2023.12.12

就職レポートNo.745(自治体/建築技術職)人間環境デザイン学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第745弾! 人間環境デザイン学科18期生(24卒) N.Y さん 自治体(建築技術職) 勤務     【その企業に決めた理由】 公務員として建築技術職の採用です。建築の許認可業務、監理業務、耐震対策や都市計画、宅地建物取引など、ルールが守られているかの確認や、安全に生活するための仕事です。配属先としては、本庁か現場土木事務所のいずれかになります。 もの作りが好きで大学で建築を学んだため、それを活かせる仕事に就きたいと思いました。生まれ育った土地で幅広い建築や業務に携わることができ、自身が関わった建物が未来まで形として残り、地域貢献に役立つ仕事はかっこいいと思い公務員を選びました。   【就職活動を振り返って】 最初は企業に就職するつもりだったので、3回生の夏休みに企業の合同説明会に参加し、ハウスメーカー、リフォーム、インテリア系を中心に9月から11月に10社インターンシップに参加しました。12月からエントリーが始まり、そのうち8社インターンシップ参加者対象の早期選考を受け、4回生の4月には3社の内々定をいただきました。就職を進めていく中で全国転勤があることに不安を感じたため、4月頃に公務員を目指すことにしました。企業の選考で使われているSPIと面接で受験し、6月に合格通知をいただきました。 面接は得意では無かったですが、その分笑顔で受け答えをするようにし、上手く答えることができなくても、面接官の目を見て伝えようとすることで、相手もその姿勢を見て評価をしていただけるので、面接では上手く答えることより、落ち着いて自分のペースで答えることを心がけました。   【就職活動でPRしたポイント】 学生時代頑張ったこととして、中学校と高校で吹奏楽部に所属していたこと、また大学では軽音楽部に所属し、幹部として会計に携わっていたので、その活動の中で頑張ったことや成し遂げたことを話しました。自己PRとしては、居酒屋でのホールスタッフと塾講師のアルバイトで難しかったことや工夫したことをアピールしました。またボランティア活動として地域イベントのチラシを作ったことがあったためそのことを話しました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 エントリーシートを書く上で言葉遣いなど何もわからなかったので辻谷さんにアドバイスをいただき、何回も添削をしてもらいました。初めての面接はオンラインでの面接だったので、面接練習もしていただきました。そのおかげでコツをつかむことができ、本番でも落ち着いて面接を受けることが出来ました。集団面接やグループディスカッションの練習機会もあったため参加しました。また公務員対策室の方ではいきなり進路を変えたにも関わらず、すぐに対応していただき、しっかりとサポートしてもらいました。   【後輩へのアドバイス・メッセージ】 私の場合3回生の頃はしたい仕事も明確になかったため、もっと早めに様々な業種のインターンシップに参加し、企業についてじっくりと考える時間があれば良かったと感じています。大学の課題などで忙しいことも多いですが、納得のいく進路を決めるためにも少しずつでいいので早くから始めることが大事だと思います。    

