2018年1月30日の記事

2018.01.30

就活レポート~就職活動の現場から~No.469(特別支援学校教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第469弾! 現代教育学科9期生(18卒) 松本 帆夏 さん 奈良県・特別支援学校教諭 勤務     【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私が教員を目指そうと思ったのは、幼いころから年下の子の面倒を見る機会が多くあったことが大きいです。特別支援学校教諭を目指そうと思ったのは、大学に入り、勉強を始めてからです。実際にボランティアに行ったことでより一層、特別支援学校の教員になりたいと思いました。   【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 学校インターンシップは、小学校に行かせていただいたのですが、子どもたちが何を理解できないのか、子どもが理解できるようにはどのように説明すればいいのかなど、自分の力を身に付ける機会になりました。また、先生方の指導方法や子どもたちとのかかわり方なども多く勉強させていただきました。教育実習では、授業方法はもちろんのこと、子どもの様子を観察することの重要性を学びました。特別支援学校では、その日の体調によって集中力やできる作業などが変わってくるため、判断力も求められてくることを学びました。   【畿央大学での大学生活について】 大学生活は、人生最後の学生生活なので、マミポコキッズやチアリーディング部、テニスサークルなど、自分がやってみたいと思うことには積極的に参加していました。働き出してからやっぱりしておけばよかったと後悔しても、なかなか自由な時間がないと思ったからです。また、団体での活動に取り組んだことで、自分の意見をはっきりと伝えられるようにもなったのではないかと感じています。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 一人ひとりのことをきちんと考えてくださっていて、今何をすればよいのか、自分が合格するためには何が足りないのか、細かくアドバイスをくださいました。また、面接や模擬授業の練習なども充実していて、たくさんの先生方に見ていただくことができました。回数を重ねる中で、自分が何を一番相手に知ってほしいのか、自分がどんな人間なのかを知ってもらうように話すのが大切だなと思いました。   【理想の教師像】 「子どもと同じ目線に立って物事をとらえられる教師」です。「同じ目線に立つ」というのは子どもの心に戻るのではなく、子どもにとって何が障壁となっているのか、それを子どもの立場から考え、それを乗り越えるためには、どのようなサポートが必要なのかを考えらえるということであると私は思っています。   【後輩へのメッセージ】 採用試験の勉強は本当に大変だし、なんでこんなに勉強しないといけないのかなと思うときもありました。だけど、友人とご飯を食べる時間や何気ない会話の中でリフレッシュしたり、ボランティアの時間などに自分がやりたいことを思い出したりすることで頑張れました。勉強のための時間を作ることも大切ですが、自分のモチベーションを保つ時間を作ることも大切だと思います。大変なことも多いし、しんどくなることもあると思いますが、周りの皆と協力して、自分のことを信じて頑張ってください。