2018年12月11日の記事

2018.12.11

就活レポート~就職活動の現場から~No.519(小学校教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第519弾! 現代教育学科10期生(19卒)  Y.M さん 大阪府・小学校教諭 勤務       【教師を目指そうと思ったきっかけ】 小学校3年生のときの担任の先生との出会いがきっかけです。クラスみんなで取り組めるような遊びや団結して協力できる工夫をたくさんしてくださった先生のおかげで、学校に行くのが大好きになりました。「学校に行くのが楽しい!」と思えるような学級をつくりたいと思い、教師を目指しました。また、たくさんの子どもたちや人たちと出会える教師という仕事に魅力を感じています。   【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 4年間で小学校や野外活動、障害者支援など様々なボランティア活動に参加してきました。小学校でのボランティアでは、様々な学年の子どもたちと関わるという経験だけでなく、現場の先生方から日々の授業や学校生活の様子、児童とのかかわりを学べたことは大きな学びになりました。野外活動のボランティアでは、子どもたちと関わる中で「ほめる」ことが得意になった場でもあります。座学だけでは得られない、体験してはじめて気付くことや様々な立場の人と関わってはじめて感じるものがたくさんありました。   【畿央大学での大学生活について】 畿央大学はとても温かい学校です。恵まれた環境の中で自分の夢に大きく近づくことができました。特に、地域の子どもたちと関わる「マミポコ・キッズ」での活動には力をいれて取り組んできました。運営スタッフや代表としての経験も経て、周りのひとと協働する楽しさや大切さにも気付きました。同じ目標を目指す友達やいつも親身になって話を聞いてくださる先生方とも出会い、畿央大学に来てよかったと思いました。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 「頑張っているのは自分だけじゃない」と思える心強さがあります。3回生の頃から対策講座が始まり、4回生では対策講座の科目も増え、自治体別の対策や面接・模擬授業、実技対策など教採を全力でサポートしてもらえます。それでも、教採が近づくと自然と不安な気持ちも大きくなりました。そんなとき、周りにはやさしく声をかけて下さる先生方や一緒に頑張り合える友達がいました。教採の前日まで、面接や模擬授業の練習を見てくださり今までの努力を認めて応援してくださったおかげで、本番も落ち着いて自分の持っている力を出し切ることができました。    【理想の教師像】 ひとりひとりの個性を伸ばせる教師になりたいです。教師のひとことや子どもと向き合う姿勢ひとつで子どもたちは影響を受け大きく成長します。学級の中で、子どもたちが輝ける場をつくることで個性が伸ばせるのではないかと考えます。子どもたちが毎日楽しく学校に来れるような、保護者の方が安心して学校に行かせられるような温かい学級をつくりたいです。   【後輩へのメッセージ】 教採の期間は、自分の夢に一生懸命になれる貴重な時間です。そんな自分ととことん向き合ってください。苦手なことや嫌いなことは後回しにしがちです。ひとりだと誘惑に負けてしまいそうなときは、友達と目標を決めて勉強することで「わたしもがんばろう!」と思えることができました。今まで苦手だった数学が教採本番では全問正解できました。これは、自分の自信にも繋がっています。一緒に頑張れる友達、悩みや不安に寄り添い勇気づけてくれる先生、応援してくれる家族、思いっきり笑ってリフレッシュする時間、わたしにとってどれも大切でした。「先生になるぞ!」という熱い思いがあれば大丈夫。頑張ってよかったと思えるように、これからの学校生活を過ごしてください。応援しています!      

2018.12.11

就活レポート~就職活動の現場から~No.518(養護教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第518弾! 現代教育学科10期生(19卒)S.K さん 滋賀県・養護教諭 勤務         【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私は、子どもが大好きであることから将来は子どもと関わることのできる学校という場で働きたいという憧れがありました。そんな中、具体的に将来の職業を考えている際に、全ての子どもたちにとって学校生活が楽しく充実したものになるための基礎である心と身体を支えていくことのできる養護教諭が自分のしたいことであると考え、目指すようになりました。   【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 私は、養護実習やボランティアを通してたくさんの子どもたちや先生方と関わらせていただきました。保健室や特別支援学級、一人親の子どもたちとの関わりを通して、子どもたちが発するサインには一人ひとりの特性や背景、発達段階など様々なものがあることを学びました。これらの経験は子どもたちの様子を実際に教育現場で見ることができただけでなく、先生方の一人ひとりへの対応も学ばせていただける貴重な体験で、これから活かしていきたいと思います。   【畿央大学での大学生活について】 私は、養護教諭としてさまざまな特性を持つ子どもたちと関わる上で特別支援教育や心理の勉強も大切であると考え、特別支援学校教諭を目指す人たちとともに特別支援教育の勉強や、認定心理士の資格を取得するための勉強にも取り組んできました。その中で、小学校教諭や特別支援学校教諭を目指す人たちとの交流や勉強は違った視点で理解を深める機会となりました。この経験はきっと現場に出た時に役に立つと思うので良い機会になりました。また、畿央大学には23時まで開いている自習室があります。私は下宿で家が近かったことや学校の方が勉強がはかどるということもあり、自習室を使うことが多かったです。勉強しているみんなを見て刺激をもらえる場所です。みなさんも是非利用してほしいです。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 教員採用試験対策ではたくさんの先生方が親身になってサポートしてくださいました。本当に感謝でいっぱいです。筆記の対策講座では分かりやすくまとめられたプリントを配布してくださり、勉強をどう進めていけばいいか迷っていた私にとってとてもありがたかったです。また、分からない問題も個別に先生方が優しく丁寧に対応してくださり、苦手な分野にも取り組むことができました。面接対策でも手厚くサポートしてくださり、一人ひとりの癖や話す内容など細かなところまで教えてくださいました。特に、私は面接が苦手で最初は全然話すことができず悔しい思いをしていましたが、回数を重ねるごとにだんだんと話せるようになりました。私と同じように苦手だと感じるみなさんには是非自分からどんどん対策講座に出てほしいと思います。    【理想の教師像】 私は、一人ひとりと向き合い、寄り添うことのできる養護教諭になりたいと思います。そのために、全児童生徒と関わる機会を大切にし、困ったときやしんどいときにはいつでも話しかけてもらいやすい養護教諭でいたいと思います。また、担任の先生などとも情報を共有しながら子どもたちの心身の健康を支えていける存在になりたいです。   【後輩へのメッセージ】 たくさんのことに挑戦して、自分の強みを見つけてほしいと思います。面接ではこの強みを生かして自分をアピールできると思います。また、グループで勉強できる機会を作ることをおすすめします。私の場合、とくに保健指導や救急処置は何人かで集まって実践して練習していました。そうすることで、刺激し合うだけでなく何気ない話をすることで落ち着ける時間にもなっていました。教員採用試験の勉強をしていく中でしんどいことが出てくるかもしれません。そのときは周りにいる友達や先生に助けを求めながら、将来教師になった自分を思いながら無理をせず頑張ってほしいと思います。