2023.12.12

就職レポートNo.744(ハウスメーカー/技術職)人間環境デザイン学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第744弾! 人間環境デザイン学科4回生  大石 和 さん ハウスメーカー(技術職) 内定     【その企業に決めた理由】 入職予定先は、大阪市に本社を置くハウスメーカーです。自由設計と先進の技術が強みで、さまざまな研究開発から設計施工・アフターメンテナンス、リフォームまで、一貫して行います。私が内定をいただいた技術職住宅部門(設計)は、戸建住宅・賃貸住宅・医療介護福祉施設・保育所など、各種建築物の設計を担当する仕事です。間取りの作成からインテリアのコーディネートまで住まいに関わる様々な提案を行います。 選んだ理由は「自由設計」と「社風」です。住宅やインテリア、エクステリアメーカーについて企業研究をし、新築リフォーム合わせて計3社のインターンシップに参加した結果、自由設計でお客様を幸せにしたいと思うようになり、新築住宅に絞り込みをしました。絞り込まれた企業のなかで、説明会やインターンシップでの社員の方々の雰囲気が一番自分に合っていると思いエントリーをした結果、内定をいただけたのでこの事業所に即決しました。   【就職活動を振り返って】 スタートの時期は大学3回生の5月頃です。合同説明会に参加し、少しでも気になった企業はとりあえずマイナビからエントリーをしました。おそらく20〜30社程度したと思います。説明会には10社程度、インターンシップには6社にエントリーをし、参加が認められた3社に参加しました。就職活動本番のES提出と面接数は2社です。1社は11月末に、もう1社は2月中旬に内々定をいただきました。 心掛けたことは、採用者の気持ちを意識することです。失敗談として、インターンシップのESでは落選することが多かったです。原因は、「〜してきました」や「〜できます」だけで締めくくり、採用者の目線からすれば「だから?」となる内容のESだったことだと思います。つまり、過去と現在の話しかしていなかったのです。これに気づき、過去と現在に加え、「〜したい」という未来の話を積極的に取り入れることで、ES面接ともに採用者の方々がワクワクできる自己PRを作れたと思います。   【就職活動でPRしたポイント】 授業の「設計演習」と「コンペへの参加」です。自分の怠惰で設計演習の単位を1度落としており、決してアピールできることではありませんでした。しかし、再履修からは本気で設計と向き合い優秀作品に選ばれるまで努力したその行動力をアピールポイントに変えました。友達と参加したコンペでは、役割の分配や積極的な発言をしてきた統率力、そこで得たチームワークの難しさと仲間の大切さもアピールポイントとして伝えました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 辻谷さんを始め、キャリアセンターの方々にはお世話になりました。面接練習に付き合っていただいた時には、自分では気づけない仕草や声の調子などをご指摘いただけてとても助かりました。また、私からの辻谷さんへの単調な報告メール一通であっても、その返信にエールを頂けたことはとても励みになりました。 面倒臭がらず、後ろ向きにならず、ぜひ自分から辻谷さんを頼ってください。きっと今より前へ進めます。   【後輩へのアドバイス・メッセージ】 とにかく誰かに話をしてください。それは希望や不安、理想や現実、進捗や感想など、なんでもいいです。まとまっていなかった自分の考えに整理がついたり、自分では気づけていなかったアドバイスをいただけたりして、視野が広がると思います。その時には聞いてくれる友人や家族、先生などへの感謝の気持ちも忘れないでください。あとは行動するだけです。決して簡単なことではないですが頑張ってください。応援しています。    

