2018年11月28日の記事

2018.11.28

就活レポート~就職活動の現場から~No.511(病院)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第511弾! 理学療法学科13期生(19卒)T.Oさん 病院 (理学療法士) 勤務   【その病院に決めた理由】 この病院は、大学に求人がきておらず、京都府内の病院が集まる病院合同説明会で知りました。その際に、この病院では各チームに分けられて、様々な疾患を診ることができること、先輩の職員の方々から丁寧に指導していただけること、さらに研究にも力を注いでおり、1年目から学会発表をさせてもらえることなどの説明を受けました。そこで、様々な経験を経て、自分を高めていくことができると考え、この病院に行きたいと思いました。また、公立病院のため、福利厚生も充実していることなども理由の一つです。   【就職活動を振り返って】 私は最初、実習先の国立病院機構近畿グループに就職しようと考え、受験しました。締め切りと受験日が早かったこともあり、実習期間中から準備を始め、国家試験の過去問を解いたり、面接練習を早い段階から始めていました。この病院を受験しようと決めたのはしばらく後で、畿央大学の先輩がいないため情報も少なく最初は不安でした。しかし、早い段階で準備を始めていたことや、国立病院機構も合格していたこともあり、当日は自信を持って受験することができました。   【就職活動でPRしたポイント】 私は小学校の頃から理学療法士を目指し、小学校の卒業文集にも理学療法士になると書いていました。面接ではその経緯や、そうなるために自分で行ってきた努力などを話しました。また、アルバイト先の居酒屋でリーダーを勤めた経験で得たことなども面接ではアピールしました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 実習中から就職活動を始めたこともあって、早い段階から竹本さんに履歴書の添削や面接練習など、様々な指導をしてもらいました。あまり時間がない中、メールで素早く対応してもらったり、アポを取らずにキャリアセンターを訪れても丁寧に応対していただき、とても助かりました。       【後輩へのアドバイス・メッセージ】 病院は大学に来ている求人だけでなく、自分で登録した就職支援サイトで検索したり、病院合同説明会などに積極的に参加して、探してみることをおすすめします。そして気になる病院があればすぐに病院見学を申し込んで、色々な病院を見ていくことで自分の行きたい病院が絞れてくるかなと思います。就職活動は不安なことも多いですが、焦らず友達や先生などいろいろな人の意見を聞き、実際に自分の目で見て、行きたい病院を見つけてください。応援しています。      

2018.11.28

就活レポート~就職活動の現場から~No.510(小学校教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第510弾! 現代教育学科10期生(19卒) T.H さん 堺市・小学校教諭 勤務     【教師を目指そうと思ったきっかけ】 小学校2年生のとき、学校に行くことができなかった時期がありました。そんなとき、担任の先生は一緒に学校に行ってくださり、何度も話を聞いてくださるなど、様々な支援をしてくださったおかげで、無事に学校に行くことができるようになりました。私も子どもの目標や夢を支えることができるような教師になりたいと思い、志望しました。    【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 ボランティア、教育実習で学んだことは「言葉かけを変えると子どもも変わる」ということです。子どもを指導・支援するとき、どうしてもその行動やできない部分に目が行きがちになってしまいます。できる、できないではなく、その子の好きなことやできることに目を向け、伸ばそうという姿勢が大切であることを学びました。すると自然と肯定的な言葉かけが得意になりました。肯定的な言葉かけは子どもの自信となるだけでなく、苦手なことにもチャレンジしてみようという気持ちの支えになっていくことも学びました。     【畿央大学での大学生活について】 大学での特別支援教育についての授業は自分にとって大きな学びとなりました。大学に入るまでは、障害についての知識もなく、様々な障害があり、その一つひとつに応じた支援があることを知りませんでした。授業で学んだことを、ボランティアや実習で自分なりに目の前の子どもの実態に応じて工夫して実践することで、自分の力に変えていきました。また大学生活での様々なボランティアはとても楽しく、考え方、見方の視野を広げることができます。みなさんも是非ボランティアに限らず、部活やサークル等にも積極的に参加してみてください。    【畿央大学の教員採用試験対策について】 何から勉強したらいいのだろう、と感じたらまずは対策講座に出てみることがいいと思います。そこでは頑張っている友達がいて、少し焦りますがとてもいい刺激になり、「自分も頑張らないと!」と勉強のスイッチが入ります。対策講座は、自治体や試験の傾向に応じた問題を作ってくださるし、試験に役立つ情報やポイントだけでなく、勉強の仕方のヒントを知ることができます。講座で学んだことをその日のうちに見直してその範囲の問題を解くことを繰り返すことで、少しずつですが、できるようになっていくと思います。面接もどこの大学よりも対策してくださいます。面接が苦手な人でも回数をこなすことで慣れることができ、いい緊張感と自信をもって本番に臨むことができると思います。   【理想の教師像】 私の理想の教師像は、子どもの「心」にしっかりと目を向け寄り添うことができる教師です。教育実習のとき、クラスでは振り返りジャーナルを毎日行っていました。振り返りジャーナルとは教師とのコミュニケーションツールであり、普段は聞くことができない子どもたちの本音がそこにはありました。子どもの中には積極的に話す子もいれば、前に出る子の陰に隠れてしまいがちな大人しい子どももいます。学校生活では教師自身の目に見えるのは子どもの行動だけで、その行動の背景を知らないまま指導してしまうこともあります。表面的な部分ではなく内面的な部分にしっかりと目を向け、楽しいことや面白いことだけでなく、不安や辛いことにすぐに気付き寄り添うことができる教師になりたいです。    【後輩へのメッセージ】 私は成績が伸びずにとても悩み、面接も苦手で「もう諦めようかな」と思った時期がありました。そんなとき、教採・公務員対策室の新免先生に「みんなが1時間でできることをあなたが3時間かけてできるならそれでいいじゃない、あなたはあなたなんだから」と声をかけていただきハッとしました。私はそのとき周りとの比較ばかりで、いちばん大事な「自分らしさ」を見失っていました。自分の良さは自分がいちばんよく知っているので、それを伸ばし、面接で話すことができるよう心掛けていきました。私は決して面接で上手に話すことはできませんでしたが、できるだけ自分の良さをアピールできるように面接ノートにネタをたくさん書いていました。将来こんな教師になりたい、どんな子どもを育てたい、そのためにこんな学級づくりをしたい、という自分の軸をしっかり持つことが何より大切だと思います。その夢は試験勉強で辛いときに支えてくれるものであり、原動力となります。無理はせず、息抜きもしながら、あくまで自分のペースで頑張ってください!      

