2018年12月3日の記事

2018.12.03

就活レポート~就職活動の現場から~No.515(小中いきいき連携)※小学校教諭または中学校教諭のいずれかで採用

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第515弾! 現代教育学科10期生(19卒) M.S さん 大阪府・小中いきいき連携 勤務       【教師を目指そうと思ったきっかけ】 教師を目指そうと思ったきっかけは、高校で出会った部活の顧問の先生が生徒と真摯に向き合われる姿を見て、私も教師になって将来子どもたちの夢を応援できる仕事をしたいと思ったからです。そして、大学で英語科の勉強をしながらボランティアや教育実習を通して子どもたちと触れ合う中で、英語という言葉を通していろんな人や経験と出会う可能性を増やしたいと思い、小・中学校両方で働ける教師を目指すことに決めました。   【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 小・中学校の両方で授業支援のボランティアをさせていただきました。子どもたちを目の前にするからこそ気付くことができる授業の工夫や実際の反応を知ることができたと思います。また、教育実習は英語科の免許を取るために小学校だけでなく中学校にも行かせていただきました。実習中は小学校での学びが中学校でどのように活かされているのか、その学びを受けて英語科としてどんな授業を展開するのがいいのかなど、専科として違う視点から英語の授業を考えました。幸いなことに、小学校教育実習で担当していた6年生の子達に中学校でも授業をさせていただき、子どもたちの英語に対する気持ちの変化や小学校との学習の接続を感じることができたのは教育実習の中でもいちばん貴重な経験です。ボランティアや教育実習で様々な学年の子ども達と触れ合うことを通して、小中いきいき連携で受験したい、小・中学校の架け橋になるような仕事がしたいという気持ちが強くなりました。     【畿央大学での大学生活について】 私の大学生活の中心は英語の勉強だったといっても過言ではないと思います。ほぼ毎日英語科の課題に追われる日々を過ごしていました。とてもしんどそうに聞こえるかもしれませんが、その分間違いなく自分の力になっていると断言できます。その証拠に私は3回生の時に英検準1級を取得することができましたし、面接でも自信をもって自分の英語力をアピールすることができました。教採を終えて思うのは、4年間たくさんの課題をこなしてきたからこそ、教採の勉強もめげることなく毎日計画的に続けることができたということです。 また、アカペラ部に入部し、人前で歌ったり話したりすることを通して、大勢の人の前でも緊張せずに話せるようになりました。副代表という役職もいただき、全体をまとめる力を身につけることができました。     【畿央大学の教員採用試験対策について】 対策講座から面接対策まで本当に手厚くサポートしてくださったので、安心して教採の勉強に取り組むことができました。私が受ける校種(小中いきいき連携)は受験者が私のみだったので、面接練習の時期には誰とも意見を交換できず不安でしたが、先生方が的確なアドバイスをくださるおかげでそれぞれの校種の特徴をふまえた意見を話せるようになりました。また、模擬授業がとても心配だったのですが、いろんな先生方に何度も何度も見ていただいたおかげで、試験当日は全く緊張せずに臨むことができました。   【理想の教師像】 私の理想の先生像は子どもたちの「もっと知りたい」を引き出せる先生です。小・中学校で子どもたちの興味は目まぐるしく変化すると思います。でも、その中で子どもたちが大事にしたいと思う興味や夢を一緒に見つけて、応援できるような存在になりたいです。また、英語科の免許も活かして、子どもたちが校種を越えて英語で話す力を身に付けられるような授業を考えられる先生を目指します。     【後輩へのメッセージ】 小中いきいき連携で受験を考えている人で、英語科の免許を取る人は6月に教育実習があるので、遅くても春休みからしっかり勉強しておく方が後々焦らなくていいと思います。4・5月は実習の準備が始まり、そのまま実習が始まってしまうのでほとんど教採の勉強はできません。周りに置いていかれるのではないかと不安になることもありましたが、今は実習に集中するときだ、と割り切ってください。私は割り切ったことで実習が終わってからすぐに教採に切り替えることができました。教採の勉強を始めると周りの子が気になるかもしれません。ですが、比較すればするほど不安になって、やらないといけないことを増やしてしまいかねないので、自分の方法と進め方を先に決めておく方がいいと思います。私は勧められたものは一度試して取捨選択するようにしてました。問題集のノルマを決めることも大切ですが、さらに1日のノルマを決める方がその日の目標が明確でモチベーションを保つことができました。あと、これはどの校種を受ける人にもお勧めしますが、何か資格を持っていると本当に強みになります。特にこれからは小学校の先生でも英語力が求められるので、英検にはぜひ挑戦してほしいなと思います。教採は忍耐力だと思います。ですが、辛いときには一度立ち止まることも大切です。最後まで自分がしたいことを見失うことなく、頑張ってください。応援しています。    

