科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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420600 |
専門基礎科目 |
共通科目 |
1回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
420601 |
障害者心理学 |
2 |
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代表担当者名 | |||
山本 真也 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 (1)障害の種類とその特性について理解できる。 (2)学際的で多面的な視点から、障害児・者一人ひとりの自己実現を図るための支援とは何かについて、基本的な理解ができる。 〔授業科目内容の概要〕 本講義では、まず障害の概念と、統計からみた障害児・者の実態について触れる。次に、障害の種類別に、障害児・者の心理的特性とその支援の在り方について触れる。最後に、様々な支援方法や現代的課題について紹介する。 〔授業計画〕 第1回 「障害」の概念①(ICIDHとICFについて) 第2回 「障害」の概念②(教育、福祉における制度と医学的な診断基準) 第3回 心理的特性①(視覚障害、聴覚障害) 第4回 心理的特性②(肢体不自由、病弱) 第5回 心理的特性③(知的障害) 第6回 心理的特性④(学習障害) 第7回 心理的特性⑤(注意欠陥多動性障害) 第8回 心理的特性⑥(自閉症スペクトラム障害の定義と特性について) 第9回 心理的特性⑦(自閉症スペクトラム障害に対する支援について) 第10回 障害児者の家族と「障害受容」について 第11回 自己理解・自己受容・告知 第12回 アセスメントと評価 第13回 障害児者を支えるための支援①(環境設定とユニバーサルデザイン) 第14回 障害児者を支えるための支援②(機能的アセスメントに基づく行動支援) 第15回 「障害」に関わる様々な現代的課題と「コンフリクト」 〔授業外学修の指示〕 数年後、自分が実践の場にいることを想定して、様々な実体験とともに必要な知識を身につけてください。 〔使用教材〕 随時配布する。 〔参考図書〕 授業中に示すことがある。 〔成績評価の方法・基準〕 期末レポート (50%) 及び毎回の授業におけるワーク (50%) で成績評価を行う。 (ただし、大学試験規則に基づき最低限度の出席回数を満たすことが試験を受けるための条件となります) 〔学生へのメッセージ〕 「障害」や「障害者」という言葉に対して、自分に関係のないことだと思ったり、自分には縁遠いものであるという印象を持っていませんか?「障害」に関わるトピックは、対人援助に関わる限り無縁ではいられません。それどころか、人が生きる限り無縁でいることはできません。 是非「自分の世界のこと」として、積極的に学習に取り組んでいただければと思います。 〔教員の実務経験〕 保健センターや児童相談所における発達障害児を対象とした指導員の経験を活かし、現場での実体験を授業内容と関連づけ学生に教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕FHS0021 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (3)豊かな教養と幅広い視点を持っている。(知をみがく/知識・理解) (4)人間の身体と健康についての科学的視点や専門的知識・技術を修得している。(知をみがく/知識・理解) |