2023.12.11

就職レポートNo.743(大阪府/中学家庭科教諭)人間環境デザイン学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第743弾! 人間環境デザイン学科18期生(24卒) R.N さん 大阪府 中学家庭科教諭 勤務         【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 家庭科の教員免許が取れる大学を探しているときに、畿央大学は共学で自分の専門分野を極めながら家庭科の教員免許を取れるというところに魅力を感じ選びました。また、オープンキャンパスに参加した際に先輩方が、畿央大学は様々な資格を目指す人が多く在籍するため、友達同士で夢に向かって頑張れるところがよいところと話されていて、自分もそんな環境で頑張りたいと思ったからです。     【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 入学してすぐにコロナが流行してしまい、そこから約2年半はあまり大学に通っていなかったため、大学生らしいことはあまりできなかった印象が強いです。しかし、大学に通えるようになってからは同じ学科の友達ができたり、部活に入って他学科の友達や先輩、後輩ができたりと楽しくなりました。また、コロナ禍で交友関係が制限されていたため、授業や大学生活に関する不安を抱えていましたが、先生方との距離が近いため、前向きに取り組むことができました。コロナ禍で諦めかけていた大学生活でしたが、何事にも思い切ってチャレンジすることでたくさんの人と出会い、刺激を受け成長することができたのでよかったです。     【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 小さい頃から漠然と教員になりたいと思っていましたが、畿央大学に入って家庭科の教員免許を取るための授業を履修していくうちに、家庭科の楽しさを子どもたちに伝えられる教員になりたいと強く意識するようになりました。また、学校ボランティアに行った際に、実際に子どもたちと触れ合い、子どもたちの成長を見守ることができる教員は魅力的な職業だと実感しました。         【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 私は3回生の春から夏に奈良の中学校、秋から冬に大阪府の母校の中学校にボランティアへ行っていました。そこではただ行くだけではなく、積極的に生徒や先生とコミュニケーションを取ることを心掛けました。また、現場の先生方の授業の進め方や、生徒との関わり方を観察し、気になることや知りたいことは家庭科の先生だけに限らず様々な教科の先生へ質問しました。そのおかげで、より教員になりたいという思いが強くなり、教員採用試験の勉強にも力が入るようになりました。     【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 畿央大学では3回生から本格的に教員採用試験に向けての面談や対策講座があるので、積極的に参加していました。筆記対策は講座でいただいたプリントをひたすら解き、1冊のテキストを何周も解いていました。家庭科で教員採用試験を受ける人が私しかいなかったため、とにかく分からないことは教採・公務員対策室の先生に分かるまで聞きに行っていました! 面接は教採・公務員対策室の先生方や教育学部の先生方に対策していただきました。最初は緊張して思うように言葉が出てこなかったり、伝えたいことを間違った表現で言ってしまい伝わらなかったりと、上手くいかないことばかりで不安で仕方なかったです。しかし、先生方が何度も何度も丁寧に教えてくださるので、試験当日は自信をもって挑むことができました。 対策講座や面接練習でいろいろな校種を目指す人に会うことができるので、そこで交友関係を作って、おすすめのテキストや勉強方法を教え合ったり、面接のアドバイスをし合ったり、お互いに褒め合って自己肯定感を上げていくことで乗り切りました!         【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 「行動で示せる教員」になりたいです。 口だけで終わらせるのではなく、言葉に責任をもって有言実行したいです。生徒の不安や悩みに対して、言葉で「力になる」、「大丈夫」などと言うだけでなく、言った限りは行動で示し、生徒や周りの人から信頼を得られるようにしたいです。そして、生徒が「学校に行きたい」、「ここが自分の居場所だ」と思える学級づくりをしていきたいです。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 何をすればいいのか、このままで大丈夫なのかと不安になることだらけですが、きっとみんな同じ気持ちです。だからこそ、友達と助け合いながらお互いに刺激し合って頑張ってください。そして、畿央大学の教採・公務員対策室の先生方は本当に優しく寄り添ってくださる方々ばかりなので、分からないことや不安なことは全部打ち明けて思う存分頼ることをおすすめします! みなさんの「教員になりたい」という夢が現実になることを応援しています!気長に楽しみながら頑張ってください☆彡

