健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
421100
専門基礎科目
共通科目
1回生 前期
授業コード 科目名 単位
421101
自立生活支援論
2
代表担当者名
生野 公貴
科目内容
〔授業の到達目標〕
1,“自立生活”の意義を考え、理解できる。
2,“自立生活”を支える制度が理解できる。
3,“自立生活”を支援することを実際に考え、現存の制度を考慮した自立支援計画をつくることができる。

〔授業科目内容の概要〕
障害者や高齢者における自立生活について、まず自立の意義から学習を進め、それを支援する意義や方法、制度について理解を深める。自立支援には対象者と対象者を取り巻く環境を吟味することが求められるため、様々な職種の立場から自立生活支援に関わる技術・手法を学ぶことにより、包括的に自立支援を考えていく。

〔授業計画〕
第1回 自立とは① 自立生活支援論総論 生野公貴
第2回 自立とは② 自立とは何か? 米元佑太
第3回 自立とは③~ノーマライゼーションの理念~ 北別府慎介
第4回 自立とは④ 自立の背後にある価値観とは何か 米元佑太
第5回 自立とは⑤ 障害の概念とリハビリテーション 生野公貴
第6回 高齢者福祉・障害者福祉の概要 中村潤二
第7回 介護保険法 ~制度の概要と自立支援~ 尾川達也
第8回 自立生活支援について理学療法士の立場から 辻本直秀
第9回 自立生活支援について作業療法士の立場から 北別府慎介
第10回 自立生活支援について言語聴覚士の立場から 道上千智
第11回 ケアマネイジメントの実際①事例の問題点を考える 生野公貴
第12回 ケアマネイジメントの実際②介護保険サービスを考える 生野公貴
第13回 ケアマネイジメントの実際③自立支援プランを構築する 生野公貴
第14回 ケアマネイジメントの実際④事例検討実施(レポート課題) 生野公貴
第15回 当事者からみた自立生活支援について 名倉康友(外部講師)

〔授業外学修の指示〕
毎回授業内容の復習をしておくこと。また本邦における自立支援を支える障害者福祉制度や介護福祉制度を事前に予習しておくこと。
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/index.html)。

〔使用教材〕
こちらで資料を用意する

〔参考図書〕
授業中に紹介することがある

〔成績評価の方法・基準〕
1. レポート課題:50%
2. グループワーク・提出物:50%

〔学生へのメッセージ〕
ディスカッションやグループワークなど参加型の授業形態を一部取り入れます。
現場で働く専門家および在宅で生活されている当事者に講義をお願いしています。自律的な講義への参加を期待しています。

〔教員の実務経験〕
各講師はそれぞれ療法士の専門的な上位資格を有し、臨床業務以外にも療法士の後進育成のためのセミナーを実施している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕FHS0021

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(3)豊かな教養と幅広い視点を持っている。(知をみがく/知識・理解)
(4)人間の身体と健康についての科学的視点や専門的知識・技術を修得している。(知をみがく/知識・理解)
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