健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
440400
専門基礎科目
人体の構造と機能及び心身の発達
1回生 後期
授業コード 科目名 単位
440401
解剖学実習
1
代表担当者名
峯松 亮
科目内容
〔授業の到達目標〕
1.骨および筋の構造と形態を理解できる.
2.骨およびその各部の名称を理解できる.
3.筋の位置関係および起始,停止,支配神経,作用を理解できる.

〔授業科目内容の概要〕
解剖学講義で修めた知識をもとに,骨および筋の立体的な構造と形態を理解する.骨学では.骨標本により骨のスケッチなどを通して,各部の名称や筋との関連を理解する.筋学では,筋模型とスケッチなどを通して,筋の形状と起始,停止を学習するとともに筋の位置関係を正しく理解する.また,各筋の神経支配,作用を理解する.さらに授業毎(授業計画に示す領域)に口頭試問を実施する。

〔授業計画〕
第1-3回 骨学(上肢)
第4-6回 骨学(下肢)
第7-9回 骨学(頸部・体幹)
第10-12回 筋学(上肢)
第13-15回 筋学(下肢)
第16-18回 筋学(体幹)
第19-21回 骨学(頭部)
第22-24回 筋学(頭部,頸部)
第25回 定期試験

〔授業外学修の指示〕
実習講義なので,原則として出席が4/5に満たない場合は単位を修得できない.
授業前の予習と授業後の復習をすること.
課題の提出期限および合格期限を厳守すること(成績に加味する).また,課題の一環として口頭試問を行う(口頭試問の合否は成績に加味する).
授業連絡はメールで行うので,メールに注意する(メールの確認は自己責任).
小テストを行う場合がある(実施した場合、小テストの結果は成績に加味する).
補講をする場合がある.

〔使用教材〕
『プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系』監訳:坂井建雄/松村讓兒,医学書院 ISBN978-4-260-00239-4
『理学療法士・作業療法士・言語療法士のための解剖学』 監修:渡辺正仁 廣川書店 ISBN4-567-51775-1
視聴覚教材,骨標本,筋模型,配布資料など
教材に加え、白衣を持参すること

〔参考図書〕
自分にあった参考書(相談に応じます).

〔成績評価の方法・基準〕
定期試験:100%(授業で学習した内容全体を出題範囲とする).または80%(但し,小テストを実施した場合)
小テスト:20%(但し,小テストを実施した場合.出題範囲は授業時に伝達).
その他:〔授業外学修の指示〕に記載の成績に加味するとは,課題、口頭試問については定期試験より減点することをいう.

〔学生へのメッセージ〕
解剖学講義で履修した知識を本実習で統合しよう.実際に,目と耳と手と体を使って知識をまとめるとともに,理解を深めよう.

〔教員の実務経験〕
理学療法士として業務に従事してきた経験を活かし、解剖学の必要性と重要性を学生に教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕SFH1121

この科目の単位を修得していない者は3年次・4年次配当の専門基礎科目・専門科目の履修はできない。
〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)理学療法学に関する深い専門的知識と高い技術を修得している。(知をみがく/知識・理解)
(8)理学療法学に関する専門的知識と的確な技術をもって、人間の身体と健康に関する今日的課題を解決し、自らの価値観のもとに創意工夫をこらすことで、地域社会および国際社会に貢献することができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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