2023.12.08

就職レポートNo.742(岸和田市/公立幼保)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第742弾! 現代教育学科15期生(24卒) M.N さん 岸和田市 公立幼保 勤務         【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけを教えてください】 幼少期に幼稚園の先生に憧れをもっていたことが保育者を目指したきっかけです。 幼稚園の先生の太陽のような温かい笑顔は今でも覚えているほど魅力的で、私自身、毎日元気をもらっていました。そのため、いつしか私も先生のような明るい笑顔で子どもたちに元気を与えられる存在になりたいと思い、保育者になる道を選択しました。大学で幼児教育を学ぶ中で先生の存在の大切さを改めて感じ、保育者になることを決心しました。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習の体験はどんなものでしたか】 私は家が遠方にあり、通学時間の都合でボランティアをすることができませんでした。実際に保育ボランティアに行けなかったので、子どもたちの長期的な成長の様子がわからないこと、子どもとの関わりが短いことを感じたので、もっと2、3回生の時間のあるうちにボランティアを経験すればよかったです。 しかし、保育実習では子どもたちと同じ時間を過ごし、たくさん遊んだり実際に保育を行ったりすることができ、とても貴重な経験でした。子どもの様子や対応に悩むこともありましたが、子どもたちや先生方から多くのことを学ばせていただきました。実習最終日にもらった子どもたちからの歌のプレゼントは、この職業を目指してよかったなと感じる一番の出来事となりました。     【畿央大学での大学生活を振り返ってみて、どのようなものでしたか】 1回生の間は新型コロナウイルスの影響でほとんど登学することができませんでしたが、2回生から勉強やクラブ活動、友達など全てにおいて充実した大学生活を送ることができました。勉強では、私は幼保の免許だけではなく小学校教諭の免許の取得も目指しており、授業数や課題がしんどいこともありましたが、授業を通して、それぞれの良さや保育とのつながり、小学校実習では実際の幼保小連携など、働いた後にも生かすことができる知識をたくさん身に付けることができました。勉強が大変な時もありますが、小学校免許を畿央大学で取得したことは後悔していません。またクラブ活動では、Afro-izm republic(ダンス部)に所属し、副部長をしていました。学部や学年が違う人たちと共に切磋琢磨し、作品を作り上げたことは私の宝物です。行事の企画運営は大変なこともありましたが、仲間と協力する大切さ、企画する楽しさなど多くのことを学ぶこともでき、尊敬できる先輩、後輩、大切な仲間ができました。畿央大学に来たからこそできた経験や出会いが多く、自分にとってとても大切な場所です。         【畿央大学の採用試験対策について教えてください】 教採・公務員対策室の先生方には、試験期間だけではなく長期間にわたりとてもお世話になりました。3回生の時から4回生にかけて対策講座があり、一人では向き合えない勉強にも向き合うきっかけになりました。定期的な面談があったことで自分に合った就職先について考えることができ、私はこの面談がなかったら公立幼保を視野に入れることができていませんでした。 私は、第一志望の自治体の試験日が他の人よりも早く、全体での面接練習が始まっていない時期だったので不安がありました。しかし、受験する自治体に合わせた時期に個別に面接練習を何度もしていただいたおかげで、自分の思いを自分の言葉でしっかり伝えることができるようになり、自信につながりました。将来について不安に感じるときには、親身に相談に乗ってくださったり、対策室で温かく受け入れてくださったりしたことで安心して試験に挑むことができました。私が公立保育所の保育士を目指せたこと、第一志望の自治体に受かったことは、畿央大学の採用試験対策があり、先生方がいてくださったからこそだと思います。本当に感謝の気持でいっぱいです。         【あなたの理想の保育者像について教えてください】 私は、子どもたちと共に成長することができる保育者になりたいです。 子どもたちは、一人ひとり違った素敵な世界をもっています。そのため、一人ひとりの違った個性にしっかりと向き合い、子どもたちの思いや考えを受けとめ、保育者はもちろん子ども同士でも尊重しあう毎日を共に過ごすことで、大人になっても自分だけの素敵な世界をもち続けることができる保育を実現していきたいです。 保育者として、子どもたち一人ひとりの個性に触れて向き合うことで、本当に様々なことに気付かされ、たくさん子どもたちから学ぶことができます。私は、そんな子どもたちがいるからこそ、保育者として私自身も成長できることに感謝の思いを忘れずに保育を行っていきたいです。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】 将来を決める上での悩みや、試験を受けている段階での先の見えない不安などが本当にたくさん出てきます。勉強が思わないように進まない時もあります。しかしそんな時には自分を責めるのではなく、「明日からまた頑張ろう」と切り替えてください。そして教採・公務員対策室の先生や友達に悩みを話してみることで、気持ちを落ち着かせることができます。また、去年受験している先輩と繋がり、今の状況を相談したりすることで乗り越え方を見つけることもできます。 私は、面接は自分の気持ちを伝えたり紹介したりする機会であると考え、面接官の人の目を見てしっかりと伝えるようにしていました。緊張しますが、自分の思いと一番合う自治体に受かります!ですので、自分を大切にゆっくりと自分と会う自治体を見つけてください。頑張っているあなたはそれだけで凄いです!応援しています!

