の気持ちや思いやりの心を育むことができるような栄養教諭になりたいです。毎日の食事は当たり前のものではなく、私たちはいろいろな人の思いや生き物の命をもらって食事ができています。子どもたちにはそのことに気づき、食事の時間を大切に過ごしてほしいと思います。私自身、多くの時間を子どもと過ごすことができる、自分から積極的に子どもと関わることができるような栄養教諭を目指して春から頑張っていきたいです。    【後輩へのメッセージ】 私は入学時から栄養教諭になりたいと思っていましたが、勉強嫌いなところやコツコツ積み重ねるのが苦手なところが勝ってしまい、なかなかスイッチが入らず遅いスタートとなってしまいました。国家試験とは違い何点以上で合格できるか基準がなく、勉強しても点数があがっても不安ばかりで、時間も足りず焦りもたくさんありました。でも、どうしても栄養教諭になりたい!という譲れない思いがあったので踏ん張ることができました。自分がどんな栄養教諭になりたいのかをしっかり持っていれば、勉強も頑張れるし面接でも自然と伝わると思います。栄養教諭は狭き門だとたくさん言われると思います。無理かもと思うこともあると思います。でも、応援してくれる人はたくさんいます。そんな人たちを大切にして、時には相談したり、弱音を吐いたりしながらあきらめずに頑張ってほしいです。    

2017.12.01

就活レポート~就職活動の現場から~No.447(養護教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第447弾! 現代教育学科9期生(18卒) 東野 美那子 さん 高知県・養護教諭 勤務        【教師を目指そうと思ったきっかけ】 小学校時代に出会った養護教諭の先生にあこがれたことがきっかけです。落ち込んでいたときに養護教諭の先生がじっくりと話を聞いてくださり、その後もずっと気にかけてくれていたことでとても安心して嬉しかったです。進路に迷ったときにも、ずっとそのことを覚えていて、自分も子どもたちの心と体の健康を守っていきたいと思い、養護教諭を目指しました。   【ボランティア・教育実習を経験して】 実習やボランティアでは、健康診断のお手伝いや保健指導、応急処置をさせていただきました。実際にアセスメントをして判断・対応するときには、これで本当にいいのかと何度も悩みました。そのときは養護教諭の先生に説明してもらいながら対応しましたが、一人で行うと思うと不安になり、もっともっと知識を増やしていきたいと改めて思いました。また養護教諭は、他の教職員との連携がとても大事であるということを実感し、なにか気づいたことがあれば、すぐに相談・報告することが大切だと学びました。   【畿央大学での大学生活について】 ボランティアや、畿友会、アカペラ部など色々なことを経験しました。人前に出ることが苦手で消極的な性格をどうにかしたくて、なるべく今までしたことがないことをしようと思っていました。特にアカペラ部では大きい会場でたくさんの人の前に立ったこともあります。そのおかげもあって、実習でみんなの前で挨拶をしたときや、教員採用試験の面接や模擬授業では、落ち着いて話すことができました。試験の時期は、周りと比べて落ち込み、しんどくなることもありましたが、一緒に頑張っている友達と、最後までみんなで頑張れたのが良かったです。    【畿央大学の教員採用試験対策について】 教職教養の対策講座で毎回配られる資料は、大事な答申や法規がまとまっているので、自分で勉強するときにもいつも活用していました。面接指導では、最初は言いたいことがまとまらなかったり、だんだんいえるようになると棒読みのような話し方になったり、周りの人と比べて落ち込むことも多かったです。それでも何度も面接練習をして先生方のアドバイスを参考にしたことで、落ち着いて、自分の中で考えながら話せるようになったと思います。    【理想の教師像】 子どもたちや先生方、保護者の方から信頼される養護教諭です。まずは子どもたちとじっくり関わり、教職員、保護者、関係機関すべての人たちで子どもたちの健康を守っていけるような関係を築きたいです。この先生がいるから、安心して保健室に行ける、またこの先生になら安心して子どもたちを預けられると思ってもらえるような養護教諭を目指して頑張りたいと思います。    【後輩へのメッセージ】 勉強をコツコツすることも大事ですが、私は面接の対策の時間を作ることも大切だと思います。教員を目指したきっかけや、どんな先生になりたいか、自己PRなどを考えてみてください。すぐにこれだ!と思いつかない人もいると思います。私の場合は、自己PRや長所に悩んだとき、友達といいところを言い合ったり、ボランティアや部活などこれまでの経験を思い出したりしていました。まだ教採まで時間がある、という1・2回生はなんでもいいのでしたいことやこれまで経験していないことを今のうちにどんどん挑戦してみてください。一人で試験に向けて勉強をしているとしんどくなることもあるかもしれませんが、先生や一緒に頑張っている友達に相談したりして、みんなで目標に向かって頑張ってください!応援しています!        