2018.12.03

就活レポート~就職活動の現場から~No.514(小学校教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第514弾! 現代教育学科10期生(19卒) S.N さん 堺市・小学校教諭 勤務       【教師を目指そうと思ったきっかけ】 恩師への憧れと、子どもと関わることが大好きなことから、教師になることが夢でした。大学での1か月間の教育実習を通して、こんなにたくさんの感情で心を動かされる素晴らしい職業は教師しかないと、さらに教師になりたいという思いが強くなりました。     【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 小学校で1か月間、幼稚園で2週間実習させていただきました。小学校には、継続してスクールサポーターとして入らせていただいています。実際の教育の現場では予想外の出来事が起こることも多く、教師の大変さや難しさを実感しました。子どもたちの前で実際に行った授業では上手くいかないことばかりでしたが、担当の先生からアドバイスをいただきながら考え続けました。子どもたちから「わかった!」「もっと知りたい!」という声が聞こえたときにはとても嬉しくやりがいを感じました。教育実習で素晴らしい先生方や、元気いっぱいの子どもたちに出会い、目指す教師像が明確になるとともに、教師になりたいという思いが強くなりました。     【畿央大学での大学生活について】 ソフトボール部や教職クラブ、学祭の実行委員会やボランティアなど様々なことに取り組み、充実した4年間でした。同級生だけでなく先輩や後輩とのつながりも濃く、毎日がとても楽しかったです。小学校と幼稚園の教員免許を取得するために授業が大変なこともありましたが、畿央大学は夢に向かって頑張っている仲間がたくさんいるので、励まし合いながら乗り越えることができました。畿央大学で出会った仲間との思い出は私の宝物です。      【畿央大学の教員採用試験対策について】 教採・公務員対策室の先生方が本当に手厚く温かくサポートしてくださり、大変お世話になりました。どんなに些細な悩みでも一緒に解決しようと考えてくださったり、迷っているときに背中を押してくださったり、それぞれの進路に役に立つ資料をわかりやすくたくさん提供してくださったり、一人ひとりを最後まで支えてくださいます。面接練習は、専門分野の異なるたくさんの先生方が見てくださるため、考えが偏ることなく、臨機応変に対応する力が身についたのではないかと思います。辛い時期も何度もありましたが、いつでも前向きな気持ちにしてくださる教採・公務員対策室の先生方のおかげでやり遂げることができました。   【理想の教師像】 子ども一人ひとりの思いを大切にし、自信をもって何事にも挑戦できる子どもを育てられる教師を目指します。失敗することを恐れずにたくさんのことに挑戦していけるような学級をつくるとともに、私自身も積極的に学ぶ姿勢を忘れずに、子どもと共に成長していきたいです。     【後輩へのメッセージ】 サークルや部活動、ボランティアやアルバイトだけではなく友達との思い出など幅広い経験のすべてが面接に活きてくると感じました。勉強ももちろん大切ですが、たくさんの経験をすることも大切なことだと思います。勉強や面接練習をしていく中で、周りと比べて自信がなくなることもあるかもしれませんが、自分のペースで、自分に合った勉強の仕方を見つけ、最後まで自信をもって諦めずに頑張ってください。みなさんの夢が叶うことを祈っています。