2023.12.06

就職レポートNo.741(兵庫県/小学校教諭)現代教育学科

就職レポートNo.741(兵庫県/小学校教諭)現代教育学科   就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第741弾! 現代教育学科15期生(24卒) Y.O さん 兵庫県 小学校教諭 勤務         【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 母からの「先生を目指すなら、畿央大学は教員採用試験の合格実績が良いから、小学校の先生になるならおすすめだと知り合いが言っていたよ」という言葉がきっかけでした。そこから、オープンキャンパスに参加し、大学の雰囲気や設備・環境が自分に合っているなと感じました。そして、将来はここで勉強して、小学校の先生になりたいなと思ったので、畿央大学を選びました。     【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 とても充実した学生生活でした。最初は、実家から遠いこともあって、知り合いが1人もおらず、不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、授業やサークルなどを通して、信頼できる友達、先輩、後輩ができ、温かい人間関係を構築することができました。 また、私は教職クラブに所属していたので、教師を目指す仲間がたくさんできました。その同期たちがいたからこそ、つらい時や苦しい時を乗り越え、中身の濃い学生生活を送ることができました。         【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 私が教師を目指そうと強く思ったのは、小学校の教育実習に行ったことがきっかけです。それまでは、教師になりたいという漠然とした気持ちしかありませんでした。そんな中、教育実習で子どもたちが、「先生の算数の授業、面白かった!」という言葉をかけてくれました。その時、教材研究や授業準備を頑張ってよかったなと心の底から感じ、教師というやりがいのある職業に「絶対なってやる」と思い、教師を目指しました。     【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 私は、小学校の実習校で週1回ボランティアをさせていただきました。ボランティアでは、先生方の子どもに対する関わり方や授業の進め方などを観察し、取り入れ、実践することを心掛けました。そこで学んだことが、子どもたちへの関わり方や教員採用試験の面接試験に役立ちました。     【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 「分からないところや不安なことがあったらその日のうちに解決すること」を大切にしていました。特に、数学や理科の問題が分からない!ということがかなりあったので、教採・公務員対策室の先生や理数系が得意な友人に分からない問題をとにかく質問し、できるまで何度も繰り返し問題を解きました。面接試験対策や実技試験対策でも、自分が納得いくまで練習を重ねることで、徐々に不安から自信に変えることができました。         【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 子どもたちから、「困ったら先生に相談したら大丈夫」と思ってもらえるような教師になりたいです。そのためには、子どもたちの声に耳を傾け、考えや価値観を尊重できるようになる必要があります。子どもたちのことを第一に考え、そっと手を差し伸べられたらと考えています。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験に必要なのは、「絶対に教師になってやる」という強い想いです。筆記試験、実技試験、模擬授業など、やることがたくさんあったので、投げ出したい気持ちになりました。しかし、教師になりたいという想いがあったからこそ、ここまでこられました。つらい時こそ、自分の中にある想いに目を向けると、やる気が出てきます。

2023.11.30

就職レポートNo.740(フィットネスクラブ/総合職)健康栄養学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第740弾! 健康栄養学科4回生  森田 万葉 さん フィットネスクラブ(総合職) 内定     【その企業に決めた理由】 内定先は、キッズスイミングスクール、テニスクラブ等を運営している統合型のフィットネスクラブです。仕事内容としては、総合職であるため各セクション(ジムやフロント、スイミング)をすべて担当します。 私は、元々フィットネスクラブを中心には就職活動を行っておらず、食品メーカーや給食会社など視野を広げて就職活動をしていました。しかし、活動を続けるうちに、食品メーカーや給食会社よりも自分の好きな事をしたいという思いが強くなりました。そのため、最も得意とするコミュニケーションやスポーツに関連するフィットネスクラブを中心に、新たに就職活動を始めました。フィットネスクラブは、人と一番近くで関わり、喜びを一緒に分かち合うことができるため、私にとって適職であると思いました。また、面接では自分の好きな事を語ることで一番楽しく会話ができ、選考が進むにつれて会社に勤める人達の人柄が惹かれたことが何よりの決め手でした。   【就職活動を振り返って】 私はとにかく就職活動が嫌で、苦しかったです。結論として、自分が一番自分らしくいれる職業に決まりましたが、そこに行きつくまでに何度も葛藤がありましたし、今までで一番大変でした。しかし、就職活動は自分にとってかけがえのないものになりましたし、自分自身の成長につながる良い経験であると思いました。就職活動を乗り越えた達成感は未だに忘れられません。就職活動は堅苦しい感じもありますが、自分のペースで美味しいものを食べながら楽しんで行うと、気持ちも楽になると思います。   【就職活動でPRしたポイント】 就職活動を行うにあたって、自分の長所短所がわからない、やりたいことがない人はたくさんいるので、焦らないでゆっくり自分を見つめなおすことが一番だと思います。また、面接は、とにかく笑顔ではきはきを心がけてみてください。笑顔は好印象ですし、面接突破の近道であると思います。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 求人や就職情報を拡散していただき、自分の知らない職業も知ることができたため助かりました。   【後輩へのアドバイス・メッセージ】 周りと比べてしまうこともあると思いますが、自分のための就職活動なので周りのことを気にせずに、自分のペースで行くと楽しく就職活動を行うことができると思います。 息抜きはとにかく重要で、頑張りすぎずに心と身体は健康に!              