2017.12.01

就活レポート~就職活動の現場から~No.446(公立幼保)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第446 弾! 現代教育学科9期生(18卒) 吉川 未華 さん 橿原市・公立幼保 勤務        【目指そうと思ったきっかけ】 幼い頃から同じマンションに住んでいる年下の子ども達と関わる機会がとても多く、毎日一緒に遊んだりお世話をしたりしていました。それが私自身とても楽しかったことや、お母さん方から「いつもありがとう」「本当に助かるわ」と言ってもらえるのが嬉しく、その頃から将来は保育士になりたいとずっと考えていました。   【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 2回生の頃にはインターンシップで、3回生からはスクールサポーターとして、公立の幼稚園に週に一回行かせていただいていました。実際に現場に行くことで、私もこんな風に子ども達と関わりたいと思うような先生方の様子を間近で見させていただくことができました。ボランティアや実習での経験は、実技試験や面接でも必ず生かされるので、積極的に参加してみてください。   【畿央大学での大学生活について】 畿央大学は学生同士や先生方とのつながりがとにかく強いなと感じます。部活動やボランティア、学部やゼミで先輩と関わる機会もとても多いため、不安に思うことや気になることは先輩に相談をよくしていました。1回生の頃から参加していたマミポコ親子広場では、子ども達だけでなく保護者の方と関わる機会を持つことができ、とても良い経験をさせていただいたなと思います。また、私はアコースティック部すごけん。の部長を務めていたこともあり、大学生活は部活動に励んでいました。3回生の畿央祭まではとにかく部活だけに集中して、引退してからの11月、12月頃から採用試験に向けて切り替えて勉強を始めました。しっかりと切り替えさえすれば、私はその頃までやりたいことをやるべきだと思います。その経験は必ず採用試験でも、社会人になってからも生かされると思います。大学生活は、思い切り楽しんでください!   【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学では対策室の先生方を中心に、本当に手厚く採用試験に向けてサポートしてくださいます。面接練習では、対策室の先生方だけでなく学部の先生方も熱心に面接を見てくださり、何度も何度も練習を重ねることで、本番はほとんど緊張することなく臨むことができました。他の人たちの面接を見るという事も、私はとても刺激をもらって良かったと感じています。最初は緊張するけれど、数をこなすことが大切だと思うので、積極的に予約することをおすすめします。 何か相談したいことや、少し勉強がつかれたときなどにも私は対策室に来てよく先生方とお話しさせていただいていました。勉強ももちろん大切ですが、色んな人と話をして、色んな考え方を聞くことも、採用試験を乗り越えていく上でとても大切だなと感じました。    【理想の先生像】 子どもたちの主体性を大切にし、一人ひとりの思いをしっかりと受けとめることのできる保育士を目指したいです。子どもたちが生活の中で感じるたくさんの興味や発見を大切にして、子ども達が自分に自信が持てるような関わりをしていきたいです。また、子ども達が経験する様々な感情をしっかりと受け止め、子どもたちにとって心から安心できる存在である保育士を目指します。    【後輩へのメッセージ】 私は、学校に来て友達と一緒に勉強することをおすすめします。朝集合時間を決めて遅刻できない状況を作ったり、ノルマを決めて達成できなかったら楽しい罰ゲームを作ったり、問題の出し合いをして、自分たちで覚えやすい語呂を作ったり、しんどい勉強の期間も楽しむことを大事にしていました。公立幼保の試験は長期戦です。毎日学校に来て勉強や実技面接練習の日々が続いていくと、不安になったり気持ちが沈んだりすることもたくさんあります。だからこそこの期間は先生方や友達、家族など、周りの様々な人の大切さや有難さに改めて気付く良い機会にもなると思います。忙しい中でもとにかくよく寝てよく食べることは忘れずに、精一杯頑張ってください!何か困ったことなどあったら先輩たちも頼ってください。応援しています!!