健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
440200
専門基礎科目
人体の構造と機能及び心身の発達
1回生 後期
授業コード 科目名 単位
440201
解剖学(骨格・筋・神経)Ⅱ
1
代表担当者名
峯松 亮
科目内容
〔授業の到達目標〕
受講するすべての学生が次のような知識や能力を身につけられることを目標とする.
・筋の起始,停止,作用,神経支配を理解できる.
・筋の位置関係が理解できる.
・理学療法学専門科目の学習のために神経系の基本的構造および構成要素を理解できる.
・中枢神経系における神経核と神経路の構造について理解できる.
・末梢神経および中枢神経の関係について理解できる.

〔授業科目内容の概要〕
医療従事者を目指す者として,今後の専門科目や実習などを修得するにあたり,また将来のリハビリテーション現場において,人体の構造と機能を理解しておく事は必須の事項である.そのため,解剖学は必要不可欠な学問である.本講義では,特に理学療法学において重要な位置を占める運動器である筋および神経系を中心に学習し,それらの構造と機能を修得する.

〔講義計画〕
第1回 上肢帯・上肢の筋
第2回 手部の筋、下肢帯の筋
第3回 下肢の筋、足部の筋
第4回 体幹の筋
第5回 頚部の筋
第6回 頭部・顔面の筋
第7回 神経の基礎と髄膜、脳室
第8回 大脳
第9回 大脳基底核、間脳
第10回 脳幹、小脳
第11回 脊髄神経
第12回 脳神経・自律神経系
第13回 伝導路
第14回 反射、神経の発生
第15回 定期試験
第16回 最終まとめ

〔授業外学修の指示〕
覚えるべきことが非常に多いので,授業前の予習と授業後の復習をすること.
分からないこと,理解できないことは必ず調べる,質問するなどして解決すること.

〔使用教材〕
『プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系』監訳:坂井建雄/松村讓兒,医学書院 ISBN978-4-260-00239-4
『理学療法士・作業療法士・言語療法士のための解剖学』 監修:渡辺正仁 廣川書店 ISBN4-567-51775-1
・必要であればプリントを配布する。

〔成績評価の方法・基準〕
定期試験100%(授業で学習した内容全体を出題範囲とする.形式は記述式,選択式を含む).配点は筋領域が40%,神経領域が60%で,あわせて60%以上の成績にて単位を認定する.

〔学生へのメッセージ〕
解剖学と生理学は理学療法を学ぶ上で非常に重要な科目となります.知識を自分のものにして,そこから他の科目の理解につなげていけるようにして下さい.

〔教員の実務経験〕
理学療法士として業務に従事してきた経験を活かし、現場での実体験をまじえながら、その際に必要である知識を中心に学生に教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕SFH1121

この科目の単位を修得していない者は3年次・4年次配当の専門基礎科目・専門科目の履修はできない。
〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)理学療法学に関する深い専門的知識と高い技術を修得している。(知をみがく/知識・理解)
(7)修得した知識、研究・調査能力を用い、生涯にわたって自ら学び続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力)
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