2023.11.29

就職レポートNo.739(アパレル商社/設計職)人間環境デザイン学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第739弾! 人間環境デザイン学科4回生  松田 歩 さん アパレル商社(設計職)内定         【その企業に決めた理由】 入職予定先は、複数のグループ企業に分かれて様々な事業を展開しています。主な事業は衣料品や雑貨の卸売り、衣料品や生活雑貨、服飾雑貨、家具の企画・製造・販売、ITなどです。私が配属となるグループ会社では店舗什器の販売および店舗の内装設計・施工を行っています。90年以上の長い歴史を持つ会社ながら、時代に合わせた新しい事業にどんどん挑戦していることが魅力の会社です。 当社を選んだ理由は、先ずは関西の会社を中心に、①設計の仕事ができる②自分らしく働ける③社員の方々が魅力的の3つを軸に企業を絞りました。その中でも当社は、社風や制度、選考過程で自分らしさを大切にしてくれる会社だと感じたこと、選考過程の中で何度も先輩社員と話す機会を設けてくださり会社の良いところも改善点も知ることができ、当社で働いている自分が想像できたこと、そして人の温かさを最も感じた会社であったことが入社の決め手となりました。   【就職活動を振り返って】 6月初めに合同説明会に参加し、6~9月には12社のインターンシップや説明会に参加しました。後期は授業があったためインターンシップにはほとんど行かず、ES作成をメインに行い、12月初旬にESを添削してもらい、いつ早期選考の案内が来てもいいように準備を進めました。1月に入り早期選考が始まり3社の面接を受け、2月中旬に当社から内定を頂きました。そのあとも数社の説明会に参加し、選考中に会社の面接には行きましたが当社への入社の意思が固まった3月末に就職活動を終了しました。 振り返ってみて、何よりもやってよかったことは自己分析です。自己分析がしっかりできていれば、どんなESや面接の質問にも臨機応援に答えられるようになります。私は初めての面接で、自己分析をしっかりせずに挑んだ結果、一貫性のない話をしてしまい次の選考に進むことが出来ませんでした。その後、自己分析を徹底して挑んだ面接では深掘りの質問にも具体的なエピソードを交えて話せるようになり、内定に繋がりました。   【就職活動でPRしたポイント】 学生時代に力を入れたことについては、大学の授業で行った「建築設計演習」について、自己PRは高校時代の部活動の体験をもとに話しました。コロナ禍に入学し、大学生活の中では何か大きな活動が出来たわけではなかったので、素直に自分が一番大変だったけど頑張れた授業のことや、大学以前の高校の時に強く印象に残っているエピソードを用いて話すことで深掘りの質問にも答えることが出来ました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターには、ESの添削をはじめ、就職活動の相談のため何度か利用しました。企業探しで悩んでいた時にその調べ方を教えて頂いたり、面接の前に企業に提出したESを見せて想定される質問を考えて頂いたり、ささいな不安も解消していただき自信をもって面接に挑むことができました。インターネットでは得られないアドバイスを頂けるので、就職活動の中で何か少しでも疑問や不安があるならキャリアセンターに気軽に相談してみるといいと思います。   【後輩へのアドバイス・メッセージ】 新卒採用は一度しかない、自由にやりたいことを選べるタイミングです。人生の中での一つの大きな決断になるので、たくさん悩んで、挑戦して、時には人を頼って、それでも決断に迷ったときは直感を大事にしてほしいと思います。就職活動はしんどいことも多いけれど、自分と向き合い、自分の事を知る貴重な機会でもあります。自分を知って、自分の好きな所を一つでも見つけてそれをしっかり伝えれば、きっと面接官に熱意が伝わるはずです。 皆さんが納得の行く企業との良いご縁があることを願っています。    

