2017年12月12日の記事

2017.12.12

就活レポート~就職活動の現場から~No.452(養護教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第452弾! 現代教育学科9期生(18卒) 辻本 真理奈 さん 三重県・養護教諭 勤務        【教師を目指そうと思ったきっかけ】 子どもが好きで、大学を選択する時に畿央大学には養護教諭を目指すことができるコースがあると知り、イメージや憧れといった気持ちで養護教諭になりたいと思ったのが、正直な一番大きいきっかけです。でも、その中で小学校の養護教諭の先生が不安な私の側にいてくれたこと、高校の養護教諭の先生が来室していなくても気にかけてくれたことを覚えていたから、私もそんな存在になりたいと思い、養護教諭を目指すようになりました。   【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 私は、教育実習に行く学校が母校で、そこで実習前からボランティアをさせていただいていました。継続して行かせていただいたことで、お手伝いした健康診断の数値で出る結果や、子どもの外見や内面の変化など、子どもの成長を自分で体感できました。しかし、自分ができないこと・不安なことも多く、力不足を感じたことは確かです。私は、先生方から話を聞いたり、子どもと遊んだりと、楽しみながら学ぶことができました。ボランティアや実習は、実際の学校現場を経験できる機会だったので、自分の課題、自分のいかせること、教職を目指すかという自分の進路などを改めて考えることができる大事なものだと思います。   【畿央大学での大学生活について】 私にとって同じ夢に向かって頑張れる仲間や応援してくれる友達の存在が、大学生活にはかかせません。そして、指導してくださる先生方などたくさんの人に支えてもらい、今の自分があると思います。活動としては、特殊なボランティアに参加することが多かったです。小学校の学生サポーターはもちろん、宮城県気仙沼市のボランティア、運動機能検査、ペアレントトレーニングなどに参加しました。また、畿友会に入り、課外活動総本部の部署長として活動することで、大学でのことを考えたり、他学部他学年の学生と関わることができました。課題や勉強ばかりもしんどいので、息抜き以上にたくさん友達と喋ったり、たくさん遊んだりして、楽しむ時間を大切にしていました。おかげで元気に過ごせています!   【畿央大学の教員採用試験対策について】 最新の情報を常に取り入れて、私たちに教えてくれます。今思えば、これだけ最新の情報を丁寧に用意してくれるのは、ありがたいことです。だから、どんどん活用して自分の力に変えてください。対策講座では、何十枚ものレジュメを用意してくださり、過去問や確認テストをしながら、その時間の中で教職教養を勉強しました。面接練習もしてくれるので、面接が苦手な人でも数をこなして慣れることもできます。対策室の先生方だけでなく、学部の先生方も面接練習をしてくれるので、いろんな先生から意見をもらえます。全てを鵜呑みにせず、どの意見を取り入れて面接をするかは自分次第です。厳しいことを言われることもあると思いますが、その言葉に負けずに努力し続けて欲しいです!   【理想の教師像】 理想の養護教諭は、広い視野を持った、安心感を与えられる養護教諭です。子ども・他の先生方・保護者・学校医など多くの人と関わる仕事でもあるので、コミュニケーションをとりながら視野を広げたいです。また、この先生なら大丈夫と多くの人に思ってもらえるように、関わりを大切にしながら、理想を現実とできるように頑張りたいです。   【後輩へのメッセージ】 時間があるうちにいろんな経験をして欲しいです。継続的にいくものもいいですが、単発でもいいと思います。少し聞いたことがないようなボランティアや周りの人があまりしていない活動をすることで、自分の力にも話のネタにもなります。チャンスがあれば、ぜひいろんなものに参加してみてください!あとは、よく先輩から聞くとは思いますが、教員採用試験の勉強は早く始めて損はないので、した方がいいと思います。なかなか取りかかれなくても、興味があるところを読み込むだけでも違うと思うので、してみてください!また、教員採用試験の勉強していく中で一度は本当にしんどい時期がくると思います。そんな時は息抜きも忘れないでください。周りの人が気になることもあると思いますが、自分のペースややり方を見つけて欲しいです。勉強ももちろん大事ですが、友達と過ごす時間も大事にしてください。応援しています!