2018年12月4日の記事

2018.12.04

就活レポート~就職活動の現場から~No.517(高校英語教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第517弾! 現代教育学科10期生(19卒) Y.U さん 神奈川県・高校英語教諭 勤務          【教師を目指そうと思ったきっかけ】 きっかけはカナダへの短期語学留学に参加したことです。英語を使って、いろいろな国から来ている人たちと、文化や世界的な話題、趣味などについて、多くのことを話しました。そのことは自分の価値観を広げる良い機会になったと思います。自分も英語で直接コミュニケーションをとることの良さを伝えたいと思い教師を志望しました。   【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 私は2回生のときに、学習ボランティアで初めて生徒に指導する立場として学校現場に行かせていただきました。生徒がわかるようになるという瞬間が自分の喜びにもなりました。教育実習では担当の先生がとても優しく、子どもたちがとてもかわいく、とても楽しい教育実習になりました。   【畿央大学での大学生活について】 大学でも友達や先輩に恵まれたと思います。地元を出て一人暮らしを始め、周りに友達が少ない中、大学生活が始まりましたが、優しい友達がごはんに誘ってくれたり、テニスを一緒にしてくれたり楽しい時間を過ごすことができました。また、アルバイトやボランティア、英語教育に関する学会にも参加するなどいろいろな経験もさせてもらいました。大学生活は高校生活よりも自分で決断し、自分で行動していくことが大切だと思っています。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 教員採用試験に向けて、対策講座にはできる限り参加したはずです。また、3回生の秋から自習室で平日も土日も勉強しました。教採・公務員対策室の先生にはご心配をおかけしたことも多々ありましたが、感謝の気持ちでいっぱいです。また、教員採用試験は勉強だけでは十分ではないと感じました。大学生活でいろいろなことにチャレンジしていろいろな経験をすることや、本を読むこと、遊ぶことも大切だと思います。そうすることで人間として魅力的な人が教員採用試験に受かるのかなと思いました。     【理想の教師像】 楽しい学校とは、知らないことを知ることができる場所、励ましてくれたり楽しいことを分かち合ってくれたりする友達や先生がいる場所、自分の個性を生かせる場所であると思っています。その場所を目指して自分にできることを一生懸命できる教師になりたいです。   【後輩へのメッセージ】 教採・公務員対策室の先生方のおっしゃることをよく聞いてください。そうすれば大丈夫ですので疑わず信じて頑張ってください。それと、励まし合い泣き言も言え、すごいと思える友達がいると頑張れます。      

2018.12.04

就活レポート~就職活動の現場から~No.516(小学校教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第516弾! 現代教育学科10期生(19卒) A.K さん 大阪市・小学校教諭 勤務     【教師を目指そうと思ったきっかけ】 小学6年生のときの担任の先生との出会いがきっかけでした。その先生は、一人ひとりのことをよく見て、褒め、認めてくださる先生でした。その先生のもとで過ごした1年間は、学校に自分の居場所があり、毎日が楽しく、忘れられない思い出がたくさんできました。私が先生に学校という居場所を作ってもらい、楽しい思い出をたくさんもらったのと同じように、私も、子どもたちに学校という居場所や忘れられないような思い出を作れる先生になりたいと思っていました。   【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 私は3回生の6月ごろから、自分の母校で学びサポーターとして、特別支援学級に在籍する子どもたちや学習において支援を必要としている子どもたちのサポートをしています。学びサポーターとしての活動は子どもたちに接して児童の対応を学べるだけでなく、実際の授業の中に入らせていただくことができます。そのため、授業中の子どもたちの様子を観察できるだけでなく、先生方がどのような授業をされているのか、また喧嘩などが起きたときにどのように対応されているのかということを見させていただくことができてとても勉強になります。教育実習では、1年生のクラスに入らせていただきました。実習中は特に子どもとの関係を作ることをいちばん大切にしました。毎朝いちばんに教室に行き、「○○さん、おはよう」と子どもたちの名前を呼びながら挨拶をする、休み時間は子どもたちと思いっきり遊ぶなど、できるかぎり子どもたちとたくさん過ごしました。「子どもたちにとって先生に名前を呼んでもらえることは、『この先生は自分のことを話してもきちんと聞いてくれる』という安心感につながり、信頼関係を築くことができる。当たり前のことのように感じるけど、これが一番大事だ」と実習担当の教えていただき、このことを身をもって学ぶことができました。   【畿央大学での大学生活について】 私は小学校以外に中高の英語の免許取得も目指しているので、畿央大学での学生生活は毎日授業だらけでした。そんな中でも、熱心に教えてくださる先生方や、毎日遅くまで授業を一緒に受けたり、課題をしたり、勉強したり、大声で笑い合ったり、励まし合ったり、時には熱く語り合ったりできる友達がいたおかげでとても楽しく、充実した毎日を過ごすことができました。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学の教員採用試験対策は、各自治体の教育委員会の方が大学に来てくださる学内採用試験説明会、予備校の先生や教採・公務員対策室の先生方による筆記・面接試験の対策講座など、本当に手厚く、温かくサポートしてくださいます。私は、主に教採・公務員対策室の先生方が授業で配布してくださるプリントを完璧にできるようにすることを徹底し、過去問を解くことで、無事合格することができました。また、面接練習ではなかなか自信が持てず、涙することもありましたが、そのときも教採・公務員対策室の先生方が本当に温かくサポートしてくださり、自信につなげることができました。教採・公務員対策室の先生方には本当に沢山サポートしていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。   【理想の教師像】 私の理想の教師像は、子どもたちが「学校には自分としっかり向き合い、自分のことを理解し、認めてくれる先生や友達がいる」と思えるような居場所を子どもたちと共に作れる先生です。そのためには、子どもたちと共にいろんなことを経験し、子どもたちと関わりながら、一人ひとりの良いところを見つけ、活躍できる場面をたくさん作りたいと思っています。そして、子どもたちと共に学び続ける姿勢を忘れずに努力できる先生になりたいです。   【後輩へのメッセージ】 教員採用試験を経験していちばん大切だと思ったことは、周りの人の存在です。私1人では教員採用試験は、きっと乗り越えることができなかったと思います。学内で会えば必ず、優しく声をかけてくださり本当に温かくサポートしてくださる教採・公務員対策室の先生方、私の夢を長い間ずっと応援してくれた家族、夜遅くまで残って一緒に勉強したり、くじけそうになったときに励ましてくれたり、時には喝を入れ合いながら、たくさんの時間を共に過ごし、支えてくれた大切な友達。「もう先生になれた?」「先生が先生になれたら、先生のクラスに絶対なりたい!楽しみにしてるから頑張ってね」と心配しながらも応援してくれた、実習先の子どもたち。くじけそうになるときや辛いとき、自信がなくなったときに自分のことを応援してくれる人たちや、一緒に頑張っている友達の存在にいくら感謝しても足りないほど何度も救われ、頑張ろうと思うことができました。これから採用試験を受験されるみなさんも、きっと辛くなるとき、逃げ出したくなるときがあると思います。でも、畿央大学には一緒に頑張れる仲間や、みなさんのことを応援してくれる人たちがたくさんいます。だから、そんなときは教採・公務員対策室に行ってお話ししたり、友達と楽しいことをして大声で笑い合ったり、たまには家族に弱音をはいて甘えてみたりしてください。そして、全力で頑張ってください。私もみなさん応援隊の1人としてみなさんの合格を心から応援しています。