2023.11.28

就職レポートNo.738(奈良市/事務職)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第738弾! 現代教育学科15期生(24卒) M.D さん 奈良市 事務職 勤務         【畿央大学を選んで入学した理由を教えてください】 少人数のクラス制のため、自分が授業などで疑問を抱いた際に質問しやすいと考えたためです。 また就職の際は、実績もあり、手厚くサポートしてくださると確信していたためです。     【畿央大学での学生生活を振り返ってみて、印象に残っていることは何ですか】 友人との何気ない休み時間です。卒業が近づいてくるたび、何気ないこの時間がなくなってしまうのが感慨深く、もう少し、学生でいたいと感じることが多くあるからです。     【公務員を目指そうと思ったきっかけは、何だったのでしょうか】 実際に、奈良県知事選挙、奈良県議会議員選挙の際、選挙受付事務と投票立会人に従事した経験があります。そこで、市役所の仕事内容などを近くで見させていただきました。その際、市役所という場所がいかに市民のサポートだけでなく、暮らしに影響を与えるかを実感しました。この経験から、市役所という市民と身近な場所で、市民の方々のサポートや、利便性を向上したいと考えたからです。     【就職試験に向けて取り組んだことを教えてください】 一番力を入れたのは、一次試験でした。どんなに面接について頑張っても一次試験を通過しないと意味がないからです。とにかく、一つの参考書を10周近くしました。二次・三次試験の面接では、過去の報告書やインターネットのサイトを参考にしたり、自分で予想したりなど、質問されそうなことに対してひたすらにwordに綴り、頭の引き出しを増やすことに専念していました。         【教採・公務員対策室の就職サポートについて教えてください】 私は、主に添削をしていただきました。教採・公務員対策室の先生のサポートは、自分では気づくことができなかった点に気づくことができ、とてもお世話になりました。また、参考にできそうな新聞や自治体についての記述などを渡してくださり、視野を大きく広げることができました。         【将来の夢・目標をどうぞ】 夢や目標についてはかなり漠然としていますが、社会人になって自分に後輩や部下ができた際、仕事面で頼れるだけでなく、一緒にいて心地よい先輩・上司になることです。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】 これから就職活動をするにあたって、様々な葛藤や紆余曲折があると思いますが、人生の分岐点と言っても過言ではない時期ですので、悔いのないように頑張ってください。しんどくなり、悩む時期は誰にでもあります。その時は一旦休憩して、友人との時間などで気持ちを癒やしてください。

2023.11.22

就職レポートNo.737(調剤薬局/医療事務職)健康栄養学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第737弾! 健康栄養学科4回生  中谷 陽菜さん 調剤薬局(医療事務職)  内定       【その企業に決めた理由】 内定先は全国に約80店舗展開している、中規模の調剤薬局です。仕事内容としては、主に調剤事務を担います。経験を重ね、栄養教室や栄養相談などを積極的に実施する予定です。 私は人とコミュニケーションを取ることが好きだったので、接客業に就きたいと考えていました。そして、地域の方々に身近に管理栄養士としてなにかできることはないかという思いがあり、調剤薬局やドラッグストアで働くことを目指したいと考えました。 その中でも当社に決めた理由は、小規模でもなく大規模でもなく、面接官や役員の方の印象が良かったこと。ドラッグストアとは違い一人の管理栄養士として栄養業務に携わることができ、将来についての取り組みを質問した時に具体的にわかりやすく回答してくださったこと。さらに、9割の店舗で在宅訪問を行っていることに惹かれたからです。   【就職活動を振り返って】 正直少ししんどい時期もありましたが、やり切ったときの達成感や内定をもらえた時の喜びは壮大でした。オンラインの説明会や面接は対面に比べて緊張感が薄れるので、前日は特にしっかりと睡眠をとった方が良いと思います。   【就職活動でPRしたポイント】 正直私は大学時代にサークルやボランティア、留学など特にアピールできるようなことは何もしていませんでした。そのため、アルバイトや大学での実習(給食)で頑張ったことを主にアピールしていました。志望動機では就職活動の軸を入れつつ、企業の特徴などを交えて話しました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 私は「学生時代に力を注いだこと」や「志望動機」の添削、面接練習に協力してもらいお世話になりました。   【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動中は悩んだり、落ち込んだりすることもあると思いますが、息抜きしつつ自分のペースで挑むといいと思います。応援しています!  