2018.11.28

就活レポート~就職活動の現場から~No.509(小学校教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第509弾! 現代教育学科10期生(19卒) H.M さん 大阪府・小学校教諭 勤務     【教師を目指そうと思ったきっかけ】 小学生のときに、家の近くに住む年下の子どもに勉強を教え、その子どもたちが「分かった!」「できた!」と喜ぶ姿を見て私も一緒に嬉しくなり、教師という仕事に魅力を感じるようになりました。また、教育実習では、子どもたちのことを考えながら授業を考える楽しさにも気付くことができました。教師になった際には、子どもたちと楽しい授業を作っていきたいと思い、教師を志望しました。   【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 2回生の後期からスクールサポーターとして、母校の小学校に通っています。挨拶はもちろん、子どもたちと会話をするということを心がけていると、様々な学年の児童からも話しかけてくれるようになりました。子どもをしっかりと見て会話することの大切さを実感できたと思います。教育実習では、実際に授業をする難しさも経験できましたが、何よりも子どもたちの元気さ、素直さ、そして成長する姿には感動し、教師としてのやりがいを感じることができました。   【畿央大学での大学生活について】 畿央大学で充実した4年間を過ごし、様々な人と出会いました。授業では、実践やグループでの活動などで、友達と協力し合いながら活動することもあり、様々な意見を取り入れながら学べたと思います。また、授業の空き時間などは、友達と話しながら何か食べてのんびり過ごしたり、一人で課題をしたりしていました。学部を越えて、周りを見渡せば知り合いがいる、といった居心地がいい大学で学べたことは私にとってすばらしい環境だったと思います。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 教員採用試験は、たくさんの人に助けられて合格できたと思っています。教採・公務員対策室の先生には、対策講座から面接練習ととてもお世話になりました。模擬授業では学部の先生からヒントをいただき自分なりに個性を出して授業できたと思います。そしてなによりも同じ夢に向かう友達!悩み事も、くじけそうなときも友達がいたから頑張れたと思います。勉強勉強でしんどいときでも楽しみを見つけながら気分転換したりして過ごしていました。今思えば、戻りたくはないですが楽しい時間を過ごしていたのではないかと思います。ありがとう!!   【理想の教師像】 子どもたちと一緒に喜びを共有し成長できる教師になりたいです。教育実習で出会った先生は、算数が苦手な児童が高得点を取ったときに抱きしめるような勢いで一緒に喜んでいました。そのあとボランティアでその児童と会うたびに「90点取れた!」と報告してくれます。子どもたちと一緒に成長を喜ぶことにより、学習意欲も高まるということに気付き、「やったね!」であふれる学級を作りたいです。      【後輩へのメッセージ】 教員採用試験は団体戦だと思います。話したことがなかった人とも自然と友達になります。試験は楽なものではありませんが、周りのみんなの頑張る姿を見ていると自分もやらないといけない、頑張らないといけない、と励みになります。後は、自分に自信を持ってください。過信はいけないけど、やっただけの成果は必ず出ると思います。面接ではつくるのではなく、ありのままの自分を見せることが大切だと自分の経験から思いました。最終、自分の味方になるのは、経験と友達と先生と親と自分!頑張ってください!