健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
421500
専門基礎科目
食べ物と健康
1回生 前期
授業コード 科目名 単位
421501
基礎化学実験(1N1対象)
1
代表担当者名
栢野 新市
科目内容
〔授業の到達目標〕
食品成分の分析を行う際に必要となる知識や技術が身につき、実験に関する基礎的な事項について理解できる。

〔授業科目内容の概要〕
食品の成分分析の際に必要となる基礎的な知識および技術について学習する。具体的には、実験の手順、実験器具の選択、取り扱い方法、洗浄方法、測定機器の操作方法等を体得するとともに、容量分析、比色分析等に関する基礎的原理を理解する。また、実験データの取り扱いや統計処理、得られた結果の考察・まとめ、およびレポートの作成方法についても学び、実験の基礎全般について理解を深める。

〔授業計画〕
第1回 ガイダンス
第2回 実験器具の名称と取り扱い
第3回 測容器具の精度検定
第4回 0.1M NaOH水溶液の標定
第5回 中和滴定による酢酸の定量
第6回 柑橘類に含まれる有機酸の定量
第7回 pHの原理と有機酸の緩衝作用の観察
第8回 マイクロピペットの取り扱いと精度検定
第9回 比色分析の原理
第10回 比色定量法
第11回 発色操作をともなう比色分析
第12回 茶飲料中のカテキンの定量

〔授業外学修の指示〕
・授業の最初に実験について説明をするので、遅刻は厳禁とする(説明を聞けない場合は欠席扱いとする)
・実験着を必ず持参、着用すること
・電卓を持参すること
・各回の授業内容には連続性がある為、学習した内容を毎回必ず復習し、次回の実験の基礎知識として身につけておくこと

〔使用教材〕
必要に応じてその都度配布する。

〔参考図書〕
必要に応じて指示する

〔成績評価の方法・基準〕
受講態度(50%)、およびレポート(50%)により総合的に評価する。

〔学生へのメッセージ〕
この科目では、これから大学で学ぶ食品および栄養成分の分析に関する基礎的な知識と技術を身につけます。授業を通じて様々な実験手法を修得し、さらに得られた結果について考察することで、実験の進め方全般に関して理解を深めてください。

〔教員の実務経験〕
民間企業において食品の研究開発に従事していた経験を活かし、化学実験に関する基礎的な知識や技術が身につくように指導している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕FOH1221

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)食や栄養に関する高度な専門知識・技能を修得している。(知をみがく/知識・理解)
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