2023.11.20

就職レポートNo.736(橿原市/公立幼保)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第736弾! 現代教育学科15期生(24卒) A.Y さん 橿原市 公立幼保 勤務         【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけを教えてください】 幼稚園教諭を目指したきっかけは、当時の幼稚園の先生に憧れたからです。 私は幼稚園に入りたての頃、よく泣く子でした。しかし、その度に先生が寄り添ってくれたことを覚えています。そんな先生との出会いで、幼稚園も先生も大好きになり、そんなあたたかい先生になりたいと思ったことがきっかけです。 また、私が中学生の時にいとこが生まれお世話をする中で、できなかったことができるようになる成長の喜びを身近で感じ、そのような子どもたちを身近で支えていくような保育者になりたいと改めて実感しました。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習の体験はどんなものでしたか】 教育実習では、保育園・幼稚園・こども園・施設とさまざまな形態で子どもたちの姿を見ることができ、子どもを一番に考えた保育者の方々の言葉がけや援助は、大きな学びとなりました。また、3回生の秋から公立園でスクールサポーターを始め、実習では学ぶことができない長期的な目で子どもの成長を見守ることができたり、季節の行事に参加したりすることができました。スクールサポーターの他に子ども食堂でのボランティアもしていたのですが、園生活だけでなく子どもたちを地域で見守って支えている方々の姿を見ることができ、より一層、地域で子どもを育てていく大切さを知ることができました。様々な経験ができたことから、実際の現場で保育に携わらせていただくことは一番大きな学びになると感じたので、ボランティア活動に積極的に参加することをオススメします!         【畿央大学での大学生活を振り返ってみて、どのようなものでしたか】 畿央大学での大学生活を通して尊敬できる先生や友達にも出会うことができ、とても恵まれた環境だったと感じます。2年間ほどコロナ禍によってオンライン授業が多く登学日数が少ない日々を過ごした時期もありましたが、学びの多い4年間でした。実習や実践的な授業も多く、座学だけではない学びも深められました。この大学で学んだことを現場で活かしていきたいです。     【畿央大学の採用試験対策について教えてください】 教採・公務員対策室の先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。とても温かく優しい先生方ばかりで、辛いときに話をするだけでも対策室に行き、先生方から元気をいただいていました。辛いときには一緒に悲しんでくださり、嬉しいときには一緒に喜んでくださる一人ひとりに寄り添った先生方の支援のおかげで、私のすぐ落ち込んでしまうような性格でも今回の試験を乗り越えることができました。畿央大学での先生方との出会いがなければ、最後まで頑張れていなかったと思います。改めて私も保育者として、そのような一人ひとりに寄り添えるような素敵な先生になりたいと感じました。本当にありがとうございました。         【あなたの理想の保育者像について教えてください】 私の理想の保育者像は、思いやりの心をもった保育者です。 子どもたちや保護者、他の保育者にも常に日頃から感謝の気持ちを忘れず伝えていきたいと思います。思いやりの気持ちをもちながら保育を行うことで、一人ひとりの個性や価値観を大切にし、認め合えるようなそんな温かい保育者になりたいです。 思いやりをもって接することで、周りにも思いやりの気持ちが広がっていき、子どもたちにも自分の気持ちを大切にすることはもちろんのこと、周りの人たちの気持ちも大切にできるような心を育んでいきたいです。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】 採用試験は長期戦です。しっかり休める時は休んで切り替えを大事にしてください!私はとても心配性だったので、3回生の冬ぐらいからは毎日大学で過ごしていました。辛い時もしんどい時もありましたが、一緒に頑張り合える仲間や先生方のおかげで今こうして合格をいただけたのだと思っています。 畿央大学の良いところは、みんながライバルではなくみんなで頑張って合格しようという気持ちがあることです。自分1人ではできないことも、みんなとなら乗り越えられます。 この試験を通して、自分自身が成長でき自分にとって良い経験だったなと思えるときがきっとくるはずです。 最後まで諦めずに頑張ってください。応援しています!