科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
---|---|---|---|
441000 |
専門基礎科目 |
人体の構造と機能及び心身の発達 |
2回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
441001 |
運動学実習 |
1 |
|
代表担当者名 | |||
高取 克彦 |
科目内容 |
---|
〔授業の到達目標〕 運動学の座学で得た知識を歩行などの正常動作観察や動作分析を通して理解できる。 〔授業科目内容の概要〕 運動学で学習した基礎知識(すなわち生体力学や四肢における関節運動学など)を理解した上で、実際の人間の運動・動作・姿勢制御について各種分析機器などを用いて実習する。また、四肢関節の固定や制動による障害モデルの体験などを通して、それらが正常動作に与える影響を運動学的視点から分析する。 〔授業計画〕 第1回 足部の運動学1 第2回 足部の運動学2 第3回 体軸骨格の運動学1:体軸骨格の構造と機能,頚椎の運動学 第4回 体軸骨格の運動学2:胸椎・腰椎の運動学 第5回 正常歩行の基礎理論1:空間的・時間的指標 第6回 正常歩行の基礎理論2:体重心の変位と制御 第7回 正常歩行観察と分析 第8回 正常歩行観察と分析2:歩行周期分類による観察 第9回 異常歩行の捉え方1:拘縮・筋力低下 第10回 異常歩行の捉え方2:筋緊張異常,感覚障害など 第11回 姿勢保持と姿勢制御および姿勢制御ストラテジー 第12回 各種動作分析機器による計測と分析1:圧分布測定装置による歩行解析 第13回 各種動作分析機器による計測と分析2:重心動揺計測 第14回 各種動作分析機器による計測と分析3:表面筋電図,トルクマシーン 第15回 定期試験 第16回 症例動画を用いた歩行観察と定期試験解説 〔授業外学修の指示〕 正常歩行や正常な姿勢制御メカニズムを十分に理解した上でなければ異常歩行や姿勢異常の評価を行えないので、運動学A/Bの復習を行っておくこと。 各回に小テストを実施する(出席確認を兼ねる) 〔使用教材〕 配布資料、各種機器 〔参考図書〕 「臨床運動学ワークブック」辻下守弘/清水ミシェル・アイズマン (医学書院) ISBN 978-4-260-24435-0 「運動学実習」中村隆一/齋藤宏 (医歯薬出版) ISBN 978-4-263-21154-0 〔成績評価の方法・基準〕 定期試験(100%)で評価する. 〔学生へのメッセージ〕 授業は動きやすい服装(トレーニングウェアなど)に更衣の上,出席すること。 〔教員の実務経験〕 理学療法士としての経験を生かし、身体活動に関する計測について、基本的な機器の使用方法および計測の意義・目的について提示しながら、実習を行っている. |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕SFH1122 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)理学療法学に関する深い専門的知識と高い技術を修得している。(知をみがく/知識・理解) (8)理学療法学に関する専門的知識と的確な技術をもって、人間の身体と健康に関する今日的課題を解決し、自らの価値観のもとに創意工夫をこらすことで、地域社会および国際社会に